【明慧日本2017年10月18日】(パリ=明慧記者・德龍、德祥)欧州31カ国のそれぞれの地区の法輪功学習者は9月30日、パリ市内でパレードを行なった。天国楽団が先導して、腰鼓隊、仙女隊、のぼり旗や横断幕を掲げる陣営が続いた。人々に法輪功の素晴らしさを伝え、中国共産党による法輪功への迫害を暴くと共に、社会全体が一丸となってこの迫害を制止するよう呼びかけた。
パレードの隊列が現わした法輪功のきらびやかな色彩や優美な音楽は、中国共産党による法輪功への迫害による犯罪行為と強烈な対比となり、沿道に行き交う市民の注目の的になった。法輪功の隊列はパリの繁華街や、中国人観光客が買い物で必ず立ち寄るラファイエットモール、春天百貨店、パリ歌劇場を通り、最終目的地のルーブル美術館広場に到着した。この広場で法輪功学習者たちは法輪功の煉功動作を披露した。
パリの治安状況が緊張状態にあるにもかかわらず、パリ警察は特別に法輪功のパレードを許可した。沿道の多くの民衆は、混沌とし乱れた今日の世界でこのような穏やかで、平静で、きらびやかな色彩と素晴らしいメッセージを伝達してくれるパレードを見られることは、人々の心をウキウキさせ、ホッとさせてくれるという。
インテリア設計士のナディア(Nadia)さんは、「私は仕事で世界中を飛び回っています。近い内に中国に行く予定です。今日このパレードを見て、彼らの尊重する真・善・忍は、とてもいいもので、平和的だと感じています。パリ市に生活している人々は、速さを求められ、通勤する時間も長く、煩わしくなりがちですが、この人たち(法輪功学習者)が真にとても平和的なのは彼らの表情から見て取れます。私はこの場面が好きで、撮り続けてきました」と話した。
法律関係の仕事をしているジャンクロードさん夫妻はパレードを見て、学習者からパレードの目的を聞いた。ジャンクロードさんは記者に、中国で迫害を受けている法輪功学習者が置かれている状況をよく理解してから、「中国には全く自由を表現する権利が、与えられていないですね」と言った。ジャンクロードさんは記者に電話番号を書いて渡し、助けを必要とする場合は、ここを尋ねるといいと話した。
笛を吹いている英国の若者が法輪功の隊列と並んで、「法輪大法は素晴らしい」の曲を吹きながら一緒に行進して、とても楽しかったという。