文/中国の大法弟子
【明慧日本2019年3月30日】
一、カメラは本当に壊れた
2018年7月下旬のある日、大法弟子の泉子さんはいつも通りに朝早くから、真相を伝えに出かけました。
ある小さな広場にやって来ると、ここにはお喋りをしている人や、ベビーカーを押して散歩している人、太極拳を練習している人、トランプをしている人、いろんな人がいました。泉子さんは人の集まりに入り、雑談をしているうちに真相を伝え始めました。順調に数人に三退をさせてから、彼女はさらに広場の東側に行って他の人達にも真相を伝えました。
その過程で、ある人がずっと付かず離れずで、泉子さんについて来ていました。泉子さんもそれに気付きました。その時、彼女は多く考えずに真相伝えに集中していました。真相を伝え終わると、ある40代の男性が自分を写真に撮っているのに気付きました。その時、泉子さんは慌てず恐れず落ち着いて男性に、「あなたは三退しましたか? あなたはずっと私について来ていましたが、きっと三退の話を聞きたがっていたのでしょう? あなたも心から中国共産党の組織から脱退して、平安を守りましょう」と伝えました。
男性は笑っているようで笑っておらず、無表情に、ずっと泉子さんを眺めていました。しかし、その表情からは、「お前を前からも後ろからも、左からも右からも全部撮ったのぞ。お前はもう逃げられないぞ」という意味合いが読み取れました。
泉子はすぐに体の向きを変え、心の中で「師父、この人のカメラを壊してください。お願いします!」と師父に助けを求めました。
再び振り向いて見ると、男性はカメラをいじりながら、「あれ? さっきまでよかったのに、なんであっという間にこうなったのか? どうして壊れたのか?」と独り言を言っていました。カメラを見ると、レンズが「花」が咲いたような形になって割れていました。男性は呆然と立ったままで、どうしたらいいか分からない様子でした。再び泉子さんを探そうとしても、彼女はすでに広場から出て行き、人々の流れの中に消えていました。
二、「これは神様のご按排だ」
今朝、私達同修3人は迫害の真相資料、小冊子とDVDを持って車に乗って、田舎に人を助けに行きました。師父の慈悲なるご加護の下、同修達は正念を持って正しく行い、順調に真相資料とDVDを配り、三退を勧めました。
年配の同修は毎日出かけて真相資料を配り、三退を勧め、それから、家に帰って食事の支度をするスケジュールになっています。今日、すべての資料を配り終えると、ちょうど11時近くになりました。しかし、ここは家からまだ数キロも離れており、タクシーもつかまりにくい場所でした。年配の同修は、「師父はきっと帰りの車を按排してくださる」と信じていました。
その通りになりました。しばらく歩くと、一台の電動バイクのタクシーが通りかかりました。私達はタクシーを呼び止めました。中を見ると、1人の乗客が乗っていて、後ろにはちょうど3人が座れる席がありました。「本当に按排されたようですね!」と私たちが言うと、運転手は「神様のご按排ですよ」と答えました。しっかり座ってから、私は運転手に、「運転手さん、先ほど、神様のご按排だと言いましたね。法輪功の真相を聞いたことがありますか?」と聞くと、彼は「聞いたことはありますよ。資料もたくさん読みました」と答えたため、私達はさらに「じゃ、三退をしましたか?」と聞くと、彼は「はい、もう、三退しました」と答えてくれました。
乗客にも真相を話しましたが、その乗客は受け入れてくれないため、私は師父の新しい経文「造り直す」を暗唱して聞かせました。それを聞いて、彼は少し態度を変えたように見えました。同修が運転手に真相のお守りを渡した時、この乗客にもあげるようにと私は提言しました。タクシーを降りた時、乗客は喜んで真相のお守りを受け取ってくれました。
年配の同修は順調に家に戻り、家族にご飯を作ることができました。
師父のご加護に感謝いたします!