探し求めて苦しんだ私を佛光が照らす
■ 印刷版
 

文/中国の青年大法弟子

 【明慧日本2018年8月21日】私は大法の青年弟子で、2012年に修煉し始めてから6年になりました。平坦ではなかった道で、勇猛邁進した時期もあれば、自分の執着によって落ちこぼれそうになり、苦しんだ時期もありました。しかしどんな状態になっても、私は毎日学法を続けました。足元がしっかりしていたとは言えないながらも何とかここまで歩んできました。これからもしっかり歩み、成長して行こうとする自分を信じています。

 一、探し求め苦しむ中で、大法を知る

 大法を修煉する前、読書が好きな私は善良な本性ゆえに、佛門に帰依し現代的な「居士」になり、佛を修め善に向かう心がありました。しかし師父がおっしゃった通り、末法時期の佛教の法はすでに人を済度できなくなっていました。私は道を習い、心を修める一方、今の極悪非道な世の中で自分を汚染していました。その為、いくら佛教や道教及び西方の聖書まで読み尽くしても、だんだんに地獄に堕ちそうな自分を止めることができませんでした。当時、卒業して社会人になったばかりのころ、名利の為に仕事の中では人と腹を探り合って暗闘したり、生活の中では道徳の最低ラインを破るほど欲望を放縦したり、また親孝行もせず、短気で怒りやすかったのです。その結果バチに当たったように、私は大きな手術をし、夢の中でも地獄の入口まで行ってしまい、閻魔王がまだ寿命が残っていると言って私を追い帰したのを見ました。

 私は慢性疾患を患ったことで、ようやく自分の悪い習性を抑えましたが、それが自分に対する報いだとは意識しませんでした。その頃、私は命の底から自分を済度できる法を探し求めていました。

 2008年に、私は偶然にも2012年の世界の末日について聞いたので、いったい何が起きるかと真剣に研究し始め、図書館やネットで資料を探しましたが、見つける事が出来ませんでした。しかし探しているうちに、生命、宇宙、人間界と天国についてますます疑問を持つようになり、宇宙はこれほど複雑で奥深いのは、きっと何らかのつながりがあるはずだと思いました。そう考えているとき、私は末劫の時期に、中国から人の聖人が現れて衆生を済度することを知りました。この世にある権力集団が利益の為に人々が真相を知ることを阻んでいること、また、人を救う法がすでに存在しているが、迫害されていることを知りましたが、何を意味しているのかまだ分かりませんでした。それがある先生に出会ってから分かるようになりました。

 その人は大学の教授で、私と共同でマンションを借りていました。

 彼女は熱心に私に法輪功の真相と共産党が邪悪な事を教えてくれましたが、私はあまり興味がありませんでした。しかし彼女が言っている法理を私はとても興味深く感じ、これらの問題について討議できる知己に会えたと思いました。

 彼女が語ったたくさんの話は理に適っていると共感し、特に本にある「失と得」の法理について、私はとても興味深く思い、素晴らしい本だと思いました。その時彼女からその本は『轉法輪』だと教えられました。私は待っていられないほど急いで本を借りてきて読み始めました。もともと読書が好きな私はこの本に書かれた内容を知りたかったのです。

 本を読み終えたころ私が数年かけて探求している一つ一つの謎が解け、これこそ自分がずっと探し求めている法だと感じました。私はこの先生に、佛教をやめて法輪大法を修煉したいと言いました。

 二、日々精進し、佛光に照らされる

 慈悲なる師父のご按排で、私はこの先生を通じてある精進する女性を紹介されました。その後その女性は李洪志師父のたくさんの説法を教えてくれました。私はだいたい1カ月をかけて90パーセントの説法を読み、更に多くの正法の情勢について分かるようになり、人を救う緊迫性を意識し始めました。

 そこで私は法輪功の真相を伝え始めました。しかし師父のおっしゃったとおり、私は常人からいきなりこれほど多くの法理を知ったため、歓喜心が起こり、興奮して同級生たちに法輪功の真相を語りましたが聞いてくれませんでした。初めて真相を伝えた私は落胆してしまいました。

 その日の夜、私は西遊記の中で師と弟子の4人がお経を求めに行く夢を見ました。彼らは砂が舞い上がり石が転がる苦難に満ちている環境でも歩んでいました。目が覚めたら、これは師父が私に、修煉の道は厳しいもので、頑張ってやり通してこそ正果を得られると教えておられると分かりました。

 精進する古い弟子たちの環境の中で私の状態はとてもよかったのです。彼らは毎朝4時に起きて法を暗唱していましたが、私はそれほど早く起きられなくても、毎日5時に起きて暗唱して、お昼に暇を見つけて師父の国外の説法を読みました。こうして大体1年をかけて『轉法輪』を1回暗唱しました。そしてほかの古い弟子たちと一緒に小册子の制作や、真相カードの印刷など人を救うプロジェクトに参加したほか、真相ディスク、小册子、チラシなどを人々に配ったり伝えたりしました。当時の私は残業が多くていつもタクシーで帰宅しましたが、毎度運転手さんに真相を伝え、たくさんの真相を知った運転手さんが「三退」しました。

 そんな日々、私は毎日佛光に照らされているような感じで、夢の中でもいつも自分が飛んでいるとか、山を乗り越えているとか、雲海を抜けて、広大な宇宙、そしてミクロな世界に突き進む光景が見えました。

 その後皆さんは携帯電話で真相を伝えるプロジェクトを始めました。最初私は一歩を踏み出す勇気がありませんでしたが、同修の女性に背中を押され、彼女が運転する車の中で、私は真相の電話をかけていました。師父が励ましてくださったおかげで、けっこう良い効果が得られました。たくさんの人は私の電話を静かに聞き、私は彼らになぜ「三退」が必要か、共産党がどのように人間の道徳を壊し、人類を壊滅させようとしているか、大法はどのように人々の良知を蘇らせ人類を救うのか、そして大法の命に対する大切さなどを伝えました。私は自分でも電話をかける時のエネルギー場と正気がますます強くなるのが感じられるだけではなく、電話の向こうにいる相手の震撼まで感じました。たくさんの人から感謝され、中には親友に伝えたいからどうやって私に連絡ができるかを尋ねる人もいました。

 このほかにもはっきり覚えていることがあります。電話に出たある同世代の若者が、「この前私に電話をかけてくれたのは、あなただと思います。あなたの話が分かりました、私は党を脱退します! 共産党の副葬品になりたくないのです!」と言いました。またもう一人の女性は最初電話の時の態度があまりよくなかったのですが、私が伝え始めてから真剣に聞くようになり、最後になって彼女から、「以前はこのような電話をもらってもすぐに切りましたが、今日はあなたの電話が聞きたくなった」と言いました。これも彼女との縁であると思った私は、師父の励ましを頂きこれからも頑張って続けていきます。頑張って人を救うようにしたいと思います。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/7/371591.html)
 
関連文章