祖超さん夫妻が連行され、息子の帰る家がない
【明慧日本2017年12月17日】遼寧省朝陽市の法輪功学習者・祖超さん、劉芮宇さん夫妻は、今年9月7日、浙江省慈渓(じけい)市の警官により不当に連行された。10月7日、夫妻2人に対する逮捕令状が発布された。
情報筋によると、劉さんは連行された後、断食をして迫害に抗議しており、身体が極めて衰弱しているという。
祖さん夫妻は息子を連れて、長年、浙江省慈渓市でアルバイトをしていた。今年18歳になる息子は、精神分裂症を患っていて、浙江省内の某私立高校で勉強している。学校の寮にいるため毎月1回は家に戻ってくる。夫妻の借家は警官に荒らされて散乱しており、身内も知り合いもおらず、もし息子が家に帰ったら、どれほどの打撃を受けるだろうか心配している。
祖さんは1999年に法輪功を学び始めた。法輪功を学ぶ前の祖さんは、毎日少なくとも3~4箱のたばこを吸っていたが、法輪功を学んでからは吸わなくなり、しかも他人のために考え、職場での勤務ぶりも大きく変わり、公認される良い人となった。
妻・劉さんは、病気の母親を早く回復させるため、看病しながら母親と一緒に法輪功を学んでいるうちに、意外にも自分の持病が消えていたことに気づいた。それ以来、劉さんは確固たる信念で法輪功を学ぶようになった。夫妻は法輪功の素晴らしさを人々に伝えたため、不当に連行された。息子の世話をする人がいない上に、劉さんの体調も心配される。
現在、息子は学校に通う保証と帰る家を失った。各界の正義ある人士に、夫妻に関心を寄せていただき、一刻も早い救援を呼びかけている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)