【明慧日本2019年4月9日】(安徽省=明慧記者)2018年10月、安徽省合肥市の法輪功学習者の杭霞さんは、合肥市瑶海区裁判所により懲役3年6カ月の不当な実刑判決が言い渡され、さらに、5000千元の罰金が科された。
すぐに杭霞さんはこれを認めず控訴したが、瑶海区裁判所の所長の楊聯文はこれを受理せず、弁護士に頼んで控訴状を拘留場に保管してもらった。しかし、裁判所の誰かが取りに来ると言ったが、なかなか取りに来なかった。弁護士の方から何回も電話で催促したが、結局、裁判所の人員は誰も控訴状を取りに来ないので、控訴期間はどんどん経っていき、定められた控訴期限が近づいた。
お正月の後、杭霞さんに面会するために弁護士が拘留場へ行くと、杭霞さんはすでに2019年2月21日に、安徽省女子刑務所に収監されたことがわかった。
杭霞さんが移送され、安徽省女子刑務所に収監されたことを、家族と弁護士には全然知らされていなかった。控訴したはずの2回目の裁判も行われず、尋ねると、杭霞さんの控訴の権利は剥奪されたとしか、教えてくれなかった。
その後、弁護士は再び安徽省女子刑務所へ杭霞さんに面会に行った。やっと刑務所に着いて、面会の手続きを済ませ、最後の窓口へ行くと、女性警察官に「法輪功をやめないと、誰とも会えない」と面会を拒絶された。この件の関連書類や証拠も示さずに、ただ政法委からの命令だと言われ、弁護士の会見する権利までも取り上げられた。
現在、杭霞さんの主人は体調が悪く、お正月前に会社に病気のため休暇届けを出したので、今は収入の無い状態である。主人は心臓が弱く身体に力が入らず、息も短いし、少しでも多く歩くとすぐに疲れてしまう。また、経済面でも困窮しており、手術費用もなく、手術のリスクも心配して昔ながらの保守的な治療を受けている。杭霞さんの主人は自分の身体が病弱であるにもかかわらず、杭霞さんが留置場でひどく迫害されているのではないかと、杭霞さんの身を大変心配してる。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)