東洲警察署12人の学習者の同案件を検察庁に3回提出
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 【明慧日本2017年3月8日】遼寧省撫順市東洲区検察庁は今年1月、法輪功学習者12人の罪を問う案件を東洲警察署に差し戻した。しかし、最近、再び東洲警察署から同じ案件が、3回目になるが提出された。

 12人の学習者の名前は、呂慶、胡秋風、徐桂栄、張桂苹、劉鳳娟、李明宇、秦増雲、潘福徳、東維栄、姜順愛、李刚、李艷栄である。これら12人の学習者は撫順南溝留置場で、すでに200日以上拘禁されている。

 案件の経由は下記の通りである。

 昨年6月28日、遼寧省政法委およびび610弁公室は、省内の各市、県の国保大隊、公安局に命令を出し、大規模に学習者を連行するようにと命令をし、遼寧省内だけでも約100人の学習者たちを不当に連行した。この連行は「6・28連行事件」と言われた。

 「6・28連行事件」の前、東洲区警察署の警官らは携帯電話を通して一斉に学習者たちを監視し、尾行し、待ち伏せた。この手段で対象者の名簿に従って100人の学習者を一斉に連行し、家宅捜索を行った。撫順市では22人の学習者が不当に連行された。先月28日までに、そのうちの14人の学習者が未だに拘禁されており、拘禁日数が、すでに200日を超えている。

 新撫区の2人の年配の学習者は、すでに裁判の判決がおり、彭潔さんは懲役3年6カ月と裁定され、これを不服として中級裁判所に上訴した。劉鳳玲さんは懲役5年6カ月と裁定され、遼寧女子刑務所に入れられた。東洲区の12人の学習者全員が法を犯した者として扱われている。(実際は、何も犯罪を犯していないのだが。)

 東洲区の12人の学習者に対して、東洲区警察署は「犯罪集団」として案件を東洲区検察庁に提出したが、12人全員に対して「犯罪集団の要件が揃っていない」という理由で、東洲区警察署に差し戻された。同警察署は書類を改めて揃え、再び同検察庁に提出したが、再度、東洲区警察署に差し戻された。

 最近、東洲区警察署はまたも3回目になるが、同じ案件を東洲区検察庁に提出したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/2/343733.html)
 
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