文/中国の大法弟子
【明慧2021年2月20日】2020年のある日、私はバスに乗り法輪功迫害の実態を伝えに出かけました。一人の乗客がマスクをつけないままバスに乗り込みました。運転手さんが気付いて、バスから降りるように言いました。突然、一人の女性が「私はマスクを持っていますので、良かったら使ってください」と声をかけました。その女性の行動から私は大きなヒントを得ました。私もこの女性のようにマスクを相手に差し出す形を通じて、人々に接近し、人々との距離を縮めて真相を伝え、救い済度する目的が果たせることが出来るかもしれないと考えました。それ以来、私の鞄の中には常に良質のマスクを常備するようにしました。
ある日、交差点で同修と待ち合わせをして一緒に真相を伝えに行く約束をしました。信号機の下で同修を待っていたら、地方から出稼ぎに来た若い女性が大荷物を抱えてきて私に道を尋ねました。彼女がマスクをしていないことに気付き、マスクを差し上げました。彼女は私のその親切な行動に感激しました。私は彼女に詳しく道を教えて、法輪功への迫害の実態を話しました。彼女は私の話に賛同してくれて、三退もしました。彼女は私からもらった大法のお守りを鞄にしまい、師父と大法に感謝の気持ちを述べて、別れました。
ある日、バス停でバスを待っていたら、農作業を終えた2人の中年男性が野菜売りの籠を担いでバス停に来ました。彼らのマスクが酷く汚れていることに気づき、私は「お兄さんたちのマスクは不衛生なので、安全性が低いから、バスの運転手に乗車を断られるかもね、新しいマスクを差し上げます」と声をかけました。私は鞄から医療用の個別包装されているマスクを彼らに渡しました。マスクを受取り、彼らは私にお礼を言いました。私達は少し会話を交わし、そして私は彼らに心からの九文字と「三退して平安を守る」ことを話しました。彼らは三退に賛同して、私からのお守りも受取り、丁度その時に到着したバスに乗り込んで去りました。
またある日、私はバスの中で、隣り合わせに座っている女性が内側は黒色の生地で、外側はかなり薄い紙のような生地のマスクをつけているのを見て、マスクの品質はそれほどよくなさそうだと思い、話しかけました。「そのマスクの着け心地はどうですか?」と尋ねると、彼女は自分の娘が送ってくれて、入手困難な商品で、品質については何も知らないと話しました。私は医療用のマスクを1枚差し上げましょうと言い、彼女にマスクを差し上げました。彼女はとても喜んで「良かった、ありがとうございます」と言い、その場で自分のマスクを私からもらったマスクにかけ換えました。彼女との距離が縮まり、私達は流れに乗って会話の中で、私は大法の真相、三退の話もしました。彼女は三退をして、大法のお守りも受取りました。
ある日、またバスの中で、私は最後から2番目の列に座っていました。バスが発車しようとした瞬間、運転手さんはバックミラーからマスクを着用していない乗客を発見しました。「マスクの着用をお願いします」とマイクで呼びかけました。私の隣にいる女性の乗客がマスクを着用していないことに気付きました。彼女は自分はマスクを携帯していないと言い、立ち上がりバスを降りようとしました。「私が持ってます、使ってください」と彼女にマスクを渡しました。女性は家を慌てて出たので、マスクを忘れてきたと話し、私にお礼を言いました。私は彼女に気にしないでと言い、続いて現在蔓延している中共ウイルスの話題に切り替えて話しました。その後、私は小さな声で彼女に真相を伝えました。彼女は三退に賛同して、心からの九文字を暗記しました。
マスクを渡すことを通じて、人々を救い済度する事例はほかにもたくさんあります。慈悲なる師父は私を悟らせ、衆生を救い済度する方法を増やして下さいました。師父が縁のある人々を私の処に導いて下さったことに感謝します。師父は私に道路につけられた監視カメラ、バスの中に設置された数多くの監視カメラに面しても、満員バス中においても、人だかりの場所でも、恐れる心を取り除き、正念を堅持して、理智をもって、安全でスムーズに衆生を救えるように加持して下さいました。師父が全ての道を開いてくださったのです、私達は口を動かしただけなのです。偉大なる師父の衆生への慈悲に感謝いたします! 師父の弟子たちへのご加護と加持に感謝を申し上げます!