遼寧盤錦市渤海派出所で 74歳の葛玲仁さんを迫害
【明慧日本2018年6月21日】遼寧省盤錦市の法輪功学習者・葛玲仁さん(74歳女性)は2018年4月24日の朝9時頃、朝市で買い物をしている時に、人にあり得ないことを事実として告げられた。渤海派出所の警官は家族に電話をして家宅捜索に協力するように求めたが、家族が協力しない状況下で、警官らは葛さんを自宅まで連行し、鍵を奪って不当に家宅捜索を行った。その時、パトカー2台が出動し、制服の警官が二十数名と、海園コミュニティから4人の女性も一緒に来た。彼らは1枚の調査リストを持って、ビデオ撮影をして、葛さんの私物を押収した。
夜8時頃、渤海派出所の所長・張軍、この案件の担当者・韓世竜、他の関係者男女あわせて2人、計4人は葛さんを盤錦市中央病院に連れて行き、身体検査を受けさせた後、葛さんを拘置所に送った。しかし、拘置所は葛さんの血圧が170mmHgまで上がっているのを理由に受け入れを拒否した。
そのため、彼らは再び身体検査を行わせた。葛さんは1日中何も食べていないので体がとても衰弱した状態だったが、彼らは葛さんの体を心配することなく強行に車に押し込み、盤錦市留置場に移送した。盤錦市遼河油田第二病院で3回目のいわゆる「身体検査」を行った時、全く検査をしていない状況下で、警官らは嘘の診断書を作成させ、強行に葛さんを盤錦市留置場に送り、迫害をした。
4月28日、留置場の警官は葛さんを診察した時、血圧は180mmHgまで達していた。5月10日午前9時、渤海派出所の警官は葛さんの家族に電話をして、葛さんに対しすでに逮捕許可が出されたと明言した。しかし1週間後、葛さんは渤海派出所に戻って来ていた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)