独・主流メディア 法輪功の活動を報道(写真)
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 【明慧日本2016年11月15日】欧州23カ国、千人以上の法輪功学習者が11月4日、ドイツのミュンヘンで修煉体験交流会を開催した。同時に中国大使館の前で迫害に抗議する活動を行い、中国共産党による学習者からの生体臓器狩り、売買行為の暴挙を制止する署名活動を行った。

'图:《南德日报》报道《反对强摘器官》(Protest gegen Organraub)网络截图(图)'
記事「臓器の強制摘出に反対」

 ドイツの主流メディアである南ドイツ新聞社は、ドイツにおいて発行部数が最大の新聞社である。この新聞社は学習者が11月4日に行われた活動を取材して報道した。報道のタイトルは「臓器の強制摘出に反対」、以下は報道内容の訳文である。

 善良で法を守る国民が失踪、逮捕、拷問、殺害に遭っている。そして彼らの心臓、肺、腎臓などの臓器が摘出、売買され、中国政府は暴利を得ている。このような悲惨で非人道的な行為が、中国の数千万人の学習者の身に起きている。

 11月4日、100人以上の学習者がミュンヘン市庁舎前のマリエン広場で集会を開き、中国政府の法輪功に対する17年間の長きにわたる迫害、中国政府の主導で生体から強制的に臓器を摘出している行為について抗議した。

 取材を受けたドイツの法輪功スポークスマンの周氏は、中国政府が学習者の生体から臓器を摘出している黒幕であると確信している。政府官員は生体臓器摘出を通して、学習者の臓器を売買することによって暴利を得ていると話す。彼女は1989年にドイツに来た後、学習者と出会い修煉を始めた。彼女の中国にいる母親や多くの友人が法輪功の学習者だという。「信仰を放棄しないために、彼らは脅迫、私生活への妨害、中には逮捕や刑罰を科されています」と話す。「私の友人の1人が長い間失踪しています。未だに彼の居場所を知る人はいません」とも話した。

 中国の学習者は1999年から残酷な迫害を受けている。法輪功は「真・善・忍」を掲げており、「偽・悪・闘」を価値観とする中国共産党政権はこれを容認できないのだ。そのため数千万人の学習者が信仰を放棄しないため逮捕され、刑罰を科され、迫害によって殺害され、または放浪生活を強いられ、家があっても帰れないのである。

 このほか目撃者が提出した証拠により、多くの学習者が臓器の需要によって殺害されたことが判った。例えば法輪功に対する迫害前は、中国の臓器移植件数は緩やかな伸びだった。2006年、中国工程院院長、衛生部多臓器移植研究重点実験質の責任者、浙江大学医学部付属第一医院院長、および中華臓器移植学会主任の鄭樹森がメディアの取材を受けた際、1992年から1998年までに、全国で肝臓移植手術が行われた症例はわずか78例だった。しかし1999年以降、全国での肝臓移植手術の症例が急増している。これは中国共産党の法輪功に対するジェノサイドに関係している。

 そのほか3人の国際調査員によれば、2010年ノーベル平和賞の候補者で、カナダの前アジア太平洋局長のデービッド・キルガー氏、国際人権弁護士のデービッド・マタス氏、英国のベテラン記者のイーサン・ガットマン氏が共同で提出した中国の生体臓器摘出の最新報告によると、目下、中国において年間6万〜10万件の移植が行われている。中国当局の臓器移植機構の最少ベッド数から計算すると、2000年以後、169の移植施設で行われた肝臓、腎臓の移植は100万件以上にのぼり、この数字は世界最大である。

 ドイツ国際人権協会(IGFM)理事のフーバート・クァパー氏は「多くの証拠が表しているように、法輪功学習者は中国共産党の生体臓器摘出の最大の被害者です」と話した。

 欧州30カ国以上の国々から1千人以上の学習者がミュンヘンに集まり、欧州法輪大法修煉交流会に参加した後、11月5日に迫害停止を呼びかける大規模なパレードが行われた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/9/337442.html)
 
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