文/中国の青年大法弟子
【明慧日本2023年8月28日】私は今年30歳の青年弟子です。修煉する前は、名門校や高学歴志向のエゴイストでした。修煉の後、法輪大法は私の宇宙観、人生観、価値観を改造し、私は名利に淡泊になり、真心で他人のために考える人間になりました。
1、常人社会の染物がめの中で名利を追いかける
私は一人息子で家で甘やかされ、美味しいものは全部私に与えられ、そのため小さい頃から利己的で、人と分かち合いたくない、感謝を知らない人間に育てられました。父は実現しなかった「出世の夢」を私に託し、私の学業は厳しく管理されていましたが、道徳教育は不足していました。
中学に入ってから初歩的な価値観が出来上がって、私はお金のある親戚を妬み、お金のない親戚を軽蔑するようになり、金持ちや官僚である父を持つ学友を妬み、田舎から来た学友をあざ笑いました。成績が足りなくて学校のエリートクラスに入れないのに、それは親が先生に賄賂をしていないせいだと思って、親を恨んでいました。
高校の時、寮の部屋に6人が住んでいました。夜の消灯後、部屋の中は停電になり、ウォーターサーバーがお湯を沸かせなくなるので、夜の使用分を用意するために毎日6人が交代でお湯を汲みました。ある晩、消灯時間が近づいたとき、ルームメイトはお湯を汲み忘れたと言いました。私はすぐさま洗面器を持ってウォーターサーバーの中のお湯を全部出して、後ほど足を洗うためのお湯を確保しました。ルームメイトは、さっきは冗談だよ、実はお湯を汲んできたと言いました。その時の空気が気まずくて、私は赤面しました。
大学時代、難易度の高い授業があったので、私はよく優等生の宿題を借りていました。だんだんと優等生は、こんなに多くの人に宿題を借りられ写されているのを先生にばれてしまうのを心配して、私たちに貸さなくなりました。私はかげで優等生の悪口を言い、彼をいじめて孤立させました。自分が悪いとも思わず、かえってこのように優等生を懲らしめるのは彼の自業自得だと思っていました。
修士を修了後、ある企業に就職しました。私の仕事は技術プロジェクトの入札競争に関連しているため、入札に申請した企業はよく私の部署を食事に招待したりします。私は来るものを拒まず、ウマイ汁を吸っていました。
ある年、会社は社員の給料の基本給と歩合給の比率を調整する試みをしようとし、私は人事部門と死闘して、給料の比率の調整を強く拒否して、結局、人事部門は私の給料に触れませんでした。自分がとても有能だと思って、同じ部署の同僚に「対抗の経験」を教え、彼らの弱さを笑いました。いずれにせよ、修煉前の私はこのような利己主義者で、決して損をせず、他人のことをほとんど考えず、常人社会の染物がめの中で頭を尖らせてもウマイ汁を吸おうとする人間でした。
2、修煉した後、損得を淡泊にして他人のために考えるようになった
コロナウイルスが横行した頃に私は幸運にも法輪大法の修煉に入りました。修煉してから「失わないものは得られず」[1]の道理が分かって、ウマイ汁を吸う行為を止めました。ある会社のマネージャーが何回も私を食事に誘ったのですが、私は全部断りました。
ある日、私が提出した発明案が特許庁に認定され、会社は私に大きな特許の賞金をくれました。実は、私は特許の第三発明者で、出願書類の作成だけを担当しました。第一発明者は元部長であり、特許革新のポイントを考案したのは彼でした。しかし、彼はすでに退職し、会社は規則によって彼に賞金を与えません。第二発明者は現在の部長で、ただ名前をつけただけで、会社の規則では彼も賞金をもらえません。
私は現在の部長に、賞金を全額第一発明者にあげようと提案し、現部長は同意しました(彼は私が法輪功を修める良い人だと知っている)。第一発明者は賞金を三つに分けると言い、結果、私は3分の1の賞金を受け取りました。もし大法を修煉していなければ、私はきっと独り占めしたり現在の部長と山分けしたりして、退職した元部長のことを考えるはずがありませんでした。
私が参加したプロジェクトは一段落し、ちょうど年末にもなっているため、同僚Aと半分ずつ金を出して、乙の協力会社を招待することにしました。食事の時、協力会社の幹部は冗談で「これまでどこの会社さんも乙が甲を招待するので、甲が乙を招待する筋はありません。A様、ありがとうございます」と言いました。彼はAさんが食事代全額を出していると思ったようです。
もし修煉する前なら、私は乙社に自分が半分のお金を出したことを暗示して、彼らの感謝やお世辞を待つに違いありません。しかし、今回はそうしませんでした。私が考えたのは、今日の招待は会社を代表してやったので、私個人のことではありません。同時に、自分にはまだ嫉妬心と名声を求める心がないかを探しました。
昨年、地元は極端なロックダウンを行って、在宅勤務期間中に、会社は労働時間数相当の給料を支払うと言いました。私の仕事は現場中心で事務仕事が少なく、毎日2、3時間で完成できます。月末、仕事の時間数を記入する時、みんなは一日8時間のように書きましたが、私は実際に働いた時間数を正直に書くべきだと思いました。また、ロックダウン期間中に会社の利益も減って、大変だと思いました。後日、人事部門はわざわざ電話をかけてきて、私に時間数を書き間違えたかと聞きました。私は「間違いありません」と答え、人事は「時間数に相当する給料だけを支払うことを、同意しますか」と意思確認をしたとき、私は「同意します」と答えました。結局、在宅勤務1ヵ月で給料は6000元(約12万円)余り減りましたが、心はとても安らかでした。
昨年8月の最も暑い日に、当局は「省エネルギー電力制限」というでたらめな政策を行いました。ある日の昼間に会社が停電して、復旧時間は不確定でした。エアコンが切れると、みんなは汗だくになって文句を言いましたが、修煉後、大法は私の身体を変え、忍耐力も増強させました。汗はほとんどかかず、少し蒸れるだけでした。
午後2時に、同僚たちにアイスクリームをごちそうしようと思い付きました。実は、好きではないため私は長年アイスクリームを食べていません。地表温度は50度を超え、風もなく、蒸し風呂のようでしたが、相手のために考えるという師父の教えがあるので、私は出かけました。一番近いコンビニでも歩いて往復すると20分かかります。アイスクリームを買い私は早足でオフィスに戻りました。同僚たちは喜んでアイスクリームを食べ、子供時代の思い出を話しました。汗を流した私は、無条件に他人のために尽くす喜びを感じました。
真に相手のために考えるとは何でしょうか。真相を教えて三退を勧め、法輪大法の素晴らしさを知ってもらうことこそ、根本から彼のために考え、彼の命に責任を負うことです。私の人柄はみんなに認められているため、真相を伝える時、同僚や協力会社はほとんど受け入れました。
法輪大法を3年間修煉して、私の変化はとても大きいのです。病弱で鬱々としていた私が、今は健康で元気に働き、毎日学法の喜びを感じています。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
(明慧ネット第24回世界法輪大法デーの入選文章)
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