北京の賀文さんは迫害され 集中治療室に入院
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 【明慧日本2020年1月22日】北京の法輪功学習者・賀文さん(70歳女性)は2019年11月25日、北京市東城区裁判所に懲役3年6カ月の実刑判決を宣告された。北京市東城区留置場に拘禁された賀さんは、断食をして迫害に抗議した。そして、この判決を不服として控訴しようとしたが、12月8日、迫害によって重い病状を発症し、公安病院(北京の第二留置場)に運ばれて、集中治療室に入院した。そこで、賀さんは点滴を受け、食事は鼻からチューブを挿入されて与えられて集中治療を受けているが、家族との面会はいっさい許されていない。

酷刑演示:野蛮<span class='voca' kid='74'>灌食</span>
拷問の再現:灌食

 1995年に法輪功を学び始めた賀さんは、長年苦しんだ喘息、高血圧症、腰椎のヘルニアなどが完治した。無病状態で軽快な体を得た賀さんはとても嬉しかった。家族も法輪功の病気治療の素晴らしい効果に賛嘆した。

 2018年7月12日午後、賀さんは天安門広場で「法輪功は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と叫んだとき、警官らに連行されて天安門派出所に送られた。

 翌日、天安門派出所の警官ら4人と西城区月壇派出所の警官、広電二区居民委員会の人員数人が、賀さんの家に行って家宅捜索を行ない、法輪功の資料数冊を押収した。その後、天安門派出所の警官らは賀さんを東城区留置場に移送した。留置場で賀さんは迫害に抗議するために断食をした。その後、2018年7月18日に、賀さんは保釈された。

 賀さんは保釈されて自宅に着くと、月壇派出所の警官らがすぐに賀さんを監視するために警備員を雇った。警官は警備員らに交替で監視させ、賀さんがどこへ行ってもついて行くようにと指示し、24時間監視させた。

 2019年11月25日午前、北京市東城区裁判所は賀さんに対して開廷し、懲役3年6カ月の実刑判決と罰金7000元の実刑判決を言い渡し、そして、東城区留置場に拘禁した。

 賀さんは留置場で断食をして酷い迫害に抗議をした。そして、この判決に対して控訴の準備をしたが、健康状態が悪化したため、12月8日に公安病院の集中治療室に運ばれた。

 現在も、公安病院は家族が賀さんを見舞うことを拒絶しているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/8/398717.html)
 
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