正と邪の戦いでは妥協できない
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文/米国の大法弟子  

 【明慧日本2020年12月6日】

 今回の選挙でが本当に当選できない場合、4年後に再び盛り返すことができるという考えはあってはいけない

 私は同修たちとの交流の中で、数人が米国の選挙について次のような考えを持っていることに気づきました。それは米国大統領選の進展が確かに困難であり、今回の選挙で本当に当選できない場合、4年後に再び盛り返すことができます。あるいは、立場を選択しないで、万が一、相手が政権を取ってきても、相手(あるいは相手の支持者)と付き合って、相手を救い済度するしかないと言う考えです。

 私はこのような考え方は、ちょっと違うと思います。

 アメリカの選挙について、師父はすでに『大統領選』という経文の中で「朗々たる乾坤 紅魔乱る 堂々たる大国 不正が災いを為す 社会を左右し 人心が冷え切る 正義と良知はいつ戻るのか」 [1]と説かれていました。

 また、明慧編集部は「原則と基点をはっきりと分かっていなければならない」という記事を掲載しています。

 大法弟子として、私たちは師と法を信じるならば、誰を支持するのか、選挙の結果はどうあるべきか、またどうでなければならないのかを明確に考えなければなりません。この候補者が当選したら、当然良いのですが、あの候補者が当選しても構わないという考えは持ってはいけません。

 法理に従えば、アメリカ人の投票の自由と言論の自由を騙して奪うことは、宇宙の最高法理に反しているのです。実際、このレベルではもはや人間世界のことではありません。これは、不正行為によって選挙の結果を変えようとするものであり、神の按排を変えようとするものであり、法を正すことを変えようとするものです。もう、この次元の人間があえてやることではありません。

 師を助け法を正す大法弟子として、未来の宇宙の正神として、私たちは曖昧にすることはできず、他の空間での不正行為を支えるすべての要因をしっかりと取り除かなければなりません。師父は「しかし正真正銘の佛は宇宙の保護者であり、宇宙の全ての正の要素に責任を負うのです」 [2]と説かれました。

 アメリカ史上最大の選挙で不正をして総選挙の結果を変えようとすること、今回のことは許せないのです。実際、今回の邪悪を許すことは、次は邪悪がさらに悪くなります。

 邪悪たちは、暴露されて責任を問われること以上に何も恐れていないので、今から4年後、8年後、20年後でも、責任を問われないように、さらに邪悪な方法を使うはずです 。その時、私たちは再びこの不正を正すためには、さらに多くの代価を払うでしょう。

 修煉の試練と苦難を経て、1999年に中国共産党の法輪功迫害に遭遇した際、大法弟子である私たちは何をすべきでしょうか? その場で止めてしまったでしょうか? 後から逆転させてしまうのでしょうか? 今回のアメリカでの不正事件は、私たちのためのテストなのではないでしょうか? (実際にはすべての答えを教えてもらっています)

 ですから、私たち神の面では、妥協や譲歩があってはなりません、傍観だけで参加しないという心理状態を持っていてはなりません。「真・善・忍」は必ず勝利である大法の勝利を信じて、正念ですべての悪を取り除きましょう。大法弟子が師を助け法を正すという義務と、宇宙を守る義務を果たして行きましょう。

 人間的な面には、メディアや人の間で真実を伝え、普通の人と混ざらないように、理性的にやってください。除去するものは悪の要素です。不正をする人の行動は今は間違っていますが、人生の歴史や本源を考えると、救わなければならない人達なのかもしれません。彼らの不正は罰せられるべきなので(普通の人にはそれなりの理由がある)彼らには過ちを改めてもらいたい、最終的に彼らは、変化して救われたいと願っています。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『大統領選』
 [2] 李洪志師父の著作:『導航』「米国西部法会での説法」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/30/415790.html)
 
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