文/中国の大法弟子
【明慧日本2018年5月26日】私は以前、都会に住んでいたことがあり、孫娘は郊外の学校に通っていました。昨年、高校3年生になった孫娘のために、娘は高校の近辺にマンションを借りて、私に孫娘の世話をしてくれるようにと、頼んで来ました。
娘に、どうしても孫の世話をしなければいけないのかと聞くと、娘は仕事をしていてそれに経済状態もよくないという理由で、仕方なく孫の所に行かなければなりませんでした。
ある日、家が突然停電になり、大家さんの妹が状況を確認するため、懐中電灯を持って調べてくれました。しかし帰り際に、私は彼女の顔色が悪いことに気づきました。ふと、リビングに置いてあった20冊ほどの大法に関する資料の事を思い出し、もしかすると、見られたのではないかと心配になり不安が募ってきました。
以前、私は何度か警察官に不当に連行されたことがあったため、人一倍の強い恐怖心を抱いていました。そして、その日からパトカーが以前よりも頻繁に巡回しているのを見て、より一層怖くなりました。私は修煉者なので死を恐れてはいませんが、連行されて拷問されるのが何よりも恐いのです。
毎日、法を勉強し、師を信じ法を信じることで、印象深い体験をしたことはありませんでしたが、今回はまさに「退路を断たれた」の思いでした。師父は「弟子正念足りれば、師は回天の力有り」[1]と説かれました。私は、師を信じ、法を信じるほかに選択肢はないと思い、時間をかけて発正念を続けました。すると、恐怖心が少しずつ弱くなっていくのが分かりました。
学法チームの同修たちにも自分の状況を伝え、皆で法理に基づいて交流し、迫害を否定するようにと同修たちも正念で支えてくれました。正念をする事により私も徐々に大法の力を感じ、正念も強まり、自信もついてきました。そして、心の中の「恐怖」という物質が少しずつ消えていくのを感じました。
恐怖の関を乗り越えることができて、本当に良かったです。
師父に感謝いたします!
同修たちに感謝します!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『洪吟二』「師徒の恩」