北京の82歳の劉盛恵さんに 懲役6カ月の実刑
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 【明慧日本2020年3月12日】北京市西城区の82歳の法輪功学習者・劉盛恵さんは、2019年、不当に懲役6カ月の実刑判決を下され、刑務所外の服役となった。

 北京市西城区の陶然亭周辺に在住する劉盛恵さんは、1938年生まれの82歳である。2018年、劉さんは法輪功の真相資料を配っていた時、白広路派出所の警官に連行された。警官らは劉さんの自宅を家宅捜索しただけではなく、娘の家まで家宅捜索をしたため、娘と娘婿に大変なショックを与え、大きなプレッシャーをかけた。

 派出所で、警官からどんな質問をされても、劉さんは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」としか答えなかった。劉さんの罪を重くするために、警官は劉さんが手書きで作った『轉法輪』の大きな文字の真相資料の枚数を罪の重さとし、2019年、劉さんに懲役6カ月の実刑判決を下し、刑務所外の服役とした。

 2016年4月、劉さんは法輪功の真相資料を配っていた時、中国共産党の嘘の宣伝を信じる人に通報され、永定門派出所に連行された。警官は劉さんから名前と住所などを聞き出そうとしたが、劉さんは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」としか言わなかった。警官は周辺の住民委員会の主任らを呼んで来て、劉さんの身元を確認させたが、誰も劉さんの事を知らないと言った。

 翌朝、警官らは劉さんに自転車の鍵を返し、親切そうな口調で、「お前はもう帰っていいよ」と劉さんを騙した。劉さんは寒くてお腹も空いており、急いで自転車に乗って家に帰った。自宅マンションに着いた時、やっと警官らが尾行をしていることに気付いた。警官らは劉さんの家を家宅捜索し、大法の書籍と法輪功の資料などを押収した。そして、劉さんの家にあった中華民国時代の銀貨が1枚なくなっていたことが分かった。その後、劉さんは懲役2年の実刑判決を下され、刑務所外の服役となった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/14/398971.html)
 
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