「天が中国共産党を滅ぼす」は誤解を生み易い  
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 【明慧日本2016年11月15日】私は明慧ネットの文章『横断幕を改善したらどうですか』という文章を読んで、自分の感想について述べたいと思います。

 常人に大法真相を伝えるとき、多くの同修は常人が誤解しやすい点に気づいていると思います。「法輪功が中国共産党に迫害されているため、中国共産党は法輪功の敵で、人を三退させている法輪功の人は、共産党を消滅させようとしているのだ」と人々によく勘違いされています。このような誤解は、私たちが衆生を救い済度する際に大きな阻害となっており、このように思っている常人は、三退することは私たち自身のためだと思っています。

 常人がこのように誤解するのは、おそらく私たちにも原因があると思います。たとえば「天が中国共産党を滅ぼす」 「中国共産党解体」といった横断幕は、常人に私たちの目的は「中国共産党を消滅させる」ことだと思わせてしまいます。常人がこれらの横断幕を目にしたとき、私たちが大法の真相を伝えるときの始めの一言が「天が中国共産党を滅ぼす」という強烈な一言と同じような感覚になっています。

 あるとき、同修が私に経験したことを話してくれました。ある観光スポットの同修が、中国から来た旅行者に三退の話をしているとき、常人がどうして三退するのかと尋ねると、隣にいた煉功しているもう一人の同修が「天が中国共産党を滅ぼすから」と言いました。これを聞いた常人たちは驚いて、その場を離れてしまいました。この話を教えてくれた同修もその場にいて、この状況を見てとても悲しくて涙が出そうになったと言いました。

 もし私たちの横断幕が、もっと常人に大法のことを伝え、常人の誤解を無くす立場から考えることができ、常人に私たちの善を感じさせることができれば、大法の真相を一歩進んでもっと理解させやすくなります!

 常人の中にはたとえ佛を信じない人でも、佛法は良いものであることを知っているし、認めています。法は中国で数千年もの伝承があり、中国共産党に無神論を洗脳されていながらも、全部抹消されることはないと思います。多くの常人は法輪功が法修煉法であることを知らず、いったん彼らに法輪功は法の一種であり、法と善い縁を結び、善い応報が得られることを伝えると、彼らのために言っているのだと理解してくれます。師父は法の形式で大法を伝えることは、個人的な考え方からしても、法を得させやすくするだけでなく、常人に大法の真相を説明するのにも良いと思いました。このようなメッセージを横断幕で伝えることができれば、字数は少なくても、数千年の文化の伝承が含まれているために重みがあります。

 また、私はすでに党員所属年数を過ぎたし、三退と関係ないと思っている常人が多くいます。同修によれば、それは中国共産党による一方的な制限であり、今回は自分から進んで脱退します。このように言うと、常人はこれは選択肢であることを理解できます。私たちの横断幕に「善には善の、悪には悪の報いがあり、善良を選んで、三退して身の安全を守る」のようなメッセージを載せると良いでしょう。

 私たちがパレードで掲げる横断幕は、常人に法輪大法を知らせる役目があり、大法の真相を伝える形式でもあります。いかに常人に「真・善・忍」を感じさせるかは、大法の真相を知ることや三退することと深く関わっており、よく考慮すべきところです。

 至らないところがありましたら、慈悲なる指摘をお願いします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/4/335850.html)
 
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