明慧法会|司法関係者と市政人員に真相を伝える
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年2月5日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 私は市内で携帯電話で真相を伝えて人を救い、すでに8、9年になりますが、その期間中紆余曲折があり、同修たちと緊密に協力したこともあれば、同修たちがばらばらになったこともありました。しかし、全体を形成していたので途切れさせたことがなく、人を救うのに非常に有効な方法でした。SIMカードの実名制度の厳しい時期に、私たちは全体で交流し、みんな内に向けて探し、時間を集中させて正念を発し、中国共産党の妨害と阻止を否定したので、SIMカードは続々と使え、救われた人もますます増えていきました。不完全な統計によると、携帯電話で三退した人は毎月2万人前後に達しました。

 私たちのグループがどのように協力して司法関係者と市政の人員に真相を伝えたのか、その体験を私たちは今、話し合っています。

 江沢民告訴がはじまって間もなく、各地で広範囲に不当に連行され、大法弟子が迫害され嫌がらせを受けたので、私たちの何人かが自らグループを作り、司法関係者と市政府の人員に真相を伝えました。

 みんな長年携帯電話で話した経験がありましたが、中国共産党から深く毒害された人に真相を伝えるのは非常に難しかったのです! プレッシャーがとても大きいため、ある同修は頭が痛かったり目まいがしたりして、ある同修は嘔吐して息苦しくなってしまい、さらに普段はよく話せるのに電話を持つと黙り込んでしまう同修もいました。このようにして数日過ぎると、電話に出てくれる人が少なくなるので、三退する人もさらに少なくなってしまいました。この状況を突破しなければならず、心性の境地を向上させなければならないことは、はっきりわかっていましたが、やはり外に求める心がありました。地方の同修が多くの警官に三退を勧めていると聞いたので、どのように真相を伝えているのか、地方の同修に聞きました。話を聞いた後、内に向けて探すと、法を学び正念を発することに関して差があり、慈悲心が不足していることに気が付きました。そして、この方面を一層重視し、うわべだけ行うような状態にとどまることは出来ませんでした。しかし、地方の同修の二言、三言で電話を切るというやり方に対して、地方の同修と交流し「真相をはっきりと伝えることを主な役割とせず、三退の数字に執着してはならない」ということを法の中で悟りました。

 真相を伝えた後も数人がいつも交流し、今日は心性のどこを保つことが出来なかったのか、どこが劣っていたのか、この話はどのように話せば衆生にわかってもらえるのかなど、名を求める心や嫉妬心をみんながさらけ出し、互いに自分の考えを話し、法に照らし合わせてバランスをとり、他の人がどのように真相を伝えているのかを見るようになり、自分を探し始めると、心性が速く向上し、慈悲心が出て来たので、本当に警官を兄弟のように身近に感じるようになりました。

 そうこうしているうちに、ちょうど大規模な捜索が始まりました。中国共産党は市内の反迫害プロジェクトを重大案件と定め、私たちのグループも2人が調査され、その内の1人を警官が写真を持ちながら探し始めたので、当時、私たちの地区では恐怖の虚像が作り出され、あちこちにパトカーが停まっていました。その数日間、私たちもパトカーに後をつけられました。運転手は修煉を始めたばかりの同修で、パトカーにつけられた後、来なくなってしまったので、車にも問題が現れ、他のプロジェクトの同修の1人が本来は参加したがっていたのですが、やはり来なくなってしまいました。

 学法した後、数人が頑張って座って交流し、みんなが自分の考えを言いました。携帯電話のプロジェクトに参加している私たち一人一人はみな「いくつも職務を兼任」しており、ある同修は協調の連絡人であり、ある同修はいくつかのグループへ資料を刷り増ししており、ある同修は機械の整備やシステムの保守を行っており、ある同修は購買や買った物にナンバーを打つことに責任を負っているなど、みな忙しかったのです。ですから、この携帯電話のプロジェクトに参加するのはプレッシャーであり、困難にあった時に「もう参加したくない」という考えを持ったことがあったので、交流を通じて、みんな正念を持ち続けました。そして「中国共産党に脅迫され、深く毒害された衆生を救わなければならない!」と意見が一致しました。そして、師父と大法を信じ、継続してやり続けることにしました。

 確固とした正念を持った後、精進している運転手が見つかり、さらに「真相を伝えて人を救うためであれば、用意は出来ている」と意志表示をしていました。これで、車の問題も解決しました。そして、グループの状態も落ち着きました。大法の要求に基づいて行い、旧勢力の全ての按排を全面的に否定し、このすべての困難やストレスを虚像とみなし、特に警察のブラックリストに「連行すべし」と載っている同修は、みんなと協力してマイナス思考を制止し、法の中で修煉し正念を持ち正しく行いながら、必ず励んで歩んでこなければなりませんでした。外在的な困難と危険のために停止することなく、旧正月を祝い、止めることなくみんなで互いに励まし合い、最後まで人を救いました。

 不完全な統計によると、この数カ月で協力して真相を伝え、司法関係者や市政法委員会、公務員など、すでに450人以上が真相をわかり「三退」し、その中には公安局長や検察庁長官、裁判所の長、県長、警察署長、拘留場の所長、警官、企業の高級管理人などが含まれていました。三退したすべての人に対して、「三退」に同意するかを問いただし、「いいですよ!」 「いいよ!」などと対応した人は三退したとは認めず、電話を切った後、改めてかけ直し、確認した後に初めて本当に「三退」したと認めました。さらに、迫害に加担したことのある人には自分の名前を用いさせ、名前をつけたがらない時は、その人たちに「同名の人はたくさんいますので、怖がらないでください」と伝えました。

 実際、この人たちはその他の常人と比べて別に変っているわけではなく、これらの既得権益者は深く毒害され、自分の利益に執着しており、ただ知識があり、常人と比べて細かいことを気にかけすぎて、びくびくしているだけなのです。司法関係の最下層の人員の中には乱暴で無礼な人がおり、背後に隠れているものは中国共産党に洗脳され、真相がわからないためのひどい恐怖でした。ですから、一般的に各自の伝え方を採用し、協力が必要な時はみんな作業を止めて集中的に発正念しました。1人の同修が完全に理解させられない場合は、別の同修が違う角度から真相を伝えました。かつて迷いの深い警官がいて、私たち4人が代わる代わる真相を伝え、その警官が真相がわかって「三退」するまでずっと真相を伝えました。

 次は、三退したいくつかの例をお話しします。

 1、全体が協力すると効果がよい

 ある日、洗脳班の主任に電話をかけました。同修が「あそこは邪悪で、多くの大法弟子が迫害されました」と言いました。その主任が電話を取ると、意外にも師父の法を暗唱していましたが、その後、一部分だけを取り上げて意味を歪曲させ、洗脳された者ならではの腕前を発揮しました。私たちが正当な道理をふまえてその主任の言うことに反駁(はんばく・反論)すると、その主任の原形がさらけ出され、魔に取り憑かれた状態が現れ、口の中で絶えず呪文を念じ、念じれば念じるほど速くなり、どのように真相を伝えようと、この主任は人間らしい発言をせず、ひたすら呪文を念じていました。数人の同修がすぐに一斉に正念を発し、代わる代わる真相を伝えると、その間にいくつか人間の言葉を話しましたが、その後、再び呪文を念じ始めたので、私たちは携帯電話を真ん中において、大声で一斉に発正念の口訣を念じ、それを何度も何度も繰り返しました。その時、私たちの正念が相手の空間場全体に入っていくのを感じ、この生命をコントロールしていた低い霊体が大量に処分されているのを感じましたので、それを大体1時間続けました。そして、私たちはその日は終わりにしようと決めました。しかし、電話を切った後、この主任からのショートメールを受け取りましたが、やはり法を歪曲し、私たちを「転向」させようとしていました。

 しばらくして、私たちは交流し、再び主任に電話して主任を操っている邪な要素を解体しようと決めました。そして、電話をかけましたが、主任は認めようとせず「かける相手が間違っています」と言って電話を切ってしまいました。そこで、私たちは正念を集中して加持し、同修が慈悲の心理状態を以って再び電話をかけ、なぜ電話をかけたのかをこの主任に伝えると、同修が確かに主任のためを思っていることがわかり、認めてくれました。さらに、態度が少しずつ変化し、以前呪文を唱えていた時とはまるで別人のようでした。そして、「あなたたちの発正念はすばらしい、私は『転向』させる仕事をしていますが、これからはこのようなことは行わず、もしあなたたちの誰かが洗脳班に入ってきたら、すぐに正念を発してください。重要な事柄については私には手に負えませんが、私の能力の範囲内であなたたちを助けることができるでしょう」と言いました。

 同修はさらに主任に「大法書籍を読んだことがあるというのであれば、修煉の道に入り、法理を正しく悟るべきです」と勧めると、承知し、最後にもう一度感謝の意を表しました。

 さらに、邪に悟ってしまった修煉者が警察に協力して大法弟子を洗脳していました。このことを知った後、私たちは同じ方法でこの修煉者に真相を伝え、とても長い時間をかけて2回真相を伝えると、この修煉者は感動し、私たちに会いたがりました。しかし、遠方で会いに行くのに不便だったので地元の同修に連絡し、引き続きその修煉者を助けてもらうよう同修にお願いした結果、現在戻って来ました。

 2、親切で自然体に衆生を兄弟とする

 絶えず学法と交流を強めた後、正念が強くなり、本当に警官を兄弟とみなすと、警官たちがかわいそうに思えてきました。すると、慈悲心が出て来て、自然な口ぶりは非常に穏やかでしたが、力が込められていました。

 ある時、まさに迫害が発生している地区で法輪功への迫害を主管している公安局長に電話をかけました。他の同修は作業を止めて正念を発しました。その公安局長を身内とみなし、名前を呼ぶ時も心からの親切さがあったので、ずっと聞いてくれました。そこで「自分のことを守らなければなりません」と伝えると、本性には善良な一面があることがわかったので、胸中を吐露して話し助けたいということを伝えました。その公安局長に「どのように自分を守るのでしょうか? それは真相を理解して大法弟子に対してやさしく対処する、ということです」と伝えました。このような話から話し始め、時勢を伝え、中国共産党の毎回の運動の中で積極的に応じた者の末路を伝え「現在の法律の『案件の処理に参与する一人一人がその責任を一生負わなければならないという終身責任制』と『責任をさかのぼって調べる制度』などはみな、わざわざあなたたちのために作られたものです」と伝え「江沢民の罪悪に替って罪をかぶってはなりません」と伝え、さらに「法輪功は佛法で、全世界にあまねく伝えられています」などを伝えました。

 最初、その公安局長は私たちが誰であるかを尋ね続け「法輪功が真・善・忍を伝えるのであれば、どうして自分の名前を言おうとしないのか?」と問われ、同修は「『真・善・忍』は大法であり、私たちは本当に真・善・忍に基づいて行っており、あなたに名前を伝えることによって、犯罪を犯させるわけにはいかないのです。私たちの師父は『轉法輪』の中で『わたしは言いたくない話は無理に言わない人間ですが、わたしが口にすることは常に本当の話でなければなりません』と説かれました」と伝えました。その公安局長は多くの大法弟子と接触したことがあり、修煉者をよくわかっていると思っていたので、ずるがしこくも難解な多くの問題を出して来て、真相を伝える同修を困らせようと企みました。その時の回答を現在ではすでに確実にもう一度繰り返すことはできませんが、師父のご加持の下、同修たちの正念を持った協力の下、真相を伝えた全体の過程には法輪大法の威力が本当に反映されていました。問題への回答が一分の隙きもなかったので、その公安局長はとても感心しました。

 しかし、その後でその公安局長は「あなたたちが洗脳班に入って苦を舐めることは業を滅することになるのではありませんか? それならば私たちはあなたが業を滅するのを手伝っていることになるので、あなたは私たちに感謝すべきです!」と言いました。すると同修は「私たちには私たちの修煉の状態があり、それは師父がお決めになるので、業を滅するかどうかということとあなたたちとは何の関係もなく、あなたたちがこのように迫害しているのは、法律に違反しており、さらには天理に反しているのです! 山のように高い罪を自分で作ってしまったのであれば、それはもう到底返せません」と答えました。

 すると、その公安局長は今度は「何の証拠があって法輪功が佛法だと言っているのか?」と言うので、同修は佛教の起源から佛教の末法までを伝え、法輪大法の威力について伝え始め「もし佛法に威力がないのであれば、法輪功が世界中に伝わりますか? なぜこんなに抑圧されているのに、信仰者がどんどん増えるのですか? 今、もし誰かが中国共産党を信じると発表したら、その人は収入がなくなるので、おそらく共産党を信じる人は誰もいないと思います! さらに言えば、本当の真理というものは、いかなる外在の圧力にも屈服しないのです」と答えました。その後、公安局長は絶えず質問し、同修も絶えずその質問を解決したので、最後に「私は多くの電話を受け、電話をかけて来た者は話を全部話し終わる前に電話を切り、質問に答えることもなく、また、捕まえてきたあなたたちの多くにも質問しましたが、答えにはみな漏れがありましたが、こんなに長い時間話していたのに、漏れが見つからず、しっぽをつかむことがまったくできず、本当に納得できたので、本当にまじめに『轉法輪』を読んでみます」と言いました。

 同修がその公安局長に三退を勧めたところ「私は三退しなければならない、あなたが二度と電話をかけて来ないように」と言い、その公安局長は非常に私たちの話を聞きたがり、なかなか電話を切ろうとはしませんでした。電話口では同修が真相を伝え、そばで同修が1時間に渡って正念を発し続けましたが、その日はとても遅くなり、やっと電話が終わりました。私たちが帰宅した時、数人の同修の家族は安全を心配し、あちこち探したようでした。

 次の日、再びその公安局長に電話し、また40分間真相を伝えました。その公安局長は、心から敬服している、と言い、さらに、二度と大法弟子を迫害しないことを承知し、電話でずっとお礼を言っていました。さらに、時間がある時に頻繁に連絡をくれるよう同修を誘っていました。

 私たちは「これは師父が加持し、励ましてくださり、自信を向上させてくださったのだ」ということがわかりました。

 3、諦めない

 電話をしているといつも罵られ、話がもつれて時間を浪費してしまうのですが、私たちは簡単には諦めませんでした。

 江沢民告訴が始まって数カ月経った時、多くの同修がつかまり、騒ぎを起こされ、それでも私たちは警官に電話をかけ続け、ある警官は激しく罵り、罵った後電話を切ってしまったので、再び電話をかけると再び罵られ、それを7回繰り返しました。同修の1人が電話をかけたがらず、別の同修が「注力して発正念をして、もう一度電話をかけましょう」と促しすと、同修が電話をかけて「お兄さん」と言いました。そして、慈悲が私たちの空間場に満ち「お兄さん、気持ちを静めてください、私たちの姉さんはあなたのためを思っているのです、江沢民があなたたち警官を迫害死させようとしていることは知っていますか? 大法弟子はあなたたちを解放させるために江沢民を告訴しているのであり、江沢民は罪人で、あなたたちをスケープゴート(身代わり、生贄(いけにえ))にさせたくないと大法弟子は思っているので、あなたたちを告訴するのではなく、江沢民を告訴しているのであり、このように行うのはすべてあなたたちを救うためなのです」と言いました。同修の1人が真相を伝え、その他の同修が正念を発すると、慈悲の力がその警官の心を貫通しました。その瞬間、警官の態度が大きく変わり「お姉さん、さっきは私が間違っていました、あなたたちに謝罪します。周永康は悪玉です!」と言いました。その警官が変わったのを見て、同修は「あなたはさっき大法を罵って大きな罪を犯してしまったので、私たちの師父に早く謝ってください!」と伝えると、その警官は「私は師父に謝ります!」と言いました。さらに「法輪大法は素晴らしい! 江沢民を打倒するぞ!」と高らかに叫びました。さらに同修が多くの真相を伝えると、それを受け入れ、党、共青団、少年先鋒隊を誠実に脱退し、さらに、法に照らして早く江沢民に制裁を加えることを希望することに賛同し、同修に感謝し、常に連絡を取りたいと言いました。

 自分は知識人だと思っている人がいます。ある時、女性警官に電話すると、電話に出たのは夫でした。その夫は公務員で、思想工作を行っており、今まで多くの電話を受け「法輪功を深く理解している」とずっと思い込み、誰もこの夫にはっきりと真相を話しませんでした。もし自分を説得できたら三退する、とこの夫は言いました。同修がいつものように大法の真相を伝えましたが、わき道にそれてすぐに話が飛んでしまい、科学や哲学などの方面から現代理論を話し、とても長い時間話しましたが、三退させることができませんでした。このような人に普段、私たちはよく出会いました。そこで、正念を発すると同時に、諦めずに説得しましたが、すでに時間が遅くなり、他の修煉者が代わって真相を伝えました。同修が別の角度から真相を伝えると、この人は極度に大法に反対しているわけではなく、いつも現代科学を用いて大法を量っていることに気がつきました。この人はずっと哲学的な論調で共産党の存在を説明し「物事の良し悪しは相対的なもので、勝てば官軍負ければ賊軍」と思い、私たちが話したことは決めつけであると思い、さらに、私たちが狂乱しており物質世界から抜け出して非現実的だと思い、知識の幅が狭く迷信などの話をしていると大いに思い込んでいるようでした。

 同修は真相を伝える普段の方法を変え、人の知識面からこの人と話を始め「ニーチェからフロイトまで、易経から奇門遁甲まで、実際私は全て見て来ており・・・」と言いました。しばらく話をすると、相手はすぐにいわゆる哲学用語を使って反駁しなくなり、感服が表われてきました。すると、同修は突然話題を変えて「これらのことは大法から見れば、実に小さく、取るに足らないものなのです。なぜなら、人の理論では大法の事は量れず、これらのことは狭く限定的なものだ」と伝えました。そして「法を習えばわかり、易経が先史文化である」と伝え「現代哲学によって切り離された物質と精神は根本的に同一であり、宇宙には真理が存在しており、法輪大法の師父は『轉法輪』の中で『真・善・忍は良い人か悪い人かを判断する唯一の基準』と教えてくださり、法輪大法はどのようにして真・善・忍という基準に基づいて修煉するのかを人に教えているのです」と伝えました。

 電話をしている間、同修が修煉における多くの例を挙げると、この人は聞き入り「必ず『轉法輪』をよく読まなければなりません」と言いました。中国共産党の問題に触れた時、直接「あなたの思考は洗脳された後の結果であり、共産党は中華五千年の文明を破壊し、毎回の運動の中でこんなにも多くの中国人を殺害し、共産党が打倒した地主や資本家の中にはあなたの先祖がいたかもしれず、今はあなたから金を搾り取り、あなたの精神と自由を規制しているのに、共産党のために歩哨に立ち、共産党の立場に立ってずっと話している」と伝え、さらに「このように行うことは先祖を裏切り、民族を裏切っているのではありませんか? 考えてみてください、殺人に狂った魔の代わりに話をする人が良い人であり得ると思いますか? 理性的であり得ると思いますか? 反省すべきではないのですか? 自分の頭脳でよく考えるべきではありませんか?」と聞きました。

 その人はしばらくだまっていましたが、「三退」に同意しました。同修が話を終わらせようとすると、なんとまるで友人であるかのように一つ質問を出し、息子が配偶者を見つけてきたがとても不満で「修煉者ならどのように対処するか?」と聞いてきました。そこで同修は『轉法輪』をよく読むように言いました。その後、何度も話を終わらせようとしましたが無駄で、電話を切ってしまうのを心配し、繰り返し「すみません、時間を使ってしまい、忙しくない時にまた話します。若い時に結婚相手と交際していた時を除いて、誰かと電話でこんなに長く話したことはなく、本当にあなたが伝える真相を聞きたいと思っています」と話しました。電話が自動的に切れるまでずっと話しており、最後に電池が切れました。その日は1回の電話で2時間近く話し、同修が帰宅した時はすでに晩の11時近くになっていました。

 真相を伝えている中で、同修は「法をよく学んでおり、状態が良い時には、師父は加持してくださり、機知に富んだ言葉が本当に次々と飛び出し、思惟が続々と飛び出してくる」ということを知りました。しかし後になってみると、どうしても真相を伝えた内容を復唱することができませんでした。

 4、不足を補う

 真相を伝えている中で、かなりな部分で話も聞かず電話も取らない人がいることがわかりました。そこで、ショートメールと写真付きのメールを編集し、車の運転手に発送に責任を負ってもらうことにしました。私たちの幾人かは違う作業を行いながら、しっかりと連携を保ちました。

 私たちは法の中で「人を救うために真相を伝えることは、人に真相をわかってもらい、物事をごまかさずに、どうすれば真相をはっきりと伝えることができるのか? 正念場がとてもすばしいという人がいるが、仕事に戻ると大法弟子を迫害することに利用されてしまう人がいる。また、その時は真相がわかっても、後になるとまたわからなくなる人もいる」ことを悟りました。そこで、私たちは特定の責任者を探し「天安門焼身自殺事件」や「1400例」などの基本的な法輪功の映像を集めました。携帯電話版明慧の真相は全面的で、微信やテンセントQQ(訳注:共に無料のインスタントメッセンジャーアプリ)を利用し、真相を伝えているその場で相手のナンバーを知り、その後、ネット封鎖突破ソフトや資料を発信し、その後で念入りに真相を伝えました。

 ある時、ある人に微信で資料を送り終わると、相手が「とてもすばらしい!」という一言を返してきたので、その人に法輪功の映像を送ると、見終わった後「ありがとうございます、感謝します!」と言うので、同修は「私に礼を言わず、師父にお礼を言ってください!」と伝えました。ある人は『江沢民の真実』を読み終わった後「江沢民はとても悪い!」 「ありがとうございました!」と言いました。

 一定期間の修煉を経ると、同修間の摩擦が少なくなり、心性も大きく向上し、人を救う気持ちも穏やかになり、官僚であろうと、普通の警官であろうと、余裕のある状態で電話で話せるようになり、救われるべき人をできるだけ救い済度するようになりました。この小さな全体で歩調を合わせる中で、次第に成熟し、自身の良くない物質を修煉で取り除きました。なぜなら、私たちに闘争心が出て来ると相手がののしり聞き苦しいことを言い出す、と気づきました。また、私たちの利益心が放下できずにいると、相手はお金を請求してくるし、私たちの色欲心がきれいに取り除かれていないと、相手は自分かあるいは独身者の交際相手を探し出してくるし、私たちの不安な心が重いと、相手は何度も「あなたは誰ですか? あなたは誰ですか? 答えないなら電話を切ります!」と追及してくることに気づきました。もちろん、これは絶対的ではありませんが、問題が出た時はいつも、法に照らし合わせて自分の問題を見ることができました。

 心を静めて自分を観察すれば、まだまだ恥ずかしく感じます。なぜなら法の要求とは程遠いからで、私たちにはやはり強い自我があり、時には嫉妬心があり、時には怠けてしまい、さらに、いつでもどこにいても、内に向けて探すことができないこともあります。しかし、三つのことをしっかりと行うと同時に、力を入れて着実に修煉し、これまで以上により多くの人を救い、師父にご安心いただけるように、協調し、皆で頑張りたいと思います!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法四』「二〇〇四年シカゴ法会での説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「正念を発する時の二種類の手印」

 (明慧ネット第13回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/7/337149.html)
 
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