吉林省:法輪功学習者2人 刑務所で迫害される(写真)
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 【明慧日本2014年10月24日】吉林省松原市の法輪功学習者・楊宝森さん(57歳男性)と長春市の法輪功学習者・魏成さん(40代男性)は現在、ともに公主嶺刑務所で不当に拘禁されている。

 2008年12月23日、楊さんは自宅から宇宙路派出所の警官により不当に連行され、家宅捜索を受けた。その後、警官は楊さんを鉄の棒で殴って足10本の爪を損傷させた。さらに、冷水を頭から浴びせて室外に放置した。それらの迫害により楊さんは腰部以下が腫れ、歩行困難になった。

 

 拷問のイメージ図:真冬に冷水を浴びせられる

 2009年3月末、県裁判所は楊さん本人にも家族にも通知せず、秘密裏に楊さんに対する不当裁判を開廷し、懲役10年の実刑判決を宣告した。

 同年、楊さんは公主嶺刑務所に拘禁された。楊さんは刑務所で5年間、小さな椅子に座らされたり、真冬に服を全部脱がされて冷水を浴びせられたりし、口にお酒を注入されるなどの迫害を受けてきた。

 昨年4月、楊さんは「厳管隊」に移され、警官らに4本のスタンガンで同時に電気ショックを加えられ、胸部、背中、太ももなどが傷だらけになったという。

 2007年5月27日、農安県公安局は「法輪功の横断幕を作った」との理由で魏さんを連行した。その後、農安県裁判所は魏さんに対して3回にわたって判決を下した。2007年11月2日、裁判所は魏さんに懲役5年の判決を宣告したが、2008年3月に8年に変更した。さらに、2009年3月27日に18年に変更した。 

 2007年9月、魏さんの妻は派出所へ行って、魏さんの解放を求めたが、警官に「みんなを解放しても、魏成は解放しないぞ」と脅迫された。そして、警官は魏さんの妻を不当に連行して拘留した。その後、魏さんの妻は、通院している病院が妊娠証明書を出してくれたため、解放された。

 懲役18年の重刑判決を宣告された魏さんは、公主嶺刑務所に拘禁された。魏さんは刑務所の迫害で危篤に陥り、刑務所外の病院に搬送されたことがある。現在、魏さんは刑務所の病院に入院している。

 魏さんが連行されてから、妻も迫害されて精神障害者になり、2人の子供は孤児院に入れられたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/19/297911.html)
 
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