【慶祝5.13】正念で派出所から出た物語
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文/中国の大法弟子 小小

 【明慧日本2024年7月15日】
 
  師父、こんにちは!

  同修の皆さん、こんにちは!

 私は今年76歳で、1997年に法輪大法を学び始めました。2023年10月末に、私は中共当局に不当に連行された後、正念で派出所から出てきた話を同修の皆さんと交流したいと思います。

 『共産党についての九つの論評』は2004年に出版されました。2005年から、私は面と向かって法輪功迫害の真実を伝え始めました。その中で私は多くの浮き沈みを経験しましたが、師父のご加護の下で、今日まで歩んでこられたのだと深く実感しています。師父の限りない恩恵に心から感謝いたします!

 2023年10月末、私はある年配同修と一緒に法輪功迫害の真相を伝えるために出かけました。普段は私が面と向かって話しています。私が、中国共産党(以下、中共)とその関連組織から脱退するように勧めているときは、彼女は正念を発しています。午前11時頃、私はある若者と話し終えてから、同修と別れました。彼女が私から10メートルほど離れたところで警官が私を呼び止めました。警官は、「今、人々に何を話していたのですか? ここで脱党するように説得していたという通報がありました」と言いました。

 私は「喫煙は健康に悪いので、その若者に喫煙を減らすよう説得しました」と答えました。その時、突然5、6人の警官がやって来ました。私は立ち上がって「なぜこんなに警官が多いのですか?」と言いながら、私はすぐにバス停に向かい、中共からの脱党に同意した人々のリストを見えないところに置きました。

 警官は、私を近くの大きな部屋に連れて行きました。中には警官が何人かいましたが、商売に来た人もいました。警官が派出所に電話をした後、警官は「高さんという警官があなたと話しをします」と伝えました。私は正念を発し始めました。

 約40分後、高さんが現れて、私が何の資料も持っていないのを確認しました。その後、彼は徐という別の警官を呼び、私を派出所に連れて行きましたが徐は凶暴でした。私は「自分は良い人間であり、高さんは、私をそれほど乱暴に扱いませんでしたよ」と言いました。すると、彼はこれを聞いて少し落ち着きました。

 派出所に到着すると、私は約30分間ホールに座っているように言われました。女性警官が到着すると、私は服をすべて脱がされ、身体検査に連れて行かれましたが、何も見つかりませんでした。

 男性警官の助手が呼ばれて、私からデータを収集しました。彼が私の指紋を採取する際、彼は私の指10本すべてをつかみ、インクパッドに繰り返し押し付けて、次に紙に押し付けました。彼は一生懸命何度もやったのですが、指紋はどれもきれいではありませんでした。結局、彼は諦めざるを得ませんでした。

 その後、別の警官の助手が来て、尋問用の椅子に座るように言いました。私は、「自分は善い人であり、そこは私の席ではありません」と断りました。

 私が入り口にそのまま立っていたので、彼は仕方なく徐を呼びました。徐は私に「そのままでいい。椅子に座らなくてもいい」と言いました。彼は、私が特定の学校を卒業したかどうか、私がよく聞き取れないのだろうと言い出しました。この件とは関係のない質問を2つしました。そして、警官の助手に、私を派出所から連れ出すように言いました。午後3時頃でした。私は師父の慈悲深い保護に感動しました。

 師父はこうおっしゃいました。「あなたが劫難に遭遇したとき、その慈悲心がこの難関を乗り越えるのに力を貸してくれますし、同時にわたしの法身もあなたを見守り、あなたの生命を守ってあげますが、難は必ず通らなければなりません」(『法輪功』「第三章」)

 私は家族に、何が起こったのかを話しませんでした。もし、彼らが知ったら、怖がったり心配したりするのではないかと恐れたからでした。彼らが何も知らなかったので、私は真相を伝えるために外出しました。しかし、私はまだ多くを心配しており、警察が家宅捜索に来るのではないかと恐れていました。もし、そうなってしまったら8、9年間真相を伝えてきた環境を失うことになります。そう考えていると、私は本当に悲しくなってしまい「同修と話がしたい」と思いました。

 師父の慈悲深い配慮と、随所でのご教示を深く感じました。この事件の2日後の午後5時半、老婦人が店の前に座っていました。きちんとした服装で、黒髪で優しそうでした。私は彼女に年齢を尋ねました。彼女は80代だと言いました。私は真相を伝え、安全のために脱党するよう彼女に話しました。彼女は同意し、苗字は平だと言いましたが、私は彼女に仮名を与え、脱党を手伝いました。その時はそれほど深く考えませんでしたが、よく考えてみると、師父はこの人を救う機会を按排してくださったのだとわかりました。

 4日目に外出すると、長い間会っていなかった同修に会いました。数日前に起こったことを話しました。すると彼女は「その場所は良くないですね。業が多すぎるからです」と言いました。彼女は天目が開いており、その場所の上空は暗かったそうです。彼女はそこに2回行ったことがあり「空間場が悪いと感じた」と言いました。また、こうも話してくれました。「真相を伝えるのは、いつも1ヵ所ではなく、理性的に賢明に人々と話すべきです」。彼女の話を聞いて、もうそこに通い続ける必要性を感じなくなりました。同修に気づかせてもらったからです。

 数日後、私は夢を見ました。夢の中でたくさんの人がいました。「法輪大法は自由に修煉できる」と言っている人がいました。私は「真相を知らない人が、法輪大法の迫害について無責任な発言をしなくなるだろう」と思い、泣いていました。目が覚めた後、これは普通の夢ではないと思いました。

 私はもう怖がったり、否定的な考えを持ったり、心配しすぎたりはしません。私は法を熱心に学び、正念を発することを増やそうと思いました。数人の同修は、この問題を知った後、私が正念を発するのを手伝ってくれ、邪悪な迫害を乗り越えるのを助けてくれました。同修に感謝します。

 私には師父と大法があります。旧勢力は私が人々を救うのを止めることはできないのです。私たちは師父と共にあり、法を正す師父を手伝っているのです。この迫害は私たちにとって何を意味するのでしょうか? それがどんなに残酷であっても、大法弟子はそれを乗り越えてきました。旧勢力は最終的な決定権を持っていません。師父はすべてを按排してくださいます。大法は素晴らしいのです。

 師父に感謝いたします! 合掌!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/31/476949.html)
 
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