江蘇の耿迎鳳さん(80代)が再び冤罪を着せられる
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 【明慧日本2018年4月28日】江蘇省泰州市の靖江裁判所は2018年3月22日午前9時半、法輪功学習者・耿迎鳳さん(81)に対して再度懲役3年の実刑判決を下した。現在、耿さんは体調不良のため泰興刑務所に入所を断られ、保証人を立てて一時出所の手続きを行っているところである。

 1996年に法輪功を学び始めた耿さんは、真・善・忍の基本理念に基づいて自分を律し、現地の人々に認められる良い人になった。

 1999年7.20、江沢民勢力が法輪功を迫害した後、耿さんは他の学習者と同じように人々に迫害の真相を伝えたため、何度も警官に不当に連行された。ある日、耿さんは派出所まで連行され「転向」を強いられた時、警官にも迫害の真相を伝えたが、逆に扉の枠に昼夜吊るし上げられた。出入りする警官らは耿さんに平手打ちを食わせたり、足で蹴ったり扉の枠にぶつけたりして、睡眠を許さず、飲食を一切与えなかった。

 その後、耿さんは懲役3年の不当な判決を宣告された。刑務所の中で、耿さんは依然として「転向」しないため、3日間連続して吊るし上げられた。ナイロンの縄が骨まで食い込んで血が流れ、耿さんは気絶した。

 3年間苦しみを嘗め尽くした耿さんは出所した後、息子が家を買ってくれたため南京市に引っ越した。しかし、住む環境が変わったとは言え、迫害は相変わらず絶えなかった。2012年11月6日、靖江市610弁公室と国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官ら6人が、突然耿さんの家に侵入し、家財を押収して耿さんを連行した。当時、耿さんの母親(94)はショックを受けて、耿さんが連行される最中に亡くなった。

 2015年6月、耿さんは最高検察庁と最高裁判所に江沢民を告訴した後、警官による嫌がらせをしょっちゅう受けていた。2017年8月15日、耿さんは自宅から警官らに連行され、靖江公安局留置場に16日間拘留された。

 2017年12月7日、靖江公安局の警官らは耿さんを靖江裁判所まで連行し、不当な裁判を行った。当日、裁判所は裁判の結果を出さなかった。耿さんは20日間拘留された後に帰宅した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/2/363634.html)
 
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