軍の将軍が「三退」を選んだ経緯
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文/中国の大法弟子 静思

 【明慧日本2013年12月8日】50代の彼は中国軍隊の将軍で、階級は副司令官です。同じく軍隊に勤めている私は彼と20年近く親友です。彼は大法を修煉してはいませんが、1999年前に『轉法輪』を拝読したことがあり、法輪大法は良いものだと分かっています。

 1999年7.20以降、残酷な迫害の下で、彼は『転法輪』をひっそり私のところに持ってきました。そのため、本は無事に保存できると思って、私はとても感謝しました。もちろん、彼が口にしていない言葉も私はわかっていました。つまり、彼が『轉法輪』を読んだことを秘密にし、誰にも言わないことです。その後、職場でほかの法輪功修煉者を知っているかと聞かれると、私はいつも「一人も知らない」と答えました。実は、多くの軍人が『轉法輪』を読んだことがあり、私がプレゼントした『轉法輪』もたくさんあります。

 そのようにして、彼は迫害を避けることができました。私は迫害を受けているため、2人が会う時に、彼はいつも法輪功の話題を避けました。私も彼のために考え、彼を迫害の巻き添えにしたくないと思っていました。

 2004年、私は迫害のプレッシャーの下で一時修煉を止めました。心身両面に巨大な傷害を受けたため、私の健康状況は1996年に修煉をする前よりも悪くなって、病院に通うようになりました。苦痛の中で2008年7月を迎え、すでに1カ月以上ベッドに寝たきりになった私は、大法に戻る決心をしました。なんと決心した瞬間、病の苦痛は突然消えてなくなり、私は直ちにベッドから体を起こしました。涙がぼろぼろ流れて、どんな言葉を使っても恩師への感謝を言い表すことはできませんでした! 翌日、私が外に出て畑の野菜に水をやった時、知り合いは「あなたは、どうして突然治ったのですか。びっくりしました」と言い、私は微笑んでいいました。「法輪功の修煉を再開したからです」。このようにして、周囲の人は私を通して、法輪功の不思議な病気治療と健康保持の効果を自分の目で確かめました(1回目は、私が1996年に修煉を始めた時)。当然、将軍もその証人の1人です。

 将軍は敬虔に仏教を信じており、家に仏堂を設けています。仕事面で小さい波瀾がありましたが、とうとうみんなが羨ましがる将軍に昇進しました。しかし最近、ずっと健康だった将軍は意外にも病を得て、ごく短い間に一気に老衰しました。ある日、軍の集会で彼と会った時、古い友人の私でさえ彼の顔を見分けられないほど、病で彼の面相が変わっていました。私は驚いてぽかんとして、悲しみで涙を流しました。その時、「彼を救いに行かなければならない」と私は師父の励ましを切実に感じました。

 私の脳裏には彼を救う念しかありませんでした。彼の命を病に奪われるわけにはいきません。私は将軍に真相を伝え始めました。多くの部下は彼に挨拶をしに来ていましたが、私は「30分ください、2人きりで話をしたいです。私はあなたが健康を取り戻すよう助けます」と言うと、彼は賛成しました。

 私がまず中国共産党の邪悪な本質について話したところ、彼は反論しませんでした。共産党が悪事をあまりにも働いたため、天や神は消滅しようとしている、中国共産党の滅亡は天意だと話すと、彼も頷きました。続いて共産党が滅亡する時の副葬品にならないために「三退」をする必要があると言うと、彼は受け入れず、「仏教を信じているから、仏の加護があります」と言いました。私は「では、あなたがこのように老衰したのに、仏は加護しましたか。私の煉功前後の体の変化を見てください。2004年に一時修煉を止めてから、私は寝たきりになりましたが、修煉を再開してから、今はまたこんなに元気になりました。あなたが信仰している仏と私の法輪功は、どちらが本当の神ですか!」と言うと、彼は無言になりました。

 私はまた「今日このような場所であなたにこのような話題をする勇気が、どこから来たと思いますか? 私の師父がくださったのですよ。師父は危難の前で衆生を助ける救世主なのです! 師父は私にこのことをあなたに教えました。あなたはもともと遠い天国から下りてきた王であり、大法を得るためにこの世に来たのです。大法を得るためあなたは生生世世の輪廻の中で無数の苦難を嘗めました。あなたは使命を背負っており、あなたが率いる天国の衆生はみんなあなたの回帰を待ち望んでいます。あなたの今の様子を見て、あなたの世界の衆生は皆泣いていますよ。あなたは大きな根基を持ち大きな福を持っている人なので、今のような様相になるべきではありません。自分の世界の衆生のために責任を取らないといけません……」と話しました。彼の青白い顔にほんのり赤みが差したのを見た私は、「今、少し体調が良くなったでしょう」、「これは大法のエネルギーで、師父の慈悲です。師父はすでにあなたの面倒を見はじめたので、早く共産党を脱退しましょう」と言うと、将軍は賛成しました。

 私は続いて「誠意を込めて毎日『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じれば、救世主はきっとあなたを加護して、あなたの体はきっと日ごとに回復するに違いありません。手術をする必要がありません(彼は手術を予定していると聞いた)」と、疑う余地のない口調で話しました。

 集会が終わって、将軍は乗車し、部下は全員起立して礼をしました。突然、どうしてもまた彼に言い聞かせたくて、私はみんなの注目の中で急いで彼の車に近づきました。私を見て将軍は車から降りて、小さな声で「法輪大法は素晴らしい」と言いました。私は「真・善・忍は素晴らしい」と言って、彼と別れました。後日、他の友人から将軍は日ごとに回復していると聞きました。

 2012年旧正月、私は将軍の家に新年の挨拶に訪ねた時、彼はよく回復した様子でした。4月の時また将軍に会う機会があり、もっと回復して、体重も増え精神状態がとても良く、手術はすでにキャンセルしたそうです。私は将軍を励まし、やっと取り戻した健康を大切にしてくださいと言うと、将軍も嬉しそうに「あなたも私のために多く念じてください」と言いました。彼が言った意味は分かっていました。私は微笑んで「佛光が普く照らせば、礼儀が圓明となる(『転法輪』)」と言い、「法輪大法は素晴しい、真・善・忍は素晴しい」を続けて念じれば、あなたはきっともっと回復しますと話しました。

 師父の慈悲なる力のおかげで、彼は救われました! 師父、ありがとうございました!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/23/282669.html)
 
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