文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年2月24日】米国の大統領選は多くの大法弟子の心を動かしました。初期、私も選挙に注目し、ネットや新唐人の報道をよく読んでいました。『大統領選』という師父の経文が発表された後、私も高密度の発正念を始めました。続いて、師父は『台湾法会へ』という経文の中で、「正と邪の戦いとは言え、妨害されないよう自分自身をしっかり持ち、同時にさらにしっかり真相を伝え世の人を救い済度すべきです」[1]とおっしゃいました。では、私たちはどのような心構えでそれに向き合うべきでしょうか?
個人的にはこう悟りました。大法弟子の基点は衆生を救うことであるため、米国の選挙不正を暴くことを機に、衆生にさらに中国共産党(以下、中共)と共産邪霊の米国社会への浸透と危害を認識してもらうことは良いことですが、常人の党派的・政治的闘争に巻き込まれてはいけません。中共が神によって滅されることは歴史的必然であり、邪党に助勢する者たちが淘汰されるのは、すべて神の按排です。
今回のアメリカの選挙では白黒が転倒され、邪悪は露骨に不正行為を働きました。中共と米国内の共産邪悪に操られた左翼勢力が共謀し、メディア、司法、政府を牛耳って悪事を企て、背後にあるのは間違いなく旧勢力の按排です。それらの本当の目的の一つは、大法弟子が衆生を救うことを妨げ、アメリカと世界中の衆生が救われにくくすることであり、同時に常人に罠を仕掛けることです。大法弟子たちが状況をよく把握せず、党派争いに巻き込まれてしまうと、民主党を支持する多くの人々が大法の真実を理解し、大法を支持することに悪影響を及ぼす可能性があります。また、中共もこれを機にデマや中傷を作り出して国内の人々を毒害し、衆生の救い済度に悪影響を及ぼしてしまいます。
あらゆる脅迫や利益による誘惑、およびメディアの耳目を混乱させる妨害がある複雑で混乱した状況の中で自らの立場を示し、正義を貫くことは、衆生にとって非常に困難なことであり、実際、多くの共和党の政治家も共謀者と沈黙者として行動しました。真実を直視し正義を貫く強い正念がない人たちは、救われない部類に分類されてしまうかもしれません。我々の発正念は常人ができないことであり、邪党が用意した腐敗物質を直接的に解体し、アメリカ国民の正念を強め、彼らを妨害する一切のよくない要素を取り払うことができます。また、より多くのアメリカ人、ひいては政府関係者、世界中の人々が、自分の意思が干渉されない状況の下で共産主義の危害を見抜き、中共から目を背け、正しい選択をすることにも大きな助けとなります。
1人でも多くの人を救うことができ、その衆生が未来へと歩む機会を逃さないようにしてあげましょう。しかし、最終的には常人が自ら選択しなければならず、他の誰もが代替することはできません。
国内の邪悪勢力は今も大法弟子を迫害する、いわゆる「ゼロ作戦」を展開しており、末日の狂気をみせています。大法弟子として、私たちは米大統領選に気を取られて、三つのことを疎かにしてはなりません。中国大陸が主体ですから、私たち個人としては、周りの中国人に積極的に真相を伝えなければならないと私は思います。
流行は途絶えたことがなく、今も悪化しつつあります。その中、私たちは冷静に、理智を持って行動しなければなりません。
個人的な悟りであり、妥当でない部分があれば同修のご指摘をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の経文:『台湾法会へ』