【明慧日本2019年7月16日】(米国=明慧記者・李静菲)7月4日は米国の独立記念日で、アメリカ合衆国の祝日である。アメリカおよび世界各地から数十万人の人々が首都ワシントンDCのナショナル広場に集まり、第243回目の建国記念日を祝った。法輪功(法輪大法ともいう)は米国独立記念日パレードに参加する116団体の一つに選ばれ、200人余りの法輪学習者がこのパレードに参加した。観衆は法輪功の隊列はパレードの中で最も壮観だという。
天国楽団は連続14年パレードに選ばれた唯一の楽団である。学習者が設計し制作したフロート車はパレードに参加した9台のフロート車の中で最も観衆の目を惹きつけた。「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍」の文字がフロート車の両側に取り付けられ、先頭部分には青空に白い雲と仙女が飾られ、後ろ部分には満開の蓮の花が飾られた。数人の若い学習者がフロート車の上で功法を実演し、天女服を身に纏った女性が手を振って観衆の歓声に感謝した。主催者は学習者に応援を要請し、ケーキの形をした風船を持つことになった。初めて法輪功の隊列を鑑賞した人々は、「法輪功は最も壮観で、とても感動しました」と話す。
7月4日午前11時45分、パレードはワシントン憲法通りと七番街の境から出発した。天国楽団の演奏が始まると、沿道の観衆は曲のリズムに合わせて拍手と喝采を贈り、多くの人は携帯電話でビデオを撮り、友人とこの得難い場面を分かち合うという。
天国楽団の指揮者・周さんは、「160人余りの天国楽団のメンバー全員が法輪功学習者で、多くは華人ですが、西洋人もいます。年齢層は幅広く十数歳から八十歳まで、彼らは社会の各階層、異なる業種から参加しており、医者、記者、エンジニア、会社の管理職などがいます」と話した。
天国楽団は、「法輪大法は素晴らしい」、「神聖なる歌」、「法は乾坤を正す」、「凱旋」、「宝を届ける」、「法鼓法号は十方世界を震わす」、「法輪聖王」、「佛恩聖楽」、「星条旗よ永遠なれ」などの曲を演奏した。
マークさん一家4人はニューハンプシャー州から独立記念日の祝賀活動に参加するためにワシントンを訪れ、学習者のパレードを初めて鑑賞した。
マークさんの娘さんは中国の文化が好きで、中国語を少し話せるという。彼女は「私は特に真善忍と書かれたフロート車に注目しています。とても綺麗で、仙女の衣装もとても優雅で、色合いも明るく美しいです」と話した。
マークさんは「法輪功のフロート車はパレードの中で最も美しく、設計ははとても専門的で、とても品位があります」と称賛し、天国楽団に対しても称賛した。「演奏は正確で、曲はとても素晴らしい!」
エリサさんとマークベニーさん夫妻はメリーランド州から、車を運転して2時間かけてワシントン独立記念日パレードの鑑賞に訪れた。2人は法輪功学習者のフロート車が最も綺麗だという。エリサさんは「フロート車の上で集中して煉功をしている男性を見て、私は感動しました」と話した。
中国の深圳からメリーランド州ホプキンス大学に留学中の女子学生は、初めてみた法輪功学習者のパレードがとても壮観だという。
バージニア州から初めてワシントン独立記念日パレードの鑑賞に訪れたジョンさんは、携帯電話で法輪功の隊列を撮っていた。彼は「これは最大なパレードの隊列であり、とても大規模なのに秩序があって列が整っていて、多くの時間を費やして練習したことが分かります」と語った。
サンフランシスコから訪れたジョージ・ワトキンスさんは、天国楽団の演奏はアメリカ独立記念日の主題と合致し、自由を祝っているという。
メリーランド州在住の法輪功学習者・張慧東さんはワシントン独立記念日パレードに参加するのは4回目である。彼は「私は法輪大法の修煉を放棄しないために、中国で度々不当に連行され、拘禁されました。そのため、私はアメリカの自由の貴重さを感じ、この自由を大切にしています」と語った。
蓮の花の中で座禅をする17歳の徐鑫さんは、「人々に法輪大法の素晴らしさと神聖さを知ってもらうことができ、とても楽しかったです」と語る。父親は「真・善・忍」に対する信仰を放棄しなかったため、中国共産党の迫害により死亡したという。
法輪功パレードの協調人・葛敏さんは、「中国共産党の法輪功に対する残酷な迫害は20年になり、学習者は不当に拘禁され、迫害によって不自由な身体になり、甚だしきには死亡し、さらに残酷なのは中国共産党は学習者の生体から臓器を強奪しています。学習者はアメリカの独立記念日パレードに参加して、自由の貴重さを強く感じ、さらに自由の地での修煉を大切にし、世界の人々に法輪大法の素晴らしさを見てもらい、大法の恩恵を受けてほしいのです」と語った。
法輪功は法輪大法とも称し、1992年に李洪志先生によって中国の長春の地で伝え出され、宇宙の特性「真・善・忍」を指導の根本とし、宇宙の演化原理に基づいて修煉している。