南京のレーダー設計士・馬振宇さん 再度懲役3年の実刑
■ 印刷版
 

 【明慧日本2018年7月14日】(江蘇省=明慧記者)元中国情報産業部南京第14研究所レーダー設計士で、法輪功学習者・馬振宇さん(男性)が、2000年11月不当に懲役7年の実刑判決を宣告され迫害された。2018年6月28日、南京市玄武区裁判所で不当に懲役3年の実刑判決と罰金3万元を宣告された。馬さんはこれを認めず控訴し、現在も控訴中である。

 2017年9月19日、馬振宇さんが南京市玄武区・国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警察らに居住地から連行され、家宅捜索を受けて、南京市玄武区拘置所に拘束された。

 2017年10月下旬、玄武区「610弁公室」と国保大隊が馬振宇さんの持っていた法輪功迫害の資料を玄武区検察庁に提出し、11月下旬、不当に玄武区裁判所に告発した。玄武区裁判所は、2018年4月18日、不当に馬振宇さんに対し開廷した。

 その後、裁判所が根拠が不足しているとして、玄武区検察庁に追加の資料を要求した。それで、玄武区検察庁と国保大隊の人員らが偽証する人を使って画策し、馬振宇さんを陥れた。

 5月16日午前9時半、裁判所が馬振宇さんに対して不当に開廷した。裁判所の周辺にはパトカーや、私服警官、機動隊が多く配置され、裁判所の内部は610弁公室と国保大隊が手配した人員ばかりでしめられた。

 弁護士が無罪を主張し、馬振宇さんも根拠のある事実を陳述して無罪を主張した。裁判が約12時まで行われたが、この日に判決は下されなかった。

 これらの悪事は、元凶である首謀者の江沢民の残留勢力の人員らが、しでかしたものであると判明した。2017年10月、南京市の警官らが玄武区拘置所に行って、馬振宇さんに逮捕通知書を渡すとき、ある私服警官が馬振宇さんに「今回はお前を刑務所で死なせる!」と言った。

 6月28日、南京市玄武区裁判所が馬振宇さんに対する判決書には「馬振宇が元中国共産党リーダーに『法輪功の無実を訴え、不平をもらす』という内容の手紙を7通出した」と書かれていた。これは画策された事実に反するものである。それは荒唐無稽(こうとうむけい・でたらめ)なことである。南京市玄武区裁判所が『刑法』の第300条に基づいて、馬振宇さんの有罪判決を下すのは、完全に法律を無視し、故意に不当判決を宣告したものである。

 馬振宇さんの多くの迫害の実態は「南京のリーダー設計士、再度逮捕される」を参照ください。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/8/370771.html)
 
関連文章