中国・合肥市の法輪功学習者5人 不当な裁判を
【明慧日本2016年9月20日】中国・安徽省合肥市の法輪功学習者・徐敏さん(50歳男性)、段天俊さん、戴家謙さん、汪必蘭さん、呉艶キョウさんの5人に、今月14日午前10時、市包河区裁判所において不当な裁判が行われた。北京の弁護士・程海さん、天津の弁護士・唐志偉さんは根気強く弁護をし、5人は無罪のため解放を求めた。
2人の弁護士は法輪功を学ぶことは合法であり、その関連資料の作成と配布することも合法であることや、今回の案件は刑事案件ではないと指摘した。さらに、法輪功を裁判する人は犯罪の疑いがあり、法輪功に対する弾圧はつまり社会へのダメージとなると述べた。
弁護士は徐さんと段さんにかけられた手枷、足枷を外すようにと要求し、法廷の同意を得た。学習者らの親族10人ほどが傍聴できた。
徐さんは昨年9月15日に、自宅で包河公安支局の濱湖派出所の警官に不当に連行された。24時間後、「一路同行」というホテルに連行され、2階の部屋に拘禁され、24時間監視され、外出や家族との連絡を禁じられた。22日午後、徐さんは供述を取られ、その後、市第二留置場に拘禁された。
包河区検察庁が5人を訴えるいわゆる犯罪事実は、2012年10月から昨年9月の間、市の多くの住宅地には法輪功に関する宣伝品が発見され、また、徐さんのパソコンには法輪功の関連文章や資料を作成するデータ、インターネット封鎖を突破できるソフトなどを発見したという。