【明慧日本2017年4月16日】中国の首相・李克強氏とビジネス代表団は、今年3月22～27日にオーストラリア、3月28日にはニュージーランドを訪れた。行くところ、行くところすべての場所で「迫害停止」を中国共産党に呼びかける法輪功学習者達の姿があった。
オーストラリアとニュージーランドの法輪功学習者達はこの機会を利用して、キャンベラとシドニーで平和的にかつ理性的に、一行が通過する道端や滞在するホテルの前で、「法輪功に対する迫害を停止せよ」 「江沢民を法律に従って処罰せよ」の横断幕を掲げて、静かに訴えた。
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平和に かつ理性的に訴えかける
3月22日の真夜中、李克強一行の車列が空港を離れホテルへ向かう途中、静かに歩道に立ち並ぶ法輪功学習者たちに出会った。これらの学習者たちは「法輪大法は素晴らしい」 「法輪功に対する迫害を制止せよ」 「江沢民を法律に従って処罰せよ」と書かれた横断幕を広げ、平和的で、かつ理性的に中国の指導者に訴えた。夜9時ごろ、大勢の中国人留学生を乗せた1台の大型バスが止まった。彼らが下車した後、歩道に立つ学習者たちを見た。そして、その前の道路に立ちはだかり、横断幕をしっかりと遮るつもりであった。しかし、女性警官は学習者たちに、「あなた達は本当に真・善・忍を実践しています。彼らが阻止しに来たのに恨み言を一切いいません」と言って、法輪功の横断幕を阻止しようとする学生達の行動を食い止めた。
3月22日と23日の2日間、何人かのキャンベラの人々は街の中で横断幕を掲げている学習者を見て、親指を立てて称賛した。何台かの車が通過する時、クラクションを鳴らして支持したり、頑張るように親指を立てたりした。さらに朝、当番の警官全員が学習者を見た時、友好的に「おはよう」と挨拶をかわすと、学習者も友好的に「おはようございます」答えた。
3月24日、学習者がシドニーのマーティン広場で横断幕を掲げて平和的に請願した。ある学習者は現地で取材しているオーストラリアSBS放送局に、「李克強が今の中国の指導者なので、法輪功団体がここに来る目的は、彼に直に訴えるためです。法輪功に対する迫害をすぐにも停止し、法律に従って迫害を支持した江沢民を法の下で処罰するように強く求めます」と伝えた。
その場にいた多くのオーストラリア人の多くが、「李克強を歓迎する名義で中国領事館に扇動されて来た、法輪功を抑えようとする騒がしい人々と比べて、法輪功の団体の表情は穏やかで落ち着いていて、理知的で対照的であります」と言った。ある中国からのメディアは1人の紳士に、現場の法輪功とチベット人団体に対する印象を聞くと率直に「だれでも話をする権利があるべきです」と答えた。
李克強を歓迎する中国の人々に真相を伝える
3月28日、李克強とビジネス代表団はニュージーランドのオークランドのフィッシャー・アンド・パイケル・アプライアンシズを訪問した。学習者達は本部前の必ず通る入口付近で、「法輪大法は素晴らしい」 「法輪功に対する迫害を停止せよ」 「江沢民を法律に従って処罰せよ」 「法輪功学習者に対する生体臓器狩りを停止せよ」などの横断幕を広げた。
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当日、李首相を歓迎する人々はすべて赤い上着を身に着け、一方で法輪功学習者たちは全員黄色い上着を身に着けていた。その対比は非常に鮮明で、それぞれの群れの中でいくつかの異なった現れがあった。
李首相を歓迎する人々の中で、有縁(仮の名)という人がその場で三退をした。2人の山東籍の大学生もその場で三退をした。その中の１人が「おばさん、私は分かっています」と学習者の孫さんに小声で言った。
その後、李克強は昼にランガムホテルでビジネス界の有名人と会見した。また午後にはエプソンの総督府の前で抗議し、迫害の真相を伝えている学習者に出会った。総督府で李克強を待っている時間を利用して、学習者は『共産党についての九つの論評』を開いて書かれている真相を周辺の人達に話した。
歓迎する横断幕を持っていた年配の中国人は、「自分の父はキリストを信仰し、20年余り中国共産党に迫害されました。学習者の欒さんから迫害の真相を聞いて、全く法輪功に対する敵意がなくなりました」と話し、欒さんと記念写真を撮った。
50代の米東部の中国人コミュニティの責任者は、迫害の真相を理解した後、「あなた達から今日、さらに多くの真相を知らせてもらい、感謝します！」と言った。
