天津市の劉祥梅さんは不当判決される
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  明慧日本2018年12月20日】天津市の法輪功学習者・劉祥梅さん(女性)は、2018年10月24日に懲役3年の実刑判決を言い渡され、11月7日に天津女子刑務所5監区に拘禁された。

 劉さんはネット上で法輪功迫害の真相を人々に送信したため、2017年8月11日、大港支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と古林派出所の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。翌日、浜海新区第三留置場に拘束された。

 劉さんが起訴された後、検察庁、公安局および裁判所の関係者は、「『反省文』を書けば、すぐに解放する」と何度も強いたが、劉さんは無罪を主張し「法輪功は最も正しい功法です。自分の良心に背くような話をする訳にはいきません」と拒否した。

 2018年4月11日午前9時、大港裁判所は劉さんに対して裁判を行った。2人の弁護士は、検察官が列挙した証拠に対していちいち論じ返した。劉さんは自らも無罪であると主張した。そして、裁判官・馬建濱は検察官に証拠を補足するようにと要求し、裁判を終了させた。

 2018年6月6日午前9時、大港裁判所は劉さんに対して2回目の裁判を行った。すべての在席者は弁護士の力強い弁護を静かに聞き、法廷内では正義のエネルギーが充満した。劉さんの父親はその場で立ち上がり、「弁護士のおっしゃる通りです。娘は無罪です。すぐに解放すべきです」と力強く訴えた。しかし、裁判官は休廷すると告げた。

 2018年6月12日、大港裁判所は弁護士と家族に知らせない状況下で、劉さんに懲役3年の実刑判決を言い渡し、さらに罰金3000元を科した。2018年6月21日、劉さんは判決を不服とし天津第二高等裁判所に控訴したが、2018年10月24日に、天津第二高等裁判所は一審の判決を維持したまま、最終の裁定とした。

 劉さんは家族に「引き続き上告する」と意思表示した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/30/377850.html)
 
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