北京の外資系企業の職員・劉東興さん 不当に拘禁
【明慧日本2018年7月5日】北京市東城区の法輪功学習者・劉東興さん(31歳女性)は、大学を卒業後、北京のインテル・ソフトウェア会社に数年間勤務していた。その間、劉さんは北京市東城区のアパートで一人暮らしをしていて、人との付き合いも少なかった。劉さんの両親は吉林省蛟河(こうが)市に住んでおり、父親は法輪功の修煉をしていることを理由に、残酷な迫害を受けた。
2018年3月12日前後、劉さんは北京市東城区和平里派出所の警官により連行され、その後、不当に拘束された。
3月14日、警官らはまた劉さんが勤務しているインテル社に行って捜索を行った。真相を知らない会社側は、劉さんが中国の法律に違反していると思った。
娘が連行されたことを知った両親は大変心配して、母親は北京に駆けつけて、和平里派出所へ行き、娘の状況を調べると、劉さんはすでに拘束されたと知らされた。「娘は今どこにいますか?」と聞くと、警官は「具体的な場所は教えられない」と言った。そして「すでに、劉の家族に手紙を出した」と答えた。しかし、未だに家族はいかなる手紙も受け取っていないという。
連行に関与した警官は、和平里派出所2管轄区の警官・李奎偉である。現在、劉さんは東城留置場に拘禁されている。
家族は劉さんの弁護を弁護士に依頼した。梁弁護士はすでに劉さんと一度面会をした。現在のところ、案件はまだ公安局の捜査段階で、主な責任は、まだ派出所の担当者にある。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)