李宗沢さんが留置場で40日間拘禁 家族は知らされず
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 【明慧日本2020年9月12日】北京市で働いている法輪功学習者・李宗沢さん、李立新さんは7月19日、門頭溝区永定鎮にある自宅で同市東城区の和平里派出所の警官に身柄を拘束された。現在、2人は東城区留置場で拘禁され、弁護士を雇ったという。

 宗沢さんは北京で働いていた期間、「真・善・忍」に従って自らを律し、上司と同僚に高く評価された。

 今回連行された後、宗沢さんの家族は焦って各地で宗沢さんの情報を尋ねた。十数日後、ようやく宗沢さんが東城区留置場に拘禁されていること、そして和平里派出所の警官が迫害に加担したことが分かった。

 宗沢さんの親は8月3日午後、和平里派出所を訪ね、担当警官の武惟揚に会いたいと申し出た。武惟揚は最初に拒否した。その後は会ったが、さまざまな言い訳をして詳細は教えなかった。宗沢さんの親は家族として、状況を知る権利があると訴え、武惟揚は拘束証明だけを家族に渡し、受取日を7月20日と書かせた。家族は宗沢さんの貸家の鍵と物品の返還も求めたが、さまざまな理由で拒否された。

 8月13日午前、弁護士は留置場を訪ね、宗沢さんに面会できた。宗沢さんの精神状態は良好であった。同月20日前後、弁護士は警官の武惟揚に『逮捕令を発布しない意向書』を郵送した。

 28日、弁護士と家族は武惟揚に電話をかけ、宗沢さんがすでに40日以上拘禁されているが、いまだに釈放されておらず、関連情報も一切知らされていないと抗議した。しかし、現在に至っても家族はいかなる法律上の書類も受け取っていないという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/4/411350.html)
 
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