【明慧日本2017年11月17日】(デンマーク=明慧記者・林彤)デンマークの首都コペンハーゲンで11月3日から5日まで、「神秘の宇宙」と題する博覧会が開催された。115の展示ブースが設けられ、60の講座が開催された。各国から異なる民族の伝統文化、民間の芸術と精神的な信仰と実践、異なる方式の相手の心理を読み取る術、特色のある手芸作品、ミニ授業と音楽会等々、内容は豊富で、開放的な考えをもち、世界と宇宙を広く知りたいデンマーク人を引き付けた。デンマーク法輪大法学会はこの展覧会に参加し、法輪功の紹介および2回の功法の実演講座を開いた。法輪功学習者は純正な心で「真・善・忍」の大法の福音を当地の善良な人々に届け、縁のある人たちは熱狂的に歓迎した。
「ここのエネルギーは非常に強い!」
2日と半日にわたり、法輪功の展示ブースは人々に注目された。大きなテレビで李洪志先生の功法伝授のビデオを繰り返し放映し、穏やかで抑揚ある煉功音楽に従い、学習者は繰り返し五式の煉功動作を実演した。ブースの前を通る人々に資料を渡したり、法輪大法の法則「真・善・忍」を説明したり、法輪功学習者が未だに中共から迫害を受け、邪悪な共産党が学習者を殺害して大規模な臓器狩りを行っている犯罪行為を伝えた。
法輪功の展示ブースには尋常でないエネルギーがあり、人々を引き付けた。ブースの前を通ると、人々は思わず足を止め、学習者と歓談して宇宙の神秘と人生の哲理について話し合った。多くの人は交流したあと、デンマーク語に翻訳された『轉法輪』を購入した。
生命の意義を探し求め、宇宙の真理に出会う
ある男性は人生の意義について長い間探し求めていた。彼は法輪功の展示ブースを尋ね、デンマーク人の学習者・マイケルさんに出会い、法輪功の紹介を聞いたあと、その場で煉功を習いたいといい、一気に五式の動作を習った。このあと彼は生命の意義について、彼が見たほかの空間の奇異な現象などについて質問した。学習者がその質問に丁寧に答えると、法輪功についてもっと勉強したい、『轉法輪』を必ず読むと話し、満足そうに立ち去った。
気功愛好者の若者は学習者と歓談し、法輪大法の修煉を理解し大法の書籍を購入した。彼は展示ブースの横で学習者に大法について、座禅するときはどうすれば入定できるのか、身体はどのような感受があるのか、ほかの気功や宗教との異なるところは何か、等々について1時間半にわたり交流した。
展示ブースに来た若い女性に、学習者の劉さんは、「身」と「心」の関係についてを紹介した。劉さんは、「身を修めるとは、五式の動作をもって身体を浄化し、心を修めるとは、真・善・忍をもって心を修めて善い人になり、社会の中で善い人になることです。現実の生活の中で、他人が変わるべきだといい、自分を変えようとしません。そのため良い結果を得ることができずに、生活の中で苦悩しています。実のところ、私たちが他人をコントロールし、変えるのは難しく、自分の家族も同じです。自分をコントロールすれば、自分を変えることができます。修煉を通して、真・善・忍をもって自分自身を変えることができれば、他人が変わります。なぜならば、あなたのレベルが高められたのを見て、彼も相応して自分を変えようとするのです」と説明した。
劉さんはさらに例を挙げて「中国においては嫁と姑の付き合いがとても難しいのですが、法輪功を修煉して、嫁と姑の関係が睦まじくなった例が多くあります。小さくは家庭ですが、大きく言えば会社、さらに社会全体が、みんなが人として真・善・忍に基づいて行なえば道徳が高められ、人間関係が改善されるのです。修煉の中であなたは身体と心を浄化され、疾病はあなたから遠ざかり、あなたの生活の質が高められるのです」というと、若い女性はこれらの話を聞いて驚き、その場で数時間後に行われる法輪功の講座に参加することを決めた。
法輪功が受ける迫害、学習者の臓器が中共に強奪されている事実を知っている人たちも展示ブースを訪れた。一人の女性は学習者が渡す資料を受け取るのを躊躇していた。彼女は以前法輪功に対するマイナスの宣伝を聞いたことがあるという。学習者が彼女に法輪功とはなにか、中共政権がなぜ法輪功を迫害するのかを説明すると、彼女ははっと悟り、学習者の伝えてくれた真相に感謝した。
またある人たちは法輪功と聞くと、それは中国で禁止されているものですか? と聞いてくる。学習者は法輪功が中国で迫害を受けているのは、専制政治の下で独裁者に無理やりに迫害され、中共の元頭目の江沢民が嫉妬心から、国民が善を修めることを恐れ、中共の統治に対する脅威と感じて、独断で発動した善い人に対する迫害であり、中共政権下で大規模なジェノサイドが行われ、学習者の生体から臓器狩りが行われている事実を知った時、彼らの表情は厳粛になり、非常に驚愕した人々もおり、彼らは迷わずに臓器狩り反対の署名用紙に自分の名前を書いた。そして学習者が勧める『臓器狩り』のドキュメント映画を必ず見ると話した。
中国へ旅行に行ったことのある女性は、中国の学生を大虐殺した六四天安門事件が印象に深く残っているという。学習者は米国議会と欧州議会が、中共の法輪功学習者の生体からの臓器狩りを譴責する決議案が採択されたことを伝えると、彼女は「法輪功に対する迫害の早期停止を願っている。デンマーク政府が中国との経済関係を重視し過ぎており、中国の人権迫害に声を挙げないことに賛同できない」と言い、デンマーク政府が法輪功の迫害に関して中国政府に「ノー」を表明することを希望すると話した。
ある女性は展示ブースに多くの資料と書籍が置いてあるのを見て、学習者に、あなたたちの活動費はどこから来ているのかと尋ねた。彼女は、活動費は学習者自身が出しているのを知り、感激して非常に驚いた。学習者は彼女に、私たちの師父は無償で私たちに修煉を教え、私たちは心身ともに恩恵を受けているので、私たちも師父と同じように、無条件で自分の時間と金銭をもって、より多くの人々に恩恵をもたらしたいというと、彼女は何回もうなずいて、敬服の眼差しで、再三にわたり感謝した。
自分自身で煉功を体験し、非常に不思議だ!
毎日午後に行われた法輪功の講座に、多くの人々は期待し、始まる前に大勢の人たちが列に並び、身をもって東洋の伝統文化の神秘を体験しようとしていた。学習者のマイケルさんが法輪功の紹介を始めると、参加者は興味をもって彼にどのように遥か遠い東洋の伝統文化と縁を結んだのか? と尋ね、マイケルさんは自分の修煉体験を話した。
穏やかな煉功音楽が始まると、人々は立ち上がり、中には車いすに座っている女性も、同じように両腕を伸ばし、煉功の号令に従い動作を模倣した。人々は動作を一部しか習っていないのに、身体が巨大なエネルギーに包まれていると感じたという。第二式の功法「法輪椿法」を習う際、人々は両腕を顔の前に挙げた時、多くの人が非常に強いエネルギーを感じた。
講座終了後、多くの人は法輪功の展示ブースを訪れ、大法の書籍を買う人、煉功ビデオや煉功音楽をどうすれば入手できるのかと尋ねる人、当地の煉功拠点と連絡先を尋ねる人がいた。また自分の連絡先を教え、近い内に法輪功の講習会を開いてほしいと期待した。さらに功法を習ったあと、余りの素晴らしさにわざわざ感謝のために展示ブースを訪ね、ついでに功法を単独で教えてほしいと求める人もいた。84歳の女性は、講座で功法を習い、展示ブースに来て、感謝の意を表すとともに、机の上においてある資料を1部ずつ手にして、満足そうに去っていた。
博覧会が終了して数日経っても、人々から今後法輪功を学ぶためにはどうすればいいかと、問い合わせが続いた。