【明慧日本2018年8月5日】ニューヨーク地区の一部の法輪功学習者は7月16日、中国駐ニュ―ヨーク領事館の前でキャンドルライト追悼集会を開催し、中国共産党の法輪功学習者への19年にわたる残酷な迫害に抗議するとともに、迫害で死亡した学習者を追悼した。
1999年7月20日、共産党は「真・善・忍」を信仰する学習者に対して弾圧を始め、未だにその残酷な迫害が続いている。19年来、血まみれな迫害に直面して、学習者は終始「真・善・忍」の準則を守り、平和的に迫害反対の活動を行なってきた。毎年の「7.20」前後になると、ニューヨークの法輪功学習者は中国領事館の前で集会を開き、迫害の停止を呼びかけている。
日没を迎え、12大通りとハドソン川フェリー乗り場に行き交う車と観光客は絶えない。法輪功学習者は「法輪功への迫害を停止せよ」、「全世界で江沢民を審判」、「法輪大法は素晴らしい」などの横断幕を掲げた。日が暮れて学習者は足を組み、キャンドルライトを灯して、黙々と真理のために命を落とした学習者を追悼した。法輪功学習者の正信、慈悲と強靭さは人類に光明と希望をもたらした。
迫害は人間性に対する蹂躪 人類の空前の劫難
法輪大法情報センターのスポークスマン・張而平氏は集会で、「法輪大法は佛家の上層の修煉大法であり、1999年までに中国で1億人が修煉していました。当時の共産党の首魁・江沢民は、法輪大法の学習者者が共産党の党員を遥かに超えているのを見て、嫉妬から迫害を発動したのです」と述べた。
「19年来、多数の法輪功学習者は監禁され拷問を受け、実名で確認が取れただけで4000人以上の学習者が死亡し、学習者の臓器は共産党に強奪されています。この迫害は人間性に対する、人類の普遍価値に対する蹂躙であり、人類空前の劫難です。国際社会、この歴史上最も正信に対する、人類に対する迫害を関心もって頂きたいのです。もっと多くの人々が法輪大法の素晴らしさを知って頂き、もっと多くの人たちが法輪功学習者の人権に関心を寄せ、迫害制止の列に加わって頂くことは人類の道徳のアンダ―ラインと普遍価値を守ることになります」と述べた。
3億人の脱党は、共産党のない中国の礎を築く
世界脱党サービスセンター主席の易蓉女さんは、「共産党の法輪功に対する迫害は、歴史上最も邪悪な手段を用い、意識的に人類の普遍の価値と中華文明に対する蹂躙と破壊であり、これは人類を消滅する空前の劫難です」
「狂った弾圧に直面して、法輪功学習者は終始「真・善・忍」を信奉し続け、真相を伝えて三退を勧め、今日まで3億1000万人を手伝って共産党、共産党青年団、少年先鋒隊から脱退させました。同時に法輪功は国境と種族を超えて世界の五大陸に伝わっています」、「脱党は中国社会を平和的に共産党のない新中国に移り変わる礎を築き、勇敢に手を携えて、共産党が強制的に人々に与えた恐怖と苦痛から逃れ、歴史のチャンスを掴み取り、共産党を放棄し、光明を掴みましょう」と呼びかけた。
法輪功への迫害は人類に対する犯罪 最も厳しい審判を受けなければならない
法輪功の迫害国際追跡調査組織のスポークスマン汪志遠博士は「国際追跡調査組織は、中国共産党の法輪功に対する一切の犯罪をすべて記録している。当組織は世界で監視と追跡システムを立ち上げており、中国の法輪功に対する迫害に参与した共産党の各レベル、および政府各レベルの幹部を監視し、追跡調査を行なっている」
「法輪功に対する迫害の主犯者の周永康、李東生、張越、徐才厚、郭伯雄らはすでに政権の座から追放され、元凶の江沢民や曾慶紅らに迫っている」と汪氏は話した。
フリーライター「真理と正義を堅持すれば、光明と希望を得ることができる」
中国のフリーライター・張林氏は民衆運動に携わっていた時、収容された労働教養所で、強い信念を持ち、勇敢に信仰を守る法輪功学習者を見かけ、彼は学習者らと厚い友情を結んだう。彼は中国にいたころ、法輪功学習者が開発したインターネットの封鎖を突破するソフトを使い、自由社会の情報を入手していたう。
張林氏は、「共産党は極悪非道の邪教で、中国を統治して69年来無数の犯罪を犯した。しかし法輪功は世界に一つのメッセージを伝えた。それはいかなる時においても真理と正義を堅持することであり、共産党の暴政に屈服しなければ、人類に光明と希望を持つことができ、素晴らしい未来を迎えることができるのです」と述べた。
中共は随時に崩壊する可能性があり、正義は必ず邪悪に勝つ
コロンビア大学の政治学博士・李天笑博士は、「法輪功学習者が配布する一枚のビラ、一枚のDVD、あるいは1人の中国人を三退させたことを見下してはならず、これは世人への目覚めを呼び起こしている」という。
「表向きでは、中国共産党の法輪功に対する弾圧の機器が依然としてフル回転し、宣伝の機器は依然として活躍しているように見えますが、しかしこの機器は回っていても、すでに力がなく、随時に止まる可能性があります。共産党の宣伝はすでに力を失い、物事が極まれば必ず逆の方向に戻ると言われているように、迫害はすでに無力となり、最も暗黒な日々はもうすぐ過ぎ去ろうとし、最も光明な時がすぐやってきます。正義は必ず邪悪に勝ち、光明は必ず暗黒に取り換わります」と李博士は述べた。
信仰を堅持し 親を救出する
家族全員が修煉している青年弟子の張鴻玉さんは、集会で共産党は円満な家庭を迫害により破滅させていると訴えた。彼女の母親は2013年に強制連行されて3カ月後、拷問によって死亡した。享年51歳だったという。
先日、彼女の父親は共産党に再び強制連行された。張さんは共産党に父親の即時釈放を求め、すでに米国国会に救助を求めている。もし共産党が父親に対する迫害を停止しなければ、停止するまで国際社会で訴え続けると話した。
拷問を受けても信仰を続ける
20回以上強制連行され、100種以上の拷問を受けたことのある書道家で法輪功学習者の劉錫銅氏は、集会で自身が受けた迫害を語った。残酷な迫害の中で死を体験したという。
彼は性器に唐辛子を塗られ、手の指の爪に竹串を刺され、煙草の火で皮膚を焼かれ、ライターの火で身体を焼かれ、眼玉に薬を塗られ、ベッドに縛り付けられ、吊り上げられ、身体を曲げた姿勢で縛り付けられ、頭に鉄の缶をかぶせられ、口に腐ったモップを入れられるなどの、あらゆる非人間的な、人々を驚愕させるほどの拷問を受けた。
集会の現場で、中国人の宇孫杏さん、林霞さん、李昌源さん、鄭錦炎さん、馮文慈さん、蔡紅英さん、陳惠芳さん、賀寅生さん、苗清源さん、林統楽さん、朱武さん、鄭培鑫さん、鄭容鶯さん、呉少陽さん、林祥波さん、林秀斌さん、鄭篠箫さんの合わせて17人が共産党の党員、団員、少先隊員からの脱退を声明した。劉建国さんと、薄節敏さんの2人はすでに共産党組織から離脱しており、身をもって江沢民一派は法輪功に対する迫害、陳情に訪れた人々、正義のある人たちに対する迫害を体験したという。彼らは声高らかに、「法輪功を支持し、共産党を解体させよう」と叫んだ。