文/上海の大法弟子
【明慧日本2018年9月7日】1993年11月、私は師父の講習会に参加したあと、数日の内に頚椎症、腰椎椎間板ヘルニア、心拍数が早い、咽喉頭炎、慢性気管支炎、軽い肺気腫、胃病、血小板減少、貧血、白血球減少、胃下垂、腎下垂、片頭痛、眩暈、痔など十数種の病気が全て治り、元気になりました。
長い間病気休暇を取っていた私は家の経済状況を改善しようと、仕事を始めました。常にうそを言う仕事をしており、悟性が悪かった私は、師父は気功の大師で、とても良い功法ですが、要求があまりにも高いと思いました。真・善・忍の実践は私には難しく、修煉の内包も全く分からなかったので、2、3カ月後にはやらなくなり、退職してから煉ると言いました。それから17年が流れました。
地獄で佛
2010年はじめ、私は生きるか死ぬかというほどの難関に遭ったとき、慈悲で偉大なる師父によって救われ、死地から活路が開きました。人間の言葉で師父へのご恩に対して感謝を表現することができません。
その年、全身がだるく、胃腸の調子も悪かったので、検査入院しました。結果は直腸がん、大腸がん、胃がんでした。病院で付き添って私の面倒を見てくれたのは法輪功修煉者である妹で、既に十数年間修煉していました。妹は私に修煉するよう勧めました。私は恥ずかしくて今は修煉できないので、健康になってから再び修煉する、と言いました。私は以前、師父に対して不敬な話をしたことがあり、師父と一緒に撮った全体写真も燃やしてしまいました。妹は私に「厳正声明」を書かせ、「堅く大法を修煉し、師父と一緒に本源の家に帰る」という句も付け加えさせました。翌日手術なのに、夜中に熱が出て、数日後熱が下がった翌日に手術すると言われました。その結果又発熱しました。妹は、師父はあなたが手術しないほうがいいと思われている、と言いました。
私は手術に固執し、科学を信じるべきだと言いました。手術が終わり、医者から手術は非常に成功し、輸入したレーザーメスを使ったので、止血鉗子をほぼ使わずに済んだと言われました。手術する時挿入した胃管とカテーテル以外、ドレーンを増やしませんでした。他の患者も輸入したレーザーメスを使いましたが、4、5本のドレーン(誘導管)が挿入されていました。しかし手術をした翌日、私の腹部にこぶができ、痛くて触ることさえできませんでした。医者はいろいろ薬を使いましたが全く効かず、だんだん大きくなりました。1週間過ぎて、抜糸後に退院させられました。
私は担架で家に運ばれました。病状は更に重くなり、十数日後、腹部は既に妊娠6、7カ月になったように大きくなり、爆発するように痛く、手術後私は合併症で大腸癌を患いました。医者は治療を放棄し、科学では治せませんでした。私は極度の痛みの中で死に追い込まれたと感じました。私は妹に「1カ月以上、私は死んだ方がいいような生活を送った。死にたい、全てが終わるから」と言いました。
その夜、数時間「死ぬほど痛い、死ぬほど痛い」と叫んだ後、うめき声を発し、最後に意識を失いました。妹は師父に私を助けて下さるように祈りました。その結果、私の呼吸が戻り、翌朝目が覚めました。妹は私に一緒に煉功しようと言いました。私は「このお腹を治す方法があるの?」と聞くと、妹は「あるよ!」と答えました。椅子に座ったままの私を客室に移動させ、第三功法の「貫通両極法」をしました。10分で終わりました。私が椅子に戻った瞬間、突然トイレに行きたくなり、十数日間の宿便を全部排出しました。直ちにスッキリし、不思議なことに痛みも消えました。8年過ぎた今まで、二度と痛くなったことはありません。
1月8日、私は正式に大法の修煉を始めました。学法して2日目の夜、師父は私に灌頂してくださいました。私は健康になりました。
師父は私を地獄から救い上げて下さいました。健康で楽しく、若者のような活気を取り戻しました。師父が私に延長して下さった生命は、精進して修煉すべきものです。法を多く学び、法を良く学び、全てを法で正し、昇華すべきです。私は勇猛精進し、奮い立って追いつこうと思いました。早朝の目覚まし時計が鳴り、煉功する時間になった時、怠け心が生じ、起きたくない時がありますが、すぐ「駄目だ。私は修煉者だから負けてはいけない」と思い、直ちに起きました。
三つのことを頑張る
師父のご慈悲によって私は再生しました。三つのことを頑張ってこそ、師父の慈悲なる救い済度に申し訳が立ちます。修煉以来8年間、私は毎朝3時40分に起きて煉功し、昼は学法し、三つのことをしました。私はどう修めたら良いかを知らない状態から、何かある度に内に向けて探し、すぐに爆発する性格から平然と全てに向き合い、心が動じなくなりました。真に自分を厳しく律し、一思一念を大法に照らし、自分を修めました。人を救うことなら、私は何でもやり、大法弟子のプロジェクトに必要があれば、私は力を尽くしました。
ある晩、農村に行って法輪功の資料を配りました。資料を置いたとき、ある家の大門辺りにいた大きな犬が私を追って狂ったように吠えました。それでそれぞれの家の犬達も出てきて、犬の群れが私の後ろで一斉に吠えました。私は体の向きを変えて犬達に「吠えないで。私はお前たちのご主人を救う為に来たのよ。お前たちも『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と覚えて、帰りなさい!」と言うと、犬の群れは帰りました。これは明慧ネットに発表されたた同修の交流文章から学びました。明慧の文章を読んで私は大いに助けられました。
今までの修煉を通じて私は、弟子が真に修煉し、着実に修めれば、師父が与えてくださる全ては最高のものであると真に感じました。8年来、私は薬を1粒も飲んだことがなく、健康で精神状態は良く、皆から気質が良く、若いと褒められています。私は真相伝えに出かける度にきちんとした格好で、立ち居振る舞いに気をつけます。私は既に66歳ですが、真相を聞く人の中には、私の皮膚が白くて柔らかく、とても若く見えると羨ましがる人が多いのです。「どう保養したの?」と聞かれた私は、保養はしませんが、煉功していると答えます。「何の功なの?」と聞かれて「法輪功です」と答えました。これをきっかけに私は、自分は昔はがん患者だったが、煉功して治ったと伝えます。当時1億人以上が法輪功を煉りましたが、良いからこそ、そこまで多くの人が煉ったのです。法輪功は人に真・善・忍をもって心を修め、善に向かうように教え、道徳性が向上し、佛を修めます。とてもいいものでしょう? 共産党の本質は偽・悪・闘でありながら、法輪功を弾圧する口実を探せないため、江沢民は手中の権力を利用して、偽りの天安門焼身自殺事件を作り、それを法輪功になすり付け、誹謗中傷しました。共産党は政権を取ってから様々な運動を起こして、8000万以上の無辜の中国人を殺し、最も残忍な事は法輪功修煉者の臓器を生きたまま狩ることで、天の怒りと人の恨みを買いました。人が治めなければ天が治めます! 天は共産党を淘汰させようとしているのに、共産党、共青団、少先隊に加入した人々は「共産主義の為に終身奮闘し、命を捧げる」と誓いました。そこから退出しなければ、その一分子として一緒に淘汰されます。共産党は汚職と腐敗をしながら、私達に身を捧げるよう要求しています。そうする価値はないでしょう。庶民は安らかに過ごせれば幸せです。普通の人は聞いて分かり、みな偽名を作り、三退することに同意します。
対面して真相を伝える中で違った階級の様々な人に会います。何が起こっても私は師父がおっしゃった次の法を心に刻んでいます。「一つの心が動かなければ全ての動きを制することができます」[1]、「わたしは根を宇宙に下ろしているので、あなたを動かせる人がいれば、このわたしをも動かすことができることになり、はっきり言って、その人はこの宇宙を動かすことができることになります」[2] 。100パーセント師父を信じ、法を信じてこそ、本当の意味で、全てに向き合うことができます。
ある時、人に出会って真相を伝えたら、彼は私に2回も「私が誰か知っているの?」と聞きました。彼の膨れっ面を見て私は「あなたは警察官でしょう? 私の師父は警察官も救うべき生命であるとおっしゃいました。あなたの為に言いますが、早く退出してね。あなたの苗字は?」と話すと、「王です」というので、「あなたはかなりの福相ですね。王有福と呼んだらいかがですか?」というと、彼は笑いながら「私があなたを見てもかなり福がありますね!」と言いました。
「多くの人から聞いたが、私は信じない。退出しなかった」と言う人にもよく会います。私は次のように言います。「空気は見えませんが、ないと生きることができません。電波は見えませんが、それは確実に存在しています。人々が言っている天は、宇宙の知恵のある高級生命であり、即ち佛、道、神です。平安は福です。苦労して頑張っても最後に命を失くしたら、もったいないでしょう! 今あなたから金も取らず、偽名を作り心で思うだけで、三退できます。頭上三尺に神あり、法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい、と覚えておけば、神佛はあなたの平安を真に守ってくれます」というと、相手は退出します。
人が退出する度に私は心で「師父に感謝します! 師父に感謝します!」と言います。私は分かっています。私の正念、私の知恵、全ては師父から頂いたもので、私は足と口を動かすだけです。全ては師父からの助けによるものです。私はまだまだ足りない面があるので、先輩達からよく学ばなければなりません。
資料配りに出かける前に私はいつも、師父が加持して下さるように、私の行く先々で、世人が真相を分かることを邪魔する全ての邪悪な要素を一掃し、衆生が救いを得て平安になるように、発正念をします。夜、資料を配りに行ったとき、住宅地区内の至る所にハイビジョンカメラがあり、私はカメラに「あなたには私が見えない、私は透明人間です」と言います。車のワイパーやそれぞれの家のドアの取っ手に資料を掛けて、いつも順調に配り終えました。
修煉がいつ終わるか、私は執着しません。師父が巨大な代価を払って延長された、限られた貴重な期間内に、努力して法を正す進展に追いつき、三つのことを頑張って、誓いを成し遂げ、合格した法を正す時期の大法弟子になります。
注:
[1] 李洪志師父の経文:『二〇一四年サンフランシスコ法会での説法』
[2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』