北京の郭秀雲さん 密雲区裁判所に実刑判決を
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 明慧日本2018年2月4日】密雲区裁判所は昨年12月28日、家族には知らせない状態で、法輪功学習者・郭秀雲さんに対して、こっそりと懲役5年の実刑判決を宣告した。

 郭さんは密雲区不老村屯鎮雁洛村の住民である。昨年3月、中国共産党の「両会」を開いている間、郭さんは親友の家に行く途中で、不老屯派出所の警官に連行された。そして、不当に家宅捜索され、家にあるパソコン、プリンター、真相紙幣などの私物品を押収された。その後、郭さんは密雲留置場に送られ、ひどい迫害に遭って、身体が非常に悪くなり、法廷での審判中に気絶した。家族は何度も郭さんを釈放するようにと要求したが、拒絶された。

 12月28日、密雲区裁判所は家族に知らせないまま、郭さんに対してこっそりと懲役5年の実刑判決を宣告した。

 2003年から2008年まで、郭さんは前後3回、不当に連行された。その中で2回、不当な労働による再教育を受けた。労動教養所で、郭さんは自分の信仰を放棄せず、転向することを拒絶し、断固として「三書」を書かなかった。

 2009年5月19日、郭さんは山西省女子労動教養所厳管組から釈放されて、家に帰った。それから、ずっと田世鋼(人名・音訳)、当地の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)610弁公室、派出所、司法関係者などの人員に、嫌がらせを受けて生活をかき乱され、強制的に「保証書」を書くことを強いられた。何度も「お前が保証書を書けば、仕事を紹介してやる。しかし、もし書かなければ、お前を逮捕する」と脅された。郭さんと家族の生活はひどく妨害され、巨大な恐怖と圧力を受けた。

 今まで、密雲区不老村屯鎮雁洛大隊責任者・田世鋼、高大偉と当地の610弁公室、派出所などと一緒に、法輪功学習者に対して、持続的な嫌がらせや迫害、各種の方法を使って信仰を放棄させようとした。

 田世鋼は各種の機会を利用して、郭さんの家族に対して、迫害した。郭さんの息子は住宅がないため、家屋の敷地を申請する際、田世鋼は「お前の母親は法輪功を修煉し、保証書も書かない」などの理由で、住宅申請を拒絶した。

 610弁公室、派出所はボーナスや奨励金を出すことで、学習者に対して迫害することを奨励し、当地の学習者に対する迫害がさらに激化した。

(注:法輪功修練者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/25/360034.html)
 
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