【明慧日本2017年6月26日】中国共産党広東省委員会の書記・胡春華(こ しゅんか)が6月8日、代表団を率いてアイルランドを訪問した。9日午前、アイルランドの法輪功学習者は代表団が宿泊したホテルの向かい側で横断幕を掲げて平和的な抗議活動を行った。横断幕には「法輪大法が素晴らしい」、「江沢民を法律に従って処罰する」、「法輪功学習者に対する生体臓器狩りは道義上許されない」と書かれていた。
平和的に抗議し、法輪功学習者が重要なメッセージを伝える
ホテルの警備をしている7、8人の警官も静かに法輪功学習者の述べている真相を聞いた。「中国共産党が麻酔を使わないで生体臓器狩りをする」と聞いた時、たいへん驚き、その中の2人の警官は法輪功の資料を受け取った。彼らは「自分は警備の仕事がありますが、法輪功学習者に理解し同情します」と述べた。
午前11時から夜9時まで、法輪功学習者はずっとホテル近くの歩道で座り込みと煉功をした。往来する車両の運転手は親指を出したり、手を振って挨拶したりして敬意を表してくれた。
たくさんの通行人は次から次へと法輪功の資料を受け取り、横断幕の前で長時間足を止めてこと細かく読んでいる人もいます。
法輪功学習者の活動当日、アイルランドの著名なミュージック・マネージャーであるルイ・ウォルシュ氏が車でこの場所を通った。赤信号で待っている間に、法輪功学習者が彼に真相を伝えた。車の中のウォルシュ氏はこの法輪功学習者に対して「あなた達は良くやりました! あなた達はすごい事をしていて、これはとても重要です!」と言った。離れる前にウォルシュ氏は法輪功学習者に手を振って挨拶した。
車で横断幕を遮って中国大使館の計画は2度失敗
9日午後、中国大使館員が2台の車で法輪功学習者の横断幕を遮ることを試みたが、情況が分かったアイルランドの警察官は、直ちに2台の車に離れるよう求めた。
夕方、中国大使館員は再度3台の車を派遣して法輪功の横断幕の前で長時間停車した。警官が大使館員に車を直ちに移動するように求めた。運転手が警官に釈明したが、警官は再度厳しく注意した。
以前、中国共産党の高官がアイルランドを訪問した際も、中国大使館は必ず大型の車両を派遣して法輪功学習者の横断幕を遮って彼らの平和的な抗議を邪魔していた。このような行為は人権を尊重する西洋社会では、自然と地元住民と警察の反感を招いていた。