85歳の夫はやっと師父と神聖なる縁を結んだ
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2019年7月13日】師父は「直接わたしの説法を聞き、功法伝授を受けられる人は、本当に……今のこの時間が最も喜ばしい時だったと、将来きっと分かることでしょう。もちろんわれわれは縁を重んじます。皆さんがここに坐っていることは、すべて縁によるものです」[1] と説かれました。

 毎回、師父のこの説法を読むと、私は特別な感覚があります。私は9回ほど、師父の各地での講習会に参加しました。当時、夫は仕事のために幸運にも師父のおそばに1週間もいました。私たち夫婦は師父と深い縁があり、これは本当に素晴らしい幸運だと思っています。

 カメラマンだった夫は今年85歳です。当時、夫は北京に住んで報道機関に勤務しており、師父が北京に来られて説法をされたとき、夫の会社が法輪功の宣伝をするために、師父に関するドキュメンタリー番組を作りました。夫は幸運にもそのカメラマンの仕事の担当者になりました。1週間ぐらい夫は師父について、戒台寺(かいだいじ)へ行って、師父が功法を教えるビデオを撮ったり、朝早くから地壇(チダン)公園へ行って、師父が地壇煉功点で学習者たちの煉功動作を直す場面を撮ったり、また、「正義のために勇敢に事を行なう基金会」のために、師父が公安礼堂で説法さていれるのをビデオに撮ったりしました。

 毎日仕事を終えて帰宅した後、夫は私に「この気功師は普通の気功師ではない。病気治療に素晴らしい効果があるそうだ。そして人にとても優しく接し、いつもニコニコしておられる」と繰り返し話してくれました。漢方医でも西洋医でも治療できないと言われた全身病気だらけの私は、夫の勧めで師父の講習会に参加しました。そして思いもよらず、1回目の9日間の講習会を終えたとき、私の病気はすべて消えました! それから、私は奇跡的に北京にある香山公園の一番高い山である「鬼見愁」(山の名前)に登りました! その後の25年間、私は一錠の薬も飲んだことがありません。現在私は毎日煉功をし、学法をし、「三つのこと」をしっかりやっています。そのお陰で、84歳の私は心身ともに健康です。

 夫のことですが、当時、縁があって師父のおそばで仕事ができたのです。修煉者の皆さんならどんなか良縁があって、こんなに良い機会に恵まれたかよくわかるはずです。しかし長年に渡って、中国共産党の文化の毒害に注がれた夫は師父の説法を聞いたことがありますが、深く理解しようとしませんでした。そして、夫は師父に関する撮影は仕事だけのことだと理解していました。しかし、私の体の変化を目の当たりに見た夫は、私が師父の講習会に参加することをとても支持してくれました。その頃、同修たちがよく我が家に来ていました。毎日、我が家は多くの同修でいっぱいで、午後2時から4時まで、集団学法をしていました。その間、夫は同修たちにお茶を振る舞ってくれました。

 しかし、1999年7.20、江沢民グループは法輪大法への残酷な迫害や鎮圧することを発動し、夫は中国共産党の狂乱の闘争運動を多く見てきました。特に文化大革命のとき、強制的に農村に行かされたことや、それに報道機関の仕事が特殊性があることなどから、夫は恐怖のあまり私の大法の本を勤め先に持って行ってしまいました。それからというもの、夫は法輪功のことについては、「話さない、聞かない」といった態度を取り、全国各地を巡ってそこの景色を撮影することにしました。また、冬になると夫は真冬でも水泳に行くなどして、体を鍛えていました。

 しかし、師父は師父と縁がある夫を見捨てておられませんでした。数年来、夫はいろいろな病気を患い、重い心筋梗塞の症状が現れてきて、救急手当を受けたときに交通事故に遭いました。そして、何度も転んで全身の臓器不全になり、その生死の関にあった際に奇跡的に生き返ることができました。夫も「なんとなく、師父が自分を見守ってくださっていると感じる。でないと、俺はとっくに死んでいた」とよく話しました。

 2019年2月、夫はまた入院しました。医者が「全身の臓器が老化により正常に機能していない」と結論を出し、治療しても治らないと言って退院を勧めました。夫は何回も危篤状態になったことがありますが、毎回、私は落ち着いて対処し、あまり心配しませんでした。心の中で「彼は師父と縁がある。師父がきっと彼を見守ってくださる」との一念がいつもありました。

 2019年の新年の後、ある同修から新唐人テレビ局が作った『憶師恩』の音声を録音したものを贈ってもらい、私はそれを夫に聞かせました。夫は聞いた後、突然、師父の説法ビデオを見たいと言い出し、煉功もしたいと言いました。しかし、夫が師父の説法ビデオを見始めると、大きな妨害がありました。今まで夫は撮影の仕事をしてきたため、いつでもどこでもカメラを持ち歩き、手からカメラを離されない習慣になっていました。夫は毎日撮った写真をまずWechatのモーメンツにアップして、皆の賞賛を得ていました。その日も、師父の説法のビデオ映像を放送しながら、夫は窓から外の景色を撮りました。そして、Wechatのモーメンツにアップしました。その日の夜、夫は皆が写真を受け取ったかどうかとWechatをチェックしたところ、「送信失敗」というメッセージがあり、驚きました。こんなことは以前には一度もなかったからです。夫はそのとき突然、「大法は神聖で厳粛なものだ。修煉は専一でなければならない。師父と大法に敬虔な態度で尊重すべきだ」と目が覚めました。

 師父はこのように夫を啓発して下さいました。翌日、夫は「今日から、薬を一切飲まないようにする。血圧測定器も片づけてくれ。これからは学法して、煉功するよ。師父が見守ってくださっているから」と私に言いました。

 あれから、3カ月が過ぎました。その間、夫は毎日師父の説法ビデオを見ました。しかも見るときは足を組んで、両足はまだ組めませんでしたが、半跏坐の姿勢で見ていました。足が痛くてたまらなくなっても、夫は歯を食いしばって頑張りました。また、煉功のとき1時間の第二式の功法をしていると、夫は全身に汗をびっしょりかいていましたが、手を下ろさず、頑張って堅持しました。

 現在、夫の体に大きな変化があり、日々とても元気になりました。同修が夫に「85歳にはとても見えませんね」と言われると、夫は「今まで常人の観念があまりにも強くて、自分は大法を二十数年も遅く得ました。とても残念なことで、本当に後悔しています」と悔しそうに言いました。

 私はそんな夫のことを見るにつけ、今ではとてもうれしく思っています。正法の最後の最後のこの時期になって、天門がまだ閉じていない最後の時期になんとか間に合って、やっと夫は大法の道に入って来られました。そして、偉大なる師父と神聖なる縁を結ぶことが叶いました!! 本当に幸運としか言えません!!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/30/385727.html)
 
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