【明慧日本2017年8月4日】遼寧省朝陽市の法輪功学習者・牟麗華さん(51)は、市留置場に1年拘禁され、北票裁判所に懲役5年の不当な判決を宣告された。
長期にわたって拘禁されたため牟さんは煉功できず、再び失血症状が現れた。最近、留置場の警官に刑務所に送られたが、受け入れを拒否された。それにも関わらず留置場に拘禁され、適当な治療を受けられなかった。
牟さんはかつて血液癌を患い、法輪功を学んでから健康を取り戻した。昨年8月24日午前、牟さんは縁日で人々に法輪功の素晴らしさを伝えた時、大三家子派出所の警官に身柄を拘束された。
その後、北票公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)および朝陽地元公安局の警官は、牟さんの家財を押収した。牟さんは市留置場に拘禁され、家族との面会も禁じられている。
牟さんは留置場において、法輪功を誹謗中傷する言葉を言うように強いられたが、言わないとの理由で殴られ、服を着ることすらも許されず、4、5日の間、ずっとパンツ一丁で360°監視できる部屋に拘禁された。
牟さんは26歳の時にひどい白血病を患った。血小板が極めて少ないため、血が出たら止まらず、注射で血を止めて命を維持するしかなかった。ひどい時には顔色が蒼白になり、輸血で命を維持し、毎日飲む薬はご飯の量よりも多く、一年中8カ月以上入院していた。その結果、毎年の輸血費は1万元以上かかり、合計十数万元の医療費を支払ったが病気は治らず、また、子供はわずか6歳で、一家は苦しい日々を送っていた。その後、離婚した牟さんは実家に戻り、また両親の負担になってしまった。両親は治療費を集めるため親戚や友人に借金し、最後には隣人までもお金を借りて、無理やり娘の命を維持した。
2003年の春、牟さんは『轉法輪』をもらい、本の中の「真・善・忍」の教えに従い、よい人になり、心を修めることこそ、初めて病気が治せると教わり、他人のことを最優先に考えて、どんな人に対しても優しく接するようになった。そうすると、牟さんの身体は奇跡的に回復し、健康を取り戻した。家事はもちろんのこと、両親の野良仕事も手伝えるようになった。
家族と友人はみんな牟さんの変化から法輪功の素晴らしさを実感し、一銭もお金を取らず、法輪大法と創始者が牟さんの命を救ったことを認めた。家族は法輪功に感激し、牟さんが法輪功を学ぶことを応援した。両親は娘が生きていける唯一の保証が、法輪大法だと確信した。
現在、牟さんの煉功する環境がなくなり、家族は牟さんの健康状態を心配して、カルテを持って北票公安局に行き、牟さんを無罪で解放するように求めたが、無視された。
刑務所に受け入れ拒否されたことを聞いた家族や友人は、市留置場、政治法律委員会および関係者に呼びかけ、牟さんの解放を求めている。また多くの善良な人や、詳細を知る人々も牟さんの安否に関心を持っている。