吉林省の法輪功学習者18人 一斉に連行される
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 【明慧日本2019年9月23日】(明慧記者=吉林省)吉林省四平市公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)は警察署員と地域の職員らと共同して、2019年8月15日に孟祥琪さん、孟凡軍さん、李長坤さん、王東吉さん、于健莉さん、韓健平さん、韓雪さんたちと、他にも合わせて18人の法輪功学習者を一斉に連行した。今回の連行は、「SF1902専門案件」と呼ばれ、長期的なネットと電話での盗聴による監視と追跡により、実行されたものである。

 8月15日朝5時ごろ、2台の車で現れた私服の四平市公安局員の9人が、劉玉華さんの夫である法輪功学習者・韓健平さんの写真を持って、家に侵入し(ちょうど、韓健平さんは不在であった)、令状のないまま家宅捜索を行ない、家財などを不当に押収した。また、公安局員のうちの2人は、ビデオカメラで現場を撮影し、劉さんの写真を撮り、劉さんを騙して公安局に連行した。

 吉林省公主嶺市大嶺鎮に在住の法輪功学習者・崔桂賢さん、斉紅梅さん、1年6か月になる女の子までが連行された。親戚の話によると、早朝5時過ぎに3台の車が現れ、そのうちの2台の車のナンバーは吉C8Y777、吉AO.1LP3で、布で車のナンバーが隠されていた。十数人の私服警官らが家に侵入し、令状のないまま家宅捜索を行ない、不当に家財までも押収した。四平公安局員らによって崔さんと娘の斉さん、斉さんの子どもが強制連行された。斉さんとその子どもはその日に釈放された。

 同日朝7時過ぎ、十数人の公安局員らが、長春市緑園区に在住の法輪功学習者・韓雪さんの家に侵入した。そのうちの4人の女性は私服で警号も持たず、ビデオカメラを持って家の中を荒らし回り、パソコン4台、プリンター、 USBなどを押収した。そして、韓健平さん、その娘・韓雪さん、孫艶霞さんを連行し、遊びに来ていた姪の高紅玉さんまでも連行した。

 朝7時40分、四平市公安局国保大隊の人員、梨樹県公安局国保大隊の人員、梨樹県康平警察署員、康平県の職員の合計二十数人が、法輪功学習者・祥琪さん宅に不当に侵入し、不当に家財を押収し、人民元約4000元(およそ6万円)の現金を押収し、孟さんとその岳父・姚徳義さんと岳母・付貴華さんを強制連行した。またその日のうちに、孟さんの母親・王桂珍さん、飲食店で仕事をしている最中だった父親・孟凡軍さんも連行された。現在、孟さんの妻・于健萍さんと3カ月の赤ん坊だけが家に取り残された状態である。

 午前10時ごろ、長春市二道区の職員が法輪功学習者・李長坤さん(75)の家をノックした。ドアを開けると、この案件の専門チームの私服警官と自称した者ら7人が押し入り、不当な家宅捜索をし、李さんを連行した。私服警官らは、李さんを吉林省の警察署に連れて行くと家族に言い残した。家族は今なお、李さんのことを非常に憂慮している。

 午後1時ごろ、長春市宋家の法輪功学習者・江涛さんも梨樹県公安局員に連行された。

 長春市朝陽区地質寮の法輪功学習者・王東吉さんと于健莉さん夫婦が、四平市公安局国保大隊、梨樹県公安局国保大隊、長春市康平派出所の警官らに連行され、家財を押収された。その際に、家に置いてあった法輪功書籍も押収された。

 長春市八里砦荷蘭小鎮の法輪功学習者・小玲さんが四平市梨樹県警官らに手錠をかけられ、連行され、その際に、家財までも押収された。同じ頃、法輪功学習者の潘さんも行方不明になったため、連行されたのではないかと思われる。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/8/19/391639.html)
 
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