ハルビン市の法輪功学習者5人に実刑判決
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 【明慧日本2018年3月6日】ハルビン市阿城区の法輪功学習者15人が昨年2月25日に連行され、その中の7人はずっと拘禁されている。先日、張広利さん、李鵬さん、張春郁さん、王艶秋さん、王忠栄さんの5人に、それぞれ実刑判決が宣告された。

 広利さんと李鵬さんは懲役9年、春郁さんは懲役5年、艶秋さんと忠栄さんは懲役1年6カ月の実刑判決を受けた。

 情報筋によると、阿城区公安局局長・林雪楠は就任して間もなく、いわゆる「業績を上げる」ため、口実を作って、同年2月25日、公安局、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、派出所などの警官らを大勢出動させ、同区に在住の法輪功学習者15人を一斉に連行した。その後、8人の学習者は帰宅したが、残りの7人は拘禁され続けた。

 その中の1人である春郁さん(64歳女性)はハルビン市阿城区第一デパートの職員だった。春郁さんは1996年6月から、法輪功を学び始めた。法輪功を学んで2週間で長年患って苦しめられていた婦人病、皮膚病、静脈瘤、気管支炎、痔、リンパ節腫脹など、数々の病が完治した。

 法輪功を学んで、春郁さんはこれまで持っていた世界観が大きく変わった。春郁さんは商売のとき、公平な取引をし、利益のことに淡泊になった。それに、人に優しく接するようになり、人のことを優先させ、同僚と仲良くし、争ったり闘ったりすることはしなくなった。

 善良な春郁さんが不当に連行されてから、公安局に3回も案件を検察庁に提出されたが、3回とも差し戻された。しかし、公安局はまたもいわゆる証拠を補足し、4回目また春郁さんの案件を検察庁に渡した。

 そして、春郁さんは阿城区裁判所に不当な開廷をされた。法廷で春郁さんは犯罪をしていないと自己弁護した。しかし、公安局、検察庁、裁判所は春郁さんに「信仰を放棄すればお前を釈放する。放棄しなければ判決を下してやる」と脅した。

 20年以上も法輪功を学び続け、心身ともに恩恵を受けた春郁さんは、法輪功を絶対に放棄しないと決めた。そのため、裁判所に懲役5年の実刑判決を言い渡されたという。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/22/362094.html)
 
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