法輪功迫害に参与し 悪報に遭った北京の527人の実例 (1)
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年10月6日】(北京=明慧記者)北京は悠久の歴史文化を持ち、さらに、古都として3000年以上の歴史を持ち、異なる王朝に異なる名称がある。明代永楽元年(1403年)に正式に北京城を設立して以来、清朝と中華民国を経て、数百年の風雲変化の中で、深遠な帝都文化が築かれてきたが、悲しいことに中国共産党(以下、中共)によって占領され、破壊された。

 中共が政権を握って以来、様々な政治運動を発動し8000万人もの中国人をあまりにも耐えがたい方法で致死させてきた。特に1999年7.20から、江沢民とその追随者らが、誹謗中傷し、罪を転嫁し、罪に陥れるなどの手段で、「真・善・忍」を実践する法輪功学習者を残酷な方法で弾圧した。それは暴力を用い、数百種類もの拷問を駆使し、生体臓器狩りなどの邪悪な手段を用いた。それらによって死亡した学習者のうち、確実な証拠があり、身元が確認された学習者だけでも4000人余りに上る。生きたまま臓器を摘出された学習者の人数は、未だに中共に隠蔽され、計り知れないほどの人数に上る。その他にも、数百万人もの学習者たちが連行され、拘禁され、労働教養を強いられ、判決を下され、洗脳による残忍な迫害をされ、数え切れないほどの家庭が崩壊し、肉親を失った。

 しかし、善悪の報いはいずれ必ず訪れる。法輪功の迫害に参与した追随者らが残酷な迫害を行なうことで、目に見えない神秘的な力(道義とも呼ばれる)が迫害に参与した追随者らをずっと見ており、時が来ればそれなりの報いを受けることになる。もちろん、悪報を与える目的は彼らを目覚めさせ、善良な学習者たちへの迫害をやめさせることであり、どうしても目覚めなければ命で償わせ、他の参与者への戒めとするのである。

 明慧ネットが収集した1999年7月~2020年8月の間の、北京での法輪功迫害に参与した各部門の悪報に遭った関係者らの情報は次の通りである。明慧ネットの不完全な統計ではあるが、合計527人が悪報に遭い、その中の50人が82人の家族を巻き添えにした。しかし、この統計上現れた数字は多くの困難があるため、もっと多くの実例がまだ報道されていない可能性がある。今後、引き続き収集し、整理する必要がある。

 明慧が直接に入手したデータに基づき、参与者らを職業別に大きく五つに分類した。すなわち、政法委と610弁公室の人員、公安局・検察庁・裁判所の人員、党と政府の官員、企業と機関の人員、末端組織の人員である。悪報に遭った人数が最も多いのは公安局・検察庁・裁判所などの法曹関係者らで、累計163人に上り、全体の31%を占めている。そのうちの13人が、20人の家族を巻き添えにした。

图1:1999年7月~2020年8月北京各部门参与迫害法轮功而遭恶报人数统计

図1、1999年7月~2020年8月、北京での悪報に遭った迫害の参与者の職業別人数統計

 法輪功の迫害に参与した人員らが悪報に遭った数も多く、大まかに分類すると障害を受けた者、死亡した者、重病になった者、調査されて処罰を受けた者、自殺した者、精神的に苦境に立たされた者、経済的損失を被った者に分類できる。そのうち、最も多いのは死亡した者で、少なくとも158人が悪報に遭って、死亡した。

 一、北京市の各区と部門の法輪功迫害の参与者が遭った悪報の種類別分布状況

图2: 1999年7月~2020年8月北京参与迫害法轮功而遭不同类型恶报人数统计

図2、1999年7月~2020年8月、北京での迫害の参与者の悪報事例別人数統計表

表1、北京の各区と部門の迫害に参与し悪報に遭った人員の職業別人数統計表

分  類 政法委、610 公.検.裁.司 党.政府官員 企業.機関部門 末端組織 総計
中央直属部門 12 9 20 53 0 94
市属部門 6 16 5 22 0 49
東 城 0 5 0 0 1 6
西 城 1 0 0 0 1 2
朝 陽 2 11 6 2 1 22
海 淀 4 17 5 1 10 37
石景山 2 1 0 2 0 5
昌 平 15 1 37 1 2 56
大 興 0 38 1 0 0 39
房 山 4 7 7 1 15 34
豊 台 0 2 1 1 0 4
懐 柔 0 2 1 0 3 6
門頭溝 0 0 1 0 0 1
密 雲 2 17 11 1 22 53
平 谷 7 12 4 1 7 31
順 義 3 11 4 0 5 23
通 州 0 1 1 0 0 2
延 慶 9 8 10 1 17 45
某 区 0 5 5 3 5 18
総  計 67 163 119 89 89 527

图3:1999年7月~2020年8月北京各地区参与迫害法轮功而遭恶报人数统计

図3、1999年7月~2020年8月、北京各区と部門の迫害に参与し、悪報に遭った人数の統計

 二、北京各部門の法輪功迫害に参与し悪報に遭った人員の状況

表2、北京各部門の迫害に参与し悪報に遭った人員の状況統計表

分  類 障害 死亡 重病 処罰 自殺 精神苦悩 経済損失 総計 パーセント 本人 家族
政法委、610 5 20 18 8 1 13 2 67 13% 11 22
公.検.裁.司 21 49 35 45 1 10 1 163 31% 13 20
党.政府官員 45 23 13 17 2 19 1 119 23% 9 12
企業.機関部門 2 26 8 38 4 11   89 17% 3 3
末端組織 15 40 17 4 1 7 5 89 17% 14 25
総  計 88 158 91 112 9 60 9 527 100% 50 82
パーセント% 17 30 17 21 2 11 2 100      

 表2に示されたように、北京各部門の迫害に参与し、悪報に遭った人員らの状況は次の通りである。

 政法委と610弁公室の人員  67人のうち、11人が家族の22人を巻き添えにした。

 公安局・検察庁・裁判所の人員  163人のうち、13人が家族の20人を巻き添えにした。

 党と政府の官員  119人のうち、9人が家族の12人を巻き添えにした。

 企業と機関の人員  89人のうち、3人が家族の3人を巻き添えにした。

 末端組織の人員  89人のうち、14人が家族の25人を巻き添えにした。

 表2はまた、法輪功の迫害に参与した人員らが、さまざまな形の悪報に遭ったことを示す。

 障害類を受けた者、88人。

 死者類した者、158人。

 重症類になった者、91人。

 調査されて処罰を受けた者、112人。

 自殺した者、9人。

 精神的に苦境に立たされた者、60人。

 経済的損失を被った者、9人。

 三、各区、各部門における悪報に遭った人員の状況のまとめ

(一)中央の所属部門の関係者94人のうち、2人が家族の4人を巻き添えにする

  1. 政法委と610弁公室の人員の12人のうち、1人が家族の3人を巻き添えにする

 羅幹、法輪功迫害の元凶、複数の国で起訴された。

 劉京、法輪功迫害の元凶、複数の国で起訴された。

 李嵐清、パリで拷問罪容疑で告発され、正式に司法調査に入った。

 周永康、元政法委のトップ、610弁公室の指導部グループの組長、無期懲役を言い渡された。周濱、周元興、周元青も影響を受けて、立案調査中である。

 李東生、元中央防犯と邪教処理610弁公室のリーダー、懲役15年を言い渡される。

 王茂林、元610弁公室のリーダー、海外で起訴される。

 賈春旺、610弁公室の副主任、海外で起訴される。

 張文芸、元国家ラジオ映画テレビ総局の610弁公室メンバー、肝臓がんで死亡。

 郭傳傑、中国科学院の党副書記、「法輪功問題を処理する指導グループ」の副組長、海外で起訴される。

 2. 公安・検察・裁判・司法部門の関係者の9人のうち、1人は家族の1人を巻き添えにする

 鄭少東、元公安部党委員会委員、大臣補佐官、賄賂罪で死刑判決を受け、執行猶予2年、妻の陳が巻き添えにされ自殺。

 馬建、国家安全部の副部長、党委員会委員、失脚。

 馬暁東、公安部科学技術情報局の副局長、賄賂の疑いで逮捕。

 高昌礼、元司法部長、立案調査を受けて直ちに解任。

 呉愛英、司法部長、失脚。

 劉海洋、国家安全局偵察指揮センター副主任、悪性骨リンパ腫で死亡。

 孫力軍、公安部副部長、国家安全保衛局長、重大な規律違反の疑いで、中央規律検査委員会国家監督委員会による調査を受ける。

 傅政華、司法部長、免職。

 3. 党と政府の官員20人の処分

 江沢民、世界中に起訴され、恐怖の日々を過ごす。

 曾慶紅、賈慶林、李長春、呉官正、張徳江、劉雲山、張高麗、王渝生は海外で起訴される。

 丁関根、中共のプロパガンダを担当、海外で起訴され、2012年7月22日に死亡。

 牟本理、国家民委の元党副書記、副主任、肺がんで死亡。

 劉鉄男、国家発改委の元副主任、国家エネルギー局の元局長、終身刑。

 衣俊卿、中共中央編訳局の元局長、免職。

 許傑、国家陳情局の副局長、懲役13年の実刑判決。

 徐業安(徐延安)、国家陳情局の副局長、汚職問題で職場で首を吊り、自殺。

 蘇栄、第12期全国政治協商会議委員会の副委員長、重大な法律違反の疑いで調査を受ける。

 令計劃、元中共政治協商会議委員会の副委員長、中央統戦部の部長、無期懲役。

 白恩培、全国人民代表大会環資委の副委員長、死刑執行猶予、終身仮保釈禁止。

 莫建成、中央規律検査委員会の財政部に駐在規律検査組長、重大な規律違反の容疑で審査中。

 4. 国家重点企業と機関部門の関係者53人の処分

 劉志軍、元鉄道部の党書記、部長、職権濫用の罪で死刑判決を下され、執行猶予2年。

 何洪達、鉄道部の党グループメンバー、政治部主任、懲役14年の実刑判決。

 王永春、中国国家石油グループの元副支配人、懲役20年の実刑判決。

 陳誼菡、元鉄道部宣伝部長、賄賂罪で懲役8年の判決。

 柴芳蓉、核情報研究所副所長、原子力出版社副社長、懲役15年の実刑判決。

 付忠敏、ある空軍研究所の研究者、所長、脳軟化を患う。

 王建平、元武装警察隊司令官、失脚。

 徐才厚、中共軍委の前副委員長、収賄の容疑で軍事検察庁に提訴された後、癌を患い、死亡。

 郭伯雄、元中共中央政治局委員、中央軍事委員会副委員長、無期懲役。

 谷俊山、元中国人民解放軍総後勤部の副部長、死刑判決を下され、執行猶予2年。

 査瑞伝、人民大学の人口研究の教授、重症になる。

 虞祖堯、人民大学の教授、年老いて病気になり、独りぼっちになる。

 段燕生、中国科学院行管局の局長、行管局の一般職員から苦情が続出。

 張某、中国科学院高エネルギー物理学研究所の副所長、癌を患う。

 孫鴻志、中共国家工商行政管理局の前副局長、解任。

 郭伝傑、中国科学院党グループの副書記、海外で起訴される。

 陳竺、中国科学院副院長、海外で起訴される。

 王旭東、中国情報産業部の部長、海外で起訴される。

 田鳳山、国土資源部長、無期懲役。

 蒋潔敏、中共中央委員会委員、国務院国資委の主任、懲役16年の実刑判決。

 張力軍、環境部の副部長、懲役4年。

 申維辰、中国科学技術協会副会長、終身刑。

 魯煒、中共宣伝部副部長、重大な規律違反の疑い。

 陳至立、教育部長、前国務委員、タンザニア法廷に出頭するよう召喚される。

 孫家正、文化部長、海外の法輪功学習者に起訴される。

 史革新、北京師範大学の党書記、中国近代史教授、癌で死亡。

 柳春旭、中央民族大学文学・広報メディア学科の元書記、肺がんで死亡。

 蘇志武、中国伝媒大学の学長、解任。

 呂志勝、中国伝媒大学の副学長、解任。

 陳文申、中国伝媒大学の党書記、警告処分。

 另五人、中国伝媒大学の幹部、解雇され、免職。

 顧秉林、清華大学の学長、海外の法輪功学習者に告訴される。

 呉建民、中国外交大学の学長、海外の法輪功学習者に告訴される。

 唐寧、『人民日報』海外版の元編集主任、急死。

 朱鉄志、理論雑誌『求是』の副編集長、職場の地下駐車場で首を吊り死亡。

 徐懐謙、『人民日報』の特別欄編集長、飛び降り自殺。

 徐建一、元紅旗出版社の社長、懲役7年の実刑判決。

 鄧本章、中原出版メディア投資控股グループの元会長、懲役15年の実刑判決。

 王俊国、中国出版グループ副会長、調査を受ける。

 胡一丁、『中国司法』雑誌社の社長、免職。

 田聡明、中共の宣伝機関である新華社の社長、インフルエンザで死亡。

 崔永元、『実話実説』番組の司会、うつ病になる。

 焦利、CCTVの局長、解任。

 方静、元CCTVの女性アナウンサー、癌を患い死亡。

 陳虻、CCTVの『東方時空』の創建者の一人、癌で死亡。

 羅京、元CCTVニュースキャスター、リンパ腫、口腔潰瘍、舌潰瘍で死亡。

 趙朴初、中国佛学会の会長、死亡。

 叶小文、宗教局長、海外の法輪功学習者に告訴される。

 (二)市所属部門の関係者49人のうち、2人が家族の3人を巻き添えにする

  1. 政法委と610弁公室の人員の6人のうち、1人が家族1人を巻き添えにする

 張旭明、北京市政法委、処罰を受ける。

 李京生、監獄局610弁公室のリーダー、精神的な苦悩に陥り、両親を巻き添えにしてガス中毒で死亡。

 張憲林、610弁公室のリーダー、海外で起訴される。

 李偉、政法委常務副書記、市人民政治協商会議の副主席、重大な規律・法律違反の容疑で捜査を受ける。

 2. 公安・検察・裁判・司法部門の関係者ら16人が処分される

 2人、市公安局十三処人員、交通事故で死亡。

 少なくとも2人、市公安局十三処人員、交通事故で負傷。

 李繊、公安局十四処の副処長、足を骨折し入院。

 孟耀武、鉄道公安局元副検査官、漢江高等裁判所で裁判を受ける。

 肖勝喜、市検察庁第二検事局副局長、吐血して死亡。

 奚暁明、元最高裁の副裁判長、重大な法律違反の疑いで起訴される。

 劉忠山、前進刑務所第九監区の警察官、肺がんを患う。

 劉路、少年犯収容所の所長、100万元以上の横領の疑いが判明。

 田克、周凱東の義弟、労働教養所財務部の副部長、逮捕。

 周凱東、元労教局の局長、北京で急死。

 申某、労教人員派遣処一大隊の副隊長、解任。

 陳慶利、市労働教養管理局の政治部主任、肺がんで死亡。

 焦慧強、市検察庁の副庁長、重大な法律違反の疑いで捜査を受ける。

 3. 党と政府の官員の5人が処分を受ける

 劉淇、北京市委党書記、米国北カリフォルニア州地方裁判所で有罪判決。

 吉林、北京市副市長などを歴任、大腸がんを患い、海外で起訴される。

 郭金龍、北京市市長、台湾訪問中に告発される。

 呂錫文、女性、元北京市委副書記、市党校校長、賄賂の疑いで強制捜査を受ける。

 佟根柱、中国人民政治協商会議北京市民族と宗教委員会の主任、懲役11年の実刑判決を言い渡される。

 4. 企業と機関部門の22人のうち、1人が家族の2人を巻き添えにする

 曹二京、同市農業専門学院の元警備部長、膵臓がんで死亡。

 梁左、俳優・梁天の兄、心筋梗塞で自宅で死亡。

 牛振華、俳優、法輪功を中傷する内容を芸能界で広め、交通事故で即死。

 朱述新、北京日報の元党書記、社長、病死。

 李穎、『体壇周報』の女性編集者、川に飛び込み、自殺。

 金波、「天涯社区」の編集長、倒れて急死。

 沈鎮林、希望電子出版社副社長、汚職の罪で懲役13年。

 李鉄剛、地質出版社の元社長、懲役4年の実刑判決。

 王某某、市天壇病院の警備処長、転勤を余儀なくされ、一般社員に降格。

 王随軍、華電熱会社の保衛課幹部、末期肺がんを患う。

 安玉龍、都市建設開発グループ億方不動産会社第五子会社党支部書記、売春で拘束され、判決待ちの状態である。

 任玉良、市天壇病院の副書記、転勤を余儀なくされる。

 楊広成、三一八工場教育処の処長、肺がんで死亡。

 趙克明、市政工程管理処の労働組合役員、怪死。

 某某、監督管理局所属管通会社のマネージャー、調査を受ける。

 主要責任者、ある設計研究所、公的資金横領事件で、すべての役職を剥奪。

 徐春姐、北京に駐在する大連大理石工場人員、SARSで死亡する。娘と息子も巻き添えになり、SARSで死亡。

 高小蘭、市天壇病院幹部、降格され一般社員になる。

 宋林、華潤グループの会長、党書記、失脚して調査を受ける。

 王青海、首鋼グループの会長、海外で起訴される。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/11/411590.html)
 
関連文章