2018アジア法会 韓国ソウルで開催
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 【明慧日本2018年11月3日】「2018アジア法輪大法修煉体験交流会が、10月14日、韓国の首都ソウルで開催された。アジア各国から2000人近い法輪功学習者が参加した。法輪功の創始者・李洪志先生は弟子たちに「皆さんは衆生の希望です!」【1】と祝辞を贈られた。

 交流会で韓国、インドネシア、台湾、香港などの法輪功学習者は学法、仕事、生活の環境の中で、真・善・忍の原則をもって執着を取り除き、心性を高め、世人に真相を伝える過程で悟ったことを発表した。

'图1:10月14日,来自亚洲地区的部份法轮功学员齐聚韩国首尔,召开“2018亚洲法轮大法修炼心得交流会”。'
「2018アジア法輪大法修煉体験交流会」会場

'图2~5:来自亚洲各国的法轮功学员在法会上交流修炼心得。'
交流会で発表する法輪功学習者

 確実に修煉し 真に修める弟子になる

 釜山市の法輪功学習者・李潤静さんは中学校の教師である。彼女は幼いころから多くの病があり、両親に連れられてよく寺を尋ねるうちに、自然に佛教と触れていたが、2012年知人に紹介されて、法輪大法の修煉を始めた。初めて『轉法輪』を読んだ時、大きな衝撃を受け、以前、佛教を修煉して抱いていたときの多くの疑問に答えを得られた。その時の興奮をコントロールできず、心の中で「この世にこのように天機を漏らす本があったのですね」と思ったという。

 修煉を始めて5年ほどは、独自で修煉していたため、決まった時間に発正念し、口訣があることを知らず、真相を伝えることも知らなかった。ある日大法のホームページである「明慧ネット」を見て、各地に煉功の連絡先が書いてあるのを知り、その後当地の同修と連絡をして、グループ学法と体験交流などの概念を理解し、2018年1月、グループ学法と煉功に参加するようになり、全体の修煉に加わった。

 のちに、李さんは恐れる心。面子を気にするなどの人心を突破し、徐々に真相を伝える列に加わり、同時に教師という立場を利用して先生や生徒に煉功を教え、「国際真善忍美術展」、神韻芸術団の公演を通して、先生や生徒に多くの真相を伝え、良い効果を得た。彼女は、彼らは待ち焦がれていた自分の衆生だったと感じた。

 李さんは大法の仕事はすべて修煉であることを認識し、矛盾があれば必ず内に向けて探した。正法に参加するのは遅かったが、一歩一歩確実に修煉し、努力して三つのことをしっかりと行ない、最大の努力で真に修める弟子になりたいという。

 探し求めて 人生の真の目的を見つける

 韓国世宗市の学習者・林成俊さんは、人生の真諦を探し求め、最終的に法輪大法の修煉を始めた経歴について交流した。

 林さんは4歳のころ、脳裏に「私は誰? なぜここにいるのか?」などの多くの疑問を持ち始めた。成長と共にこれらの疑問はずっと彼に付きまとった。人生の真の目的を探し求めて、彼は23歳の時、出家して寺に入り僧侶の生活を10年続けたが、答えを見つけることができず、無意味に10年が過ぎ去り、林さんは山から下りて世俗に戻った。

 2006年に林さんは幸運にも法輪大法と出会い、以前の人生に対する疑問に対してたちどころに答えを得ることができた。残念なことに彼は妻と2年ほど修煉したところで、怨恨心、求める心などの執着心により、魔難を突破することができず、最終的に大法から離れた。この経歴は彼の心を痛めた。

 2017年、林さん一家3人は再び大法の修煉に戻った。師父が再び彼らに修煉の機会を与えてくださり、限りない慈悲と恩を思い出す度に、頬を涙で濡らした。

 「私一家が修煉を始めたあと、一切が変わり、家族は睦まじくなり、生活は豊かになり、金銭に対する執着を放下したことで、かえって多くのものを得ることができました」と話す。現在は、村長をしている。以前の村民は派閥に分かれ、背後でお互いに悪口をいい、協調しなかった。「私は法輪大法を修煉するようになってから、すべてのことが変わり、派閥がなくなり、畑の収穫も良くなり、天災もなくなりました」と話した。

 今、林さんの唯一の願いは、「村民が法輪大法を修煉して、すべての家族に法輪大法の素晴らしさを知ってほしいのです」という。

 大法を堅く信じ 精進して三つのことをよりよく行

 インドネシアからきた学習者・ノーマンアイティヤさんは、高校卒業と同時に修煉を始め、大学卒業後、公務員になった。修煉をして6カ月後、彼女は、修煉は必ず専一でなければならないと認識した。

 彼女は「インドネシアでは一人一人が必ず宗教の信仰を持たなければならず、私が住んでいる村は各種の宗教儀式に参加することを求め、有神論者であることを証明させられ、そうしなければ無神論者と見なされます。そこで私は、私の大家族と、双方の両親を含めて、私は大法の中で真の修煉者になりたいので、修煉は不二法門でなければならないことを告げましたが、このことは生易しいことではなかったのです」と話す。

 最初のころ、両親は法輪大法は素晴らしいと知っていたが、しかし修煉の専一問題をいきなり受け入れることはできなかった。

 ある時、ノーマンアイティさんは宗教儀式に参加しなかったため、両親に家から追い出された。その時の彼女は驚くことなく、心の中で「起こるべきことが起きたのでしょう。私は心身ともに大法の中で修煉しているので、師父は私に最もよい按排をしてくださいます。何も失なうことはありません」と思った。その時の彼女は大学生だったので、両親から与えられたノートパソコン、車などを放棄して、体一つで家を出た。

 彼女は修煉者の家に身を寄せたとき、大法に対して堅く信じる心を師父は見ておられた。そして彼女の母親から電話があり、娘を追い出したことを後悔している、それは本心ではなく、彼女に家に戻ってきてもらいたいという。ここに至るまで、同修は彼女の両親に真相を伝え続け、最後に彼女の両親は彼女の専一問題を受け入れた。ノーマンアイティさんはその宗教儀式に参加しなかったが、家庭は以前のように暖かく睦まじい状態に回復し、何も発生していなかったようだった。

 ノーマンアイティさんは優秀な成績で大学を卒業し、公務員の仕事に就き、両親は彼女のことを誇りに思っている。彼女は、これらの一切は大法からの福報だとわかっている! 両親は娘が大法弟子になって良かったと実感し、法輪大法は素晴らしい! ということも分かったという。

 「法輪大法は私の家庭を救った」

 韓国の学習者・李善真さんは、家庭でのいろんなトラブルの中で、修煉者の態度で接し、結果として夫が大法を支持し、家族も睦まじくなった。

 李さんは韓国人で、彼女は中国から韓国に嫁いで9年間、金があって家があり、理想の仕事についていた夫は、すべてを失い、以後6年間夫は生活に直面せず、責任を担わなかった。ゲーム遊びで現実の生活から逃避し、時には李さんに暴言を吐いた。姑は痴呆症で、子供は6歳になっても言葉が話せず、「あらゆる圧力が私に圧し掛かり、ほんとうに辛かったのです!」と話した。

 李さんは生活のため商売を始めた。時に姑は彼女に試練を与えたが、彼女はいつも修煉者の基準で接した。彼女は大法の円融は破られることはなく、師父がどこにいてもよい人になるようにと言われたことも分かっていた。

 李さんの夫が彼女の修煉を支持した後、夫はある会社の経理主管に採用された。採用通知を受けた彼は、彼女に法輪功の修煉を始めたいと打ち明けた。就職の面接を受けた際、心の中で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じていたという。

 「師父は夫と私の家庭を救って下さいました」と話す李さんは、子供にも学法するよう促し、子供は話せるようになり、ますます可愛くなったという。

 仕事と真相を伝える環境の中で「忍」をやり遂げる

 香港の学習者・ジャスミン・チョウさんは、診療所で発達障害児の診察を行なっている。修煉する前は児童や親が診察に協力しない時、うんざりして、ときには腹が立っていた。しかし修煉後はこの心理状態を変えるべきだと意識した。彼女が心を穏やかにして彼らに接した時、修煉者が持っているエネルギーは、一切の不正な状態を糾した。

 「私が確実に感受したことは、真・善・忍の原則で物事を行なえば、状況は換わります」とチョウさんは話した。

 仕事の中で、彼女はほかのトラブルにも出遭った。院長の信任を受け、多くの仕事を与えられ、他人が嫌うような仕事はすべて彼女に回されたので、残業をしなければならなかった。

 「ほかの人は帰るのに、私一人が残って仕事をしていた。私の職位は仕事の量に関係なく、給料は変わらなかった。しかし、自分は修煉者だから、どこにいてもよい人にならなければならないと思うと、あまり気にしなくなり、恨みや不平不満の感覚はなくなりました」と述べた。

 チョウさんは、香港観光スポットで中国人観光客への真相伝えに参加したことについて交流した。真相パネルを挙げて彼らに見せた時、彼らは親指を立てて称賛する人もいれば、悪口を言う人もいた。彼女は数年の間に寛容と忍の力を高めた。中国国内からの観光客の異なる反響に直面して、泰然とした態度で対処することができ、気にとめないという。

 プロジェクトに協調する中で善を修める

 台湾の学習者の元書店経営者・黄淑女さんは、プロジェクトの協調人になって、如何に善を修めて昇華したかについて交流した。

 黄さんは協調人になった時、プロジェクトのメンバーは技術の発展について異なる意見を持ち、そのため隔たりが生まれ、これらの問題が彼女の早急な解決を待っていた。

 「私は回避しようとしましたが、しかし回避で問題を解決することはできません。私はまず、グループ学法と交流を増やし、全体の心性を高めることにし、心性が昇華すれば、技術も早く向上しました。続いて私は問題について、慈悲をもってプロジェクトのメンバーに接すれば、彼らは受け入れ、不足を正すのです」

 「プロジェクトのメンバーと交流する時、意識したことは善を多く用いることです」と、話した黄さん。彼女が善意をもって同修と交流すると、その同修は大きく変わり、話す言葉は真っ向から対立しなくなったという。

 協調の中で黄さんは、自分の劣等感を見つけ、自分には前の協調人のような能力がなく、口も達者ではなく、協調人の資格がなく、それに加えて恐れる心があり、よく協調できないのではないか、ほかの人が自分に変な見方を持っているのではないかと恐れ、自分が円融できていないために他人を傷つけるのではないかと恐れていた。

 黄さんは劣等感は私心によるものだと分かり、「自分を傷つけることを恐れることは、自分を守ろうとしているのではないか? 面子を気にしているのではないか?」と悟り、これらの執着心を取り除く必要があると感じた。

 自我を放下して 主流社会の人々に真相を伝える

 台湾からきた曹慧玲さんは、メディアの仕事をしており、主流社会の人々が集まるクラブで、メンバーと良い関係を築き、真相を伝えたことについて交流した。

 曹さんは社交がとても苦手で、社会的地位の高い人に対してさらに避けて恐れていた。しかし法輪功の真相を伝えるため、徐々に自我を放下して、苦手な社交を克服して、クラブでの社交に適応して、人脈を開拓していった。

 活動の中で、ある年長者は法輪功の真相を拒否した。この人の親は共産党から迫害を受けたことがあったが、国民党政府と台湾に渡り、創業して大成功を収め、海外の華僑のリーダーになった。中国が経済を開放したあと、彼女は度々上海に戻り、中国共産党の上層部から接待されていた。曹さんは諦めずに各方面から真相を伝え、彼女を幻から目覚めさせた。

 黄さんは「学習者の弛まない努力は、世人が見ています。私は活動の中で時に不器用なところがありますが、彼らは私たちの真理を堅持する強い意志を見て、敬服するだけでなく、羨ましがっています」と話した。

 阻止から支持へ インドネシアの警察は変わった

 インドネシアからきた陳明蓮さんは、当地の学習者は毎日、中国領事館に行き迫害停止の呼びかけを数年続けてきた。ある日、警察と市の職員が妨害しに来て、理屈にあわない理由で活動を阻止しょうとした。

 「実際、公民として私たちは正義を支持する活動を行なう権利があり、インドネシアの法律に守られています。私たちは法律機構にこの状況を報告すると同時に法律機構の担当者に真相を伝えました」

 陳さんは、当時の圧力は相当なものであったが、引き下がることなく、「みんなの考えが一致し、どんな状況下でも正念をもって正しく行うことです.」

 「私はこの機会を利用して警察に真相を伝えました。自分の恐れる心を取り除くと、各部門の担当者は真相を理解し、学習者全体の心性も向上したことで、警察や市の職員は私たちの活動を妨害しなくなり、私たちの友人になりました」と陳さんは話した。

 若い警察官は上司に真相を伝えてくれた。その上司は学習者を招いて交流し、「真相を理解したその上司は、その場で部下に学習者の中国領事館前での活動を妨害してはならないといい、私たちは彼のために喜びました」

 「間もなく、その上司は昇進し、1年もしないうちに再び昇進したと聞きました。それは彼が得るべき福報なのです」と陳さんは話した。

 中国からの留学生 学校で真相を伝える 

 韓国ソウル大学の留学生・艾莉さんは、3歳の時から法輪大法の修煉環境で育てられ、大法は自然に彼女の生命に欠かすことのできない一部になった。

 学校で、艾莉さんは学生と友人との付き合いの中で真・善・忍の原則を実践し、同時に便利な条件を利用して教授や学生に真相を伝えている。

 例えば、宿題の作文を書く時、多様な角度から法輪功の真相に繋ぎ、人権に関する授業の中で、中国共産党の人権侵害の角度から真相を伝えた。歴史の授業の時、共産党の誕生と運動の歴史から真相を伝え、芸術の授業の時、神韻芸術団の公演の紹介から真相まで伝え、自分の経歴を紹介する時、家族が迫害を受けた角度から真相を伝えているという。

 午後5時、法会は穏やかな雰囲気の中で圓満に終了した。発表した学習者の誠実な交流は、参加した一人一人を感動させ、多く受益し、国に戻って時間を大切にして、さらに精進すると話した。

 法会に初めて参加した韓国の学習者・具昌瑞さんは、「彼らはとても素晴らしい。心理状態といい、修煉の精進状態といい、彼らに比べて私は遥かに遅れています。インドネシアの学習者の交流はとても感動しました。修煉して8年かかってやっと家族に受け入れられるまで、彼女はどれほどの苦しみを嘗めたことでしょう。この度の法会は私に反省の機会を与えてくれました」と話した。

 公務員を退職した柯さんは、法会の交流は深い印象を残し、修めて学び比べることを通して、同修の良くできている一面を見て取れただけでなく、如何に改善すべきかを目覚めさせてくれたという。

 豪州で自営業をしている学習者のブルース・リーさんが深く印象に残っていることは、同修が観光スポットでずっと真相を伝える善の心だという。「ある中国の警察官は、いつも罵声を浴びせていたが、毎日来て『共産党についての九つの論評』のビデオ放送を見ていました。同修が善の心で彼に真相を伝え続けることに本当に感動しました。自分は果たしてできるでしょうか? 決して放棄しない精神を、私たちは学ぶべきです」と話した。

 注:
 [1] 李洪志师父の経文:『2018年アジア法会へ』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/15/375817.html)
 
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