米・ペンシルベニア州決議案 臓器狩りの停止を要求
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 【明慧日本2017年3月27日】米国ペンシルベニア州下院の健康委員会は3月13日、賛成22票、反対ゼロで、27号決議案を可決した。中国で拘禁されている法輪功学習者、宗教信仰者および少数民族などに対する臓器の強制摘出を即刻停止するように中国政府に要求し、再度中国での強制的な臓器狩りに注目した。決議案は州下院の議員に渡され表決される。

 2014年に同州下院で1052決議案が通過してからも、中国共産党は臓器狩りを停止しておらず、州下院健康委員会は再び提案し、この中国の人権侵害に注目した。

 米国政府に関連法律を制定することを呼びかける

 新しい決議案には最近2年間の国際的に独立した調査報告の数字と、米下院が通過した中国政府に生体からの臓器摘出を非難した343号決議案などの内容が含まれ、米国政府に関連法律を制定することを呼びかけた。米国民が海外で出所不明な臓器を移植することを禁止し、強制臓器摘出に参与した中国人医師がアメリカに入国することを禁止し、米国の医療機関が中国人医師に移植手術の研修を行うことを禁止し、中国が国際機関に移植施設を独立で検査させるまで続けることを主張した。

 27号決議案は下院健康委員会の委員長マット・ベイカー議員が提案し、両党からの議員20人が署名した。下院歳出委員会委員長スタン・セーラー氏、多数党核心チーム主席のマーシー・トーペル氏、少数党健康委員会主席のフロリンド・ファブリツィオ氏などのシニア議員が含まれている。

'图1:美国宾夕法尼亚州众议院健康委员会举行关注中共强摘器官的听证会。中排右二为27号决议案发起人、众议院健康委员会主席贝克先生。'

米国ペンシルベニア州下院健康委員会は中国政府による臓器の強制摘出に注目する公聴会を開いた。決議案の提案者、衆議院健康委員会主席・マット・ベイカー氏(真ん中の列の右から2番目)

 中国の拡大しつつある臓器移植の真相を暴露

 先日、下院健康委員会は27号決議案と関連する公聴会を行なった。臓器の強制摘出に反対する医師団のメンバーでフィラデルフィアの医者アン・コルソン氏は、元米国政府系シンクタンク所属のジャーナリスのトイーサン・ガットマン氏、カナダの著名な人権弁護士デービッド・マタス氏と元カナダ下院議員、アジア太平洋担当大臣デービッド・ギルガー氏が執筆した最新調査報告の内容を紹介した。中国全土で毎年6〜10万件の臓器移植手術が行われているが、政府が公表した1万件を遥かに超えている。1999年に中国政府が法輪功を迫害して以来、中国での臓器移植は150万件に達した。臓器狩りの被害者の多くは法輪功学習者であり、ウィグル人、チベット人、家庭キリスト教徒もいた。コルソン医師は公聴会で、また次のように述べた。最も不安に感じさせるのは、中国で臓器移植の減少傾向は未だなく、一方では臓器移植の病院と施設が増えており、より多くの移植医師が養成されている。

'图2:大费城地区医生科森(Dr. Ann Corson,前排左一,蓝衣者)在宾州众议院健康委员会听证会上,介绍国际社会调查和制止中共活摘器官的最新情况。'
フィラデルフィアの医師アン・コルソン氏(前列一番左)は健康委員会の公聴会で、国際社会の調査と中国政府による臓器狩りの最新状況を紹介

 公聴会が終わった後、数人の議員は法輪功学習者と話し合い、法輪功への迫害のより詳しい情報を尋ねた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/17/344388.html)
 
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