【明慧日本2020年8月3日】金華市婺城(ぶじょう)区裁判所は浙江省永康市の法輪功学習者・施夢巧さんに対して、7月21日、不当な法廷審問を行なった。感染症の発生のため、法廷審問はネットを通して行なわれ、施さんはネットを通して審問を受けた。
法廷では、施さんと弁護士が法輪功の正当性を主張したり、検察側に対して不利な発言をしたりすると、すぐに裁判官に阻止され、決められた範囲内での弁護しか許されなかった。そのため、法廷は何度も中断し、何度も休廷した。それでも、2人の弁護人(弁護士と家族)は法律に基づいて懸命に事実を述べた。
施さん本人も法廷で確かな根拠を持って、正々堂々と法輪功から恩恵を受けたこと、法輪功が正法であることを主張した。そして、警察、検察、裁判所の人達に「法を知りながら法を犯さないよう、佛法を迫害しないようにしてほしい、さもなければ非常に危険です」と警告し、「法輪功の無実を晴らす日は必ず来る」と発言したが、裁判官は施さんの話を中断しなかった。
法廷はその場で判決を言い渡さず、後日に判決を下すと伝えた。
施さんは永康市唐先鎮大後村の出身。今年2月12日の昼頃、近くの象珠鎮派出所の警官によって連行された。警官は監視カメラの映像から施さんが法輪功の実態が書かれた資料を配布した姿を発見したと言った。当日、二十数人の警官が施さんの家に押し入り、家宅捜索をし、大法の書籍、パソコン、プリンター、スクーターなどの私物を押収し、施さんと夫の胡鉄軍さんを連行した。
2月13日の昼頃、夫の胡さんは家に帰されたが、施さんは永康市留置場に移送され、不当に拘禁され続けた。その後、施さんは金華市婺城区検察庁によって起訴された。
弁護士の話によると、判決が下されるのは7月28日だという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)