上海市の鐘怡君さん 懲役3年6カ月の不当判決
【明慧日本2018年4月29日】上海市普陀区の法輪功学習者・鐘怡君さん(75歳女性)は、懲役3年6カ月の不当な実刑判決を宣告された。鐘さんが上訴しても、裁判所は原判決を維持したことが最近わかった。
鐘さんは本籍が長春で、上海ベル有限会社の定年退職者で、普陀区新村路真金路万里小区に住んでいた。
鐘さんは法輪功を学んでから、「真・善・忍」の教えに従い、長年の間、姑に親孝行をし家族の面倒をよくみていた。職場で鐘さんは人々に優しく対応し、親友や隣近所で好評と尊敬を得ていた。
2009年5月、鐘さんは警官に連行され、その後、家族は半年もの間、鐘さんの行方を知らなかった。そして、鐘さんは上海普陀区裁判所に懲役4年を宣告された。その後長い間、鐘さんは行方不明になった。
2017年6月末ごろ、鐘さんは法輪功の資料を配ったため、再び連行された。1カ月が経っても、家族は鐘さんの居場所を知らなかった。その後、鐘さんは上海市普陀区留置場に拘禁されていたことがわかった。
12月24日午前9時、上海市普陀区裁判所第一法廷は鐘さんに対して開廷し、鐘さんは懲役3年6カ月の実刑判決を宣告された。情報筋によると、鐘さんはこの判決に不服を申し立て上訴したが、裁判所は原判決を維持すると裁定を下した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)