文/日本の大法弟子
【明慧日本2024年8月30日】少し前、同修から消業の症状が酷くなっていることを聞いて、私は常に彼女と交流し、正念を強めました。その過程で私も内に向けて探し、この偽の現象は同修の身に現れていますが、実は消業についての私の認識を試されていると思います。
最近、私の皮膚が赤く腫れて、はがれてくるという消業の症状が出ています。以前からこの方面についての法を強化していたので、病気だと思わず、これは消業だと分かっていました。
師父は「一回目の功が出た後、煉功者の身体はもはや一般の身体ではなくなります。乳白体に達すれば、今後二度と病気になることはありません。これ以降はたとえここかしこが痛んだり、どこかの具合が悪くなったりして、病気のように見えても、それは病気ではなく、業力が作用をしているのです」(『法輪功』)と説かれました。
大法を修煉すると非常に早く功が出ます。長年修煉している弟子たちはとっくにその段階を過ぎており、病気は全く存在しないのです。ただ修煉の次元に達すると一部の業力を消去しないといけないので、消業する時は苦しむのです。人がこのような痛みや痒みを感じるので、本当の病気だと思うと旧勢力は更に悪化させ、修煉者の正念を揺るがす目的を達成します。私たちは明確に主意識を修めているので、消業するのにも苦労をしないといけないのです。身体に痛みや痒みなど症状が現れたとしても、深刻に受け止めず、正念を持って堅持して、妨害を取り除くべきです。
学法を続けて、消業についての理解を深めるにつれ、皮膚の赤みと腫れは徐々に改善されていました。しかしある日、痒くてたまらず何度か搔いてしまったところ、翌日また突然赤みと腫れが悪化しました。
そこで私は内に向けて探して、自分の正念は揺らぎがないだろうか。心性に何か問題があるだろうかと一日探してみましたが、動揺することもなく、悪いことを考えたわけでもないので、なぜ悪化したのか分かりませんでした。
業を消すために苦しむことは良いことだと分かっていても、症状がよくなってきたら良かったと思うし、やはり急に悪化すると、悪化は悪い事だと思ってしまいます。そして、何か自分に問題があるのかと気になり、早く良くなり、苦しまないようにして、問題を解決しようとします。
実際は、消業を良いことだとまだ思っていないのです。もし良いことだと本当に理解しているなら、いわゆる悪化、つまり業力が多く来るということは、まさに良いことではないでしょうか。
修煉が深まるにつれて、師父の佛恩の広大さと、弟子と衆生のために沢山の業力を背負っておられることにますます気づかされます。弟子として法難の中でできることは、しっかり学法をして、消業する過程で、法理上からそれは向上する為の絶好な機会であり、もっとも良いことだと気づかなければいけません。業力を再び押し戻してはならず、引きずって業力を遅らせるのも良くないことです。同時に大法への信念を揺るがすことなく、怠らずに着実に真相伝えをして人々を救うことが私達の使命なのです。