【明慧法会】明慧の仕事における修煉の道を大切にする
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文/台湾の大法弟子

 【明慧日本2021年7月18日】「忙しくなるほど、あなたには関われるプロジェクトがある。それはあなたの福です。大切にしてください」。これは私が心の中で焦り、仕事が終わらないとつぶやいた時、突然同修から電話で言われた言葉です。確かにその通りだと、同修の話に気づかされ、私は心性を向上させることができました。以下に明慧プロジェクトに参加したときの体験をお話しします。

 1、台湾で『明慧20年報告書』(英語版)を広める

 明慧出版センターから、台湾で普及できるかどうかの問い合わせが来た時、私は「台湾は中国語を話すのに、どうしてこんなに大きな英語の本が読めるでしょうか? それに、これは修煉と人権報告の歴史です。どうやって一般の人に広めればいいのでしょうか?」と内心でずっと悩んで、もやもやしていました。師父は「すべての大法弟子は真に修める弟子、確固たる信念を持ち神の道を歩む、修煉の良くできる大法弟子になりたいと思っています」[1]、「極端に走って、これも要らない、あれも要らない、仕事を捨てようと思う時、実はあなたは既にもう一つの執着に入ったのです」[2]と説かれています。如何に修煉の中で旧勢力のすべての古い宇宙の按排を打ち破り、師父が私達に与えられた法を正す修煉の道を正しく歩み、如何に自分のすべての念を修め、師父の要求に達することができるかは、まさに私の最近の修煉の道で直視しなければならない課題でした。

 2、心の壁を越えて難関を突破する

 ある日、アメリカの天梯書店から、注文に不備がある人に連絡するように言われました。1人のエンジニアが同書店のウェブサイトで本を予約しましたが、資料の記入が完了する前にパソコンの電源が切れたため、注文が未完了の状態だったと言いました。私は同修の助けでこのエンジニアにやっと連絡できました。彼はすでに注文し直して、本を航空便で台湾に送ってもらい、読み始めて、家の近くの煉功を見つけて修煉し始めていました。私は彼に感動し、本当に驚かされました。その理由の一つは、台湾では中国語を話すので、英語版を読める人はいないと思っていたのです。彼は国際的な科学技術の会社に勤め、英語の資料をよく読んでいたのです。もう一つは、このような厳粛な英語の報告書は、中国の学習者の修煉の血と涙の歴史、血生臭い臓器狩り、中共が残酷に学習者を迫害したことが、彼の興味と感心を引き起こしたのです。彼の涙ながらの話を聞いて、迫害を受けて死亡した学習者は偉大な殉教者のように思えて、私も涙を流しました。どうやって広めるべきか、正面から考えてみることにしました。このエンジニアを通して、私のような鈍感な弟子の心性を向上させてくださった師父に感謝します。修煉者の心の中に何か壁があるとき、師父は悪い観念と執着を取り除いてくださいました。

 3、なにごともポジティブに考え、自分の恐怖心や、面倒に思う心を取り除く

 もう一つ気がかりなのは、天梯書店、台湾佛学会の会長と相談して、400冊を台湾に届けて販売することになりました。卸売りの優待価格にしても、プレッシャーは大きいのです。台湾ドルにしたら数十万以上の大金になります。本が売れない場合はどうすればいいでしょうか? 置き場所がなくて、本も傷んで色が変わります。経費を考えて、私はまた数日眠れず、心配で夜も目が覚めてしまいました。ある夜、私は思い切って発正念をし、静功をしました。突然一つの考えが浮かびました。これは偉大な歴史の記録史であり、(英語がわかる高学歴の)台湾人に大法の真相を知ってもらうチャンスです。これは素晴らしいことです。たとえスポンサーが見つからず、助けを求められなくても、自分の通帳残高で補填できれば心配しなくてもいいのです。食べるものと住むところさえあれば心配する必要はありません。お金は身の外のものです。翌日に私はこの考えを夫に話して、賛成し支持してもらうことができました。そこで、私はまるで一つの大きな石、一つのよくない黒色物質が身から落ちたような感じで、非常に身体が軽くなりました。

 不思議なことに、お金への執着がなくなった後、ある医療チームの協調人から電話があり、4人の医師が本の費用をすべて負担すると言ってくれました。最後に私は船便と国内の送料だけ負担することになりました。数人の同修の協力の下、贈り先が見つかりました。台湾の大きな図書館、大きな教育機関など、英語のわかる政府要人、総督の秘書、立法委員、議員、人権機構、医法機関、外国の台湾駐在商、外交官などです。この本は最高の役割を果たします。すべては師父のご加持でした。「『修は己にありて、功は師にあり』と言われるのです。 あなた自身はそういう願望を抱いて、そう思うだけで、実際のことは師がやってくれるのです」[3]、「大法弟子の正念が充分であれば、あなたがこの世に存在していること自体は正しい作用を働いています」[4]、「正しく行えば、正しい方向に向かって発展します。正しく行わず、内に向けて探さない人は逆の方に向かって進んでいきます」[5]と師父は説かれました。何事も正しい方向に捉え、自分の足りないところと執着を自覚したら、それを取り除こうと決心すれば、師父の法身はそれを取り除いてくださるのです。師父に感謝します。 

 4、普段しっかり煉功することの重要さ

 この間は仕事量が多く、仕事の時間も長くて、十数日から数十日間、一日中ほとんど朝から晩までパソコンを見ていました。特に目の疲れでパソコンを見られなくなり、仕事が終わらず、仕方なく静功と発正念をして、目を休ませながら続けました。法輪とエネルギーの流れが疲れをやわらげてくれるのを感じ、煉功や発正念をした後に、目は特にすっきりしました。仕事を続けて、数時間後にまた疲れ始めたら、静功と発正念を繰り返しました。このように一日に何度も煉功することによって、この過程で功法の不思議さを体験できました。

 最近、私はよく目が覚める時に指先がしびれます。これは悪いサインです。グループの交流で若い同修が最近ニュースを取材する途中で体がだるいと言って、帰宅後にすぐ気を失いました。私がこのことを耳にしたのは偶然ではないと思います。修煉は厳粛で、常に気を引き締めて、コンディションを調整して、自分に厳しく要求しなければなりません。普段から基礎をしっかり作って、毎日五式の功法を保証して、やっと高い精度の仕事が必要な時に備えられ、苦しい時の神頼みにならずに済みます。師父は「皆さんが知っているように、修煉は漏れるところなしを重んじています。漏れがあったとしても旧勢力はあなたを天に昇らせるのでしょうか?」[6]と言われました。旧勢力が虎視眈々と狙っており、隙に乗じられたらもう遅いのです。

 5、執着を放下して初めて同修の良さに気づく

 フェイスブックグループの仕事に参加した時、校正を担当していました。ある同修の画像を直しすぎてしまい、その同修からひどく抗議されました。当時彼はグループチャットで不満をこぼし、文字の間から溢れる尋問口調が私の気に障りました。しかし、師父は「他の人がしたことが良くないと思って心がすっきりしない時、『どうして私の心がすっきりしないのか? 本当に彼に問題があるのか? それとも私自身の心の問題なのか?」とあなたは考えるべきです。しかもそれをよく考えるべきです。もし本当に自分に問題がなく、確かに相手に問題があれば、善意をもって相手に話すべきです。このようにすると、トラブルが現れてきません」[7]と説かれました。内心穏やかでない時は必ず何か執着があるはずです。一歩譲って、気持ちを落ち着かせて、同修の画像はどうだったか、なぜ手を加えたのか、変えた方がよいのかと考え直しました。ちょうど煉功の時間になったので、まず煉功してからに考えることにしました。

 天上の神が重視しているのは誰の方法を使ったのかではなく、心性の修煉の過程です。師父は「あなたに良い方法があり、それを考え出したので、あなたは法に対して確かに責任を持っています。しかし、あなたの意見、方法が採用されるかどうかは重要ではありません。他の人の方法を用いても同じ効果に達し、自分の方法に執着せず、かえって他の人の方法に同意し、あなたは自分の方法を言っても言わなくても、神にはそれが見えるのです。『ほら、彼には執着の心がなく、こんなに度量があって寛容なのです』という具合です」[8]と説かれています。全体を優先して、自分のいわゆる「完璧を求める」執着を捨て、自分の意見に執着せず、心性修煉の過程を大切にします。

 私は一つ目から七つ目まで、丁寧に修正した理由を答えました。その結果、険しい雰囲気が解消され、お互いによくコミュニケーションし、協力してこの画像を改善しました。発表後、アクセス数はかなり高かったのでした。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇一八年ワシントンD.C.での説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『オーストラリア法会での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [4] 李洪志師父の著作:『各地での説法四』「二〇〇三年アトランタ法会での説法」
 [5] 李洪志師父の経文:『二〇一四年サンフランシスコ法会での説法』
 [6] 李洪志師父の経文:『二〇一九年ニューヨーク法会での説法』
 [7] 李洪志師父の経文:『米国西部法会での説法』
 [8] 洪志師父の経文:『二〇〇二年米国フィラデルフィア法会での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/8/427805.html)
 
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