賈桂蘭さん70代は、懲役7年の冤罪の後、再び連行
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 【明慧日本2017年3月9日】チチハル市の法輪功学習者・賈桂蘭さん(74歳女性)は先月25日、チチハル北大街派出所の警官に連行された。連行された理由と拘禁されている場所は不明だという。

 賈さんは2回にわたってチチハル留置場、双合労働教養所に拘禁されたことがある。また、ハルビン女子刑務所で7年間拘禁されたこともあり、この間、いろいろな種類の拷問を受け痛めつけられた。

 賈さんはかつて血液粘稠度(多血症、各種の貧血)、関節リウマチ、婦人科疾患など多くの病気を患い、その上、中年の時に転んで大腿骨を粉砕骨折し、大腿骨に鋼線を入れ、しゃがんだら立ちあがることが容易に出来なくなった。当時、子供たち6人が学校へ通い、賈さん1人の収入で家族を支えていたが、賈さんはもう限界だ、人生の先が見えないといつもこぼしていた。

 1994年10月、賈さんは法輪功に出会い、賈さんに希望と信念を与えた。やがて賈さんは健康になり、無病状態の幸せを得た。賈さんは大法の「真・善・忍」の法理に従って人や物事に対処した。より良い人を目指し暮らす内に、毎日楽しんで生活を送ることが出来るようになった。

 しかし、1999年7.20から、中国共産党の元党首だった江沢民は法輪功に対して弾圧を始めた。同年10月16日、賈さんは現地の派出所の警官に「ちょっと、聞きたいことがある」と言われ、呼ばれたため派出所に行ったが、すぐに留置場に入れられた。2カ月拘禁され、数千元を強請り取られた後、釈放された。

 2000年12月、法輪功学習者が酷く弾圧されていることに抗議し、賈さんは北京へ陳情に行った際、電車の中で連行され、チチハル留置場に送り返され迫害された。賈さんは留置場で両手に手錠を掛けられ、両足に足かせをはめられてコンクリートの地面に放置された。当時は真冬で、中国の東北の冬はどれほどの厳寒であったか想像もつかない。今回、賈さんは労働教養所へ送られ、懲役1年6カ月が科された。

 賈さんはその後、2回北京へ行った。天安門で連行され、派出所でトラの椅子に、長時間縛りつけられ、吊りあげられるなどの拷問を受け、6千元を強請り取られた上、再び留置場に入れられた。

酷刑演示:老虎凳
拷問のイメージ図 トラの椅子に縛られる

 2003年、派出所の警官は賈さんの家に来て、賈さんを再び連行しようとしたが、不在だったため、警官は賈さんの息子を蹴って、賈さんを探し出すように強要した。息子が案内した場所にはいなかった。その後、警官は孫の学校まで行って、教師が阻むのを無視し、幼い孫を連行して脅した。さらに、賈さんは自宅を家宅捜索されたうえ、多額の現金、数冊の通帳、大法の書籍、レコーダーなど多くの物品を押収された。

 2008年9月、真相のチラシを配った賈さんは、再度不当に連行された。今回もまた家宅捜索され、音声レコーダー、大法の書籍、現金などを押収された。派出所で様々な拷問を受けた後、懲役7年が下された。

 黒竜江女子刑務所では、賈さんを転向させるために、あらゆる拷問を加えられた。それにもかかわらず、賈さんは頑として転向しなかった。よって、刑務所の警官は賈さんを眠らせないように拷問し続けた。朝5時から深夜0時まで、ずっと同じ固定した姿勢でトラの椅子に座らせて縛り付け、眠らせなかった。長い間ずっと同じ姿勢で座っていたため、臀部は出血し潰れて、傷口はズボンと付着してしまい、激痛を伴った。この間、とうとう賈さんは拷問が続く中意識を失い朦朧とし、血圧は240mmHgに達したこともあった。

 賈さんは2015年9月7日に釈放されて家に戻ったが、長期にわたって迫害されたため、両足が硬直し、足が不自由になった。それにも関わらず、先月、賈さんは再び不当に連行された。連行された理由と拘禁されている場所は不明だという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/2/343730.html)
 
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