上海の莫世ワンさん 不当に身柄を拘禁され1年
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 【明慧日本2019年4月20日】上海市奉賢区の法輪功学習者・莫世ワンさん(36歳女性)は2018年4月18日に、不当に連行されてからずっと奉賢留置所に拘禁されており、間もなく1年になる。拘禁の理由は莫さんが上海の複数の地域に、計700枚以上の法輪功学習者が迫害されている真相を暴露する資料を配ったからだという。現在、莫さんの書類は検察庁や裁判所に回されており、公安局や検査庁、裁判所の間を書類が何度も差し戻され、再提出が繰り返されているという。莫さんが依頼した弁護士が裁判官や書記官、検察官に面会しようと、何度も申し出ているが未だに面会できないでいる。


莫世ワンさん

 2018年4月18日の夕方、奉賢区の学習者・莫さんと同区の黄建さんは、同区の警官により連行された。翌日、巻き込まれて連行された他の学習者は、浦東の徐ライさん、閔行の王美玲さん、および徐文シンさんの3人がいた。莫さんは同年5月25日に逮捕状が交付されたが、他の学習者は釈放され、帰された。

 莫さんは吉林大学を卒業し、外資系企業に勤務していた。72歳の母親と80歳の父親がおり、8歳の娘もいた。今まで、家族の面倒はすべて莫さんがみていたので、莫さんがいなくなってから、家族は非常に困っている。

 莫さんは悪いことは何一つしておらず、ただ「真・善・忍」に従ってより良い人を目指し、法輪功を煉り、法輪功が迫害されている真相を住民に伝えただけで、中国共産党により罪に陥れられた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/4/11/384997.html)
 
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