カナダ・トロントで2018年大法修煉体験交流会を開催
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 【明慧日本2018年5月28日】(カナダ=明慧記者・章韻)カナダのトロントで、2018年カナダ法輪大法修煉体験交流会が5月13日、開催された。トロント国家展示センター(Evercare Center・Exhibition Place)で開催された修煉体験交流会には、1200人以上もの法輪功学習者たちが参会した。ここでは18人の学習者たちが大法を修める中で、自分自身をいかによりよく修め、法を実証してきたかその過程を語り、各自の習得した修煉体験を発表した。

'图1~2:二零一八年加拿大法轮大法修炼心得交流会会场'
2018年カナダ法輪大法修煉体験交流会の会場内の様子

'图3~5:法轮功学员修炼心得交流发言'
修煉体験を発表する学習者たち

 嫉妬心と闘争心の根源を探し出す
 「私には嫉妬心があると分かっています。この嫉妬心が仕事や家庭、社会一般の付き合いの中でよく現れてきます」と語ったのは、ヴァーノンから参加した西洋人学習者のクリシー・トルドーさんである。彼女は嫉妬心と闘争心を取り除く過程で、いかにその根源を探し出したか、そしていつも内に向けて探し、徹底的にこの醜い心を取り除き、自分を修煉者の基準に達するようにいかに努力したかを語った。

 「私は嫉妬心と闘争心が繋がっていることが内に向けて探したことで分かりました」。彼女は主人と言い争う時、この原因は自分の不足によるものだと分かったという。英字新聞の仕事の中でもこれらの心がよく現れてきました。私と一緒に仕事をしている編集者は、とても賢く仕事がよくできます。時には彼女からの提案や記事を修正されたとき疑念をいだき、よく闘争心と嫉妬心が現れてきました。私の最初の一念は「いつもいろんな方法で証明しなければならない、彼女の考え方は自分よりも優れていない」というものだった。
 のちに彼女は「同修の能力に嫉妬を生じた時、往々にして彼らの能力や優れたところを見て、その能力をとても羨ましがり、自分もこのような能力を持ちたがりました。実はこれらの能力はすべて師父が同修に授けたのである」と悟った。

 彼女がさらに「私たち同修の間は競争という関係は存在せず、私たちは自分自身の歩むべき道があり、得るべきものがあり、自分の昇華の路を阻む人はいない。もし私たちが手を取り合って助け合えば、昇華することがもっと速くなる」と悟ったという。

 神韻の公演活動の中で 自己を修める

 トロントの学習者で王さんは神韻の公演の説明会で、いかに自分をよく修めるかにつてい発表した。説明会の席でいつも中国人の若者たちに出会い、真相を伝える問題を避けることができなかったという。「はっきりと覚えていますが、最初の説明会は不動産業の方たちへ神韻を紹介することでした。私はずっと中国人は来なければいいのにと思い、映写器具から紹介の際に使う法輪大法の迫害の真相のスライド2枚を外しました。説明会の当日、1人の中国人を見かけた時、一瞬緊張してマイナスの観念が現れ、妨害が起きなければいいがと思いました。神韻の紹介は成功裏に終了し、その過程で一言だけ簡単に法輪功が中国で受けている迫害について触れました」と語った。

 のちに彼女はその場にいた同修に、その人が中国人であるかどうか尋ねると、ベトナム人だと聞いてホッとしてすぐリラックスしました。今思い返せば笑い話ですがその当時はとても恐れる心が強く、必ず突破しなければならなと思いました。

 「家に戻り内に向けて探し、なぜ恐れていたのか、何を恐れていたのか? 人を救っておられるのは師父であり、大法で、説明会を聞きにきた衆生は、真相を聞くために来たのではないのか。彼らが待っていたのは大法の真相ではないのか。あの2枚のスライドはその真相を伝える最も重要な情報ではないのか。自分はなぜ正々堂々と彼らに法輪功とは何かを告げることができなかったのか。自分は大法を実証し、衆生を救い済度し、自分自身を実証するのではないのか。これらを考えると情けなく思い、正念を堅く持つことにしました。のちに同修たちとこの問題について交流し、適切な突破口を見出しました。それは法輪功の迫害の真相を理解してもらえばよく、相手にくどくど言う必要はない」ということが分かったという。

 彼女は恐れる心と心配する心を完全に突破することができ、それ以後の説明会では正々堂々と迫害の真相が話せるようになったという。

 自己を突破して電話をかけ 真相を伝え 人を救う 

 トロントの学習者の劉さんは内向的な性格で、時には見知らぬ人と言葉を交わしただけで、顔が赤くなるという。彼は中国人に真相の電話をかける際、いかに自分自身を突破したかについて発表した。
 数年前のこと、彼は初めてRTC電話かけに参加した時、同修の横に座り、同修のかけた電話の話をじっと聞いていたという。「電話がつながり緊張してたまらなくなり、相手に電話を切られたらどうしょうと恐れていた」という。
 「その後考えを改め、これでは電話をかけてもどうやって真相を伝えるのか? 恐れれば恐れるほどこれは一つの執着心であり、早かれ遅かれ取り除かなければならず早い方がいいと思い、ならばここは最もよい修煉環境ではないか。真相電話をかけることは真相を伝える第一線であり、人を直接救うことができ効果がすぐに見え、しかも早く人心を取り除くことができる。私は必ずこの一歩を踏み出さなければならない」と思い、電話をかけ始めたという。

 「電話を多くかけているうちにだんだんと経験も増え、正念も絶えず増し、毎日電話をかけていると昇華があると感じました。真相を伝える原稿もずいぶん読み慣れ、内容もますます熟知するようになり、心も落ち着き、話す口調も穏やかになり、ゆっくりと話せるようになりました。そして話す言葉も相手を感動させるようになり、親切になり、ほんとうに友人のように心を割って衆生と話せいるようになりました」

 若い大法弟子 参与するプロジェクトの中で 自己をより良く修める

 2014年に修煉を始めた青年大法弟子の鄭さんは、映画のプロジェクトに参加してから、いかにこの環境の中で自分を修めたかについて交流した。

 彼女はこのプロジェクトに入って、同修者からコント(風刺と機知に富んだ、短い物語。軽妙な、ごく短い話)を作るように指示された際に、「私が最も苦手とする分野で、最も好きな分野ではありません」と答えた。彼女はこれは劇作家の仕事だと思い、自分は女優なので台本通り演じればいいことだし、その他は自分がすべきものではなく、責任を負うべきものではないと思っていたという。

 「映画のプロジェクトに参加したあと、私は努力してみんなに学び、以前ではとても出来そうもないと思っていたことが、この過程で成り行きに任せることで自然とでき上がっていました。仕事を明確化した常人の膨大な制作団体と比べて、映画のプロジェクトの人数は少な過ぎるほど少なく、しかし少ないからこそ修煉になり、やり始めると並外れた才能を発揮し、できないことはないと感じました。みんなは一緒に討論して良い方法を考え出し、一緒に小道具を造り、背景を設置したり、化粧係や運搬などもこなしました。人手が足りない所があれば、誰かがすぐに行き補いました」

 また撮影する中で、俳優の演技が要求を満たしていない時でも、同修たちはその人を攻めることはなく、何遍も取り直しながら励まし、その人が最高の演技ができるまで続けたという。このような環境の影響下で、自分の心をすぐに落ち着かせることができるようになり、自分の演じる場面に集中することができたという。彼女はこの修煉環境は自分にもよい影響を与えていると話した。

 法会は午後5時に成功裏に終了した。参会者は同修の交流を聞いて、とても収穫が多くためになり、帰ってからも自分をよく修め、師に手伝う正法の路を確実にしっかりと歩み、よりよく歩みたいと話しあったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/14/366505.html)
 
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