大法は洪大な範囲に伝わって光り輝き、佛の洪恩が衆生を救い済度する(二)(続)
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 【明慧日本2006年3月29日】

 四、幸運な子供

 ①師父は遠いフランスにいる子供の身体調整をされた

 1994年7月に師父が大連で二期目の伝授班を開催されたときに、自ら遠いフランスにいる子供の身体を調整された不思議なことを見た。当時フランスにいる一人の子供が奇怪な病気となり、動けず、話せず、毎日植物人間のようにベッドに横になっていた。家族がこの病気を治すためにあちこち医者を訪ねたが効果がまったくなかった。その後、教会で祈り「助けてください」と主に頼んだが、神が「この子の病気は、私もどうすることも出来ない。現在、中国で伝わっている法輪功でしか治せない」と教えてくれた。それで子供のお爺さんと父親は遠方をいとわずに北京にやってきた。あちこち打診したところ、李洪志先生が現在大連で法輪功伝授班を開催しておられると聞き、二人は大連にやってきて李洪志先生に会った。

 まず、彼らは先生に子供の病状と病症を伝えたが、師父は子供の写真を持ってきたかどうかを聞かれた。二人が持ってこなかったと言うと、「子供をイメージしてください」と師父が言われた。彼らが思った途端、師父は子供に関する各種の信息が分かられた。このとき、師父は空中に両手で子供のイメージを描画し、糸を引くように描画した子供の身体から取り出した。取り出した後、それをちぎられた。また、取り出し、ちぎる、このように数回やったあと、師父は「子供は治りました。もう大丈夫です」と二人のフランス人に言われた。当時、携帯がないため、連絡は取れなかった。彼らはホテルに戻ってからフランスに電話した。

 向こうの家族は「どうしてこんな遅く電話をかけてきたの?今朝8時ごろ、一束の金色の光が外から射し込んできてまっすぐ子供の身体にあたった。まもなく、子供が目を開け、『お母さん、どうしてここに?』と母親に言った。すると、子供が動けるようになり、自らベッドを降りて歩いた」と家族が教えた。二人はそれを聞いて非常に喜んだ。翌日、師父にお会いして感謝した後、師父と一緒に写真をとった。写真を撮ったときに、彼らが信じる神が壁に現れた。今度のことで師父の無量の慈悲と、できないことのない神通力を感じ取った。

 ②痴呆の子供はあっと言う間に正常になった

 一人の学習者が大連の三期目の法輪功伝授班の終了後に発生したことを語った。1994年12月30日に師父は大連体育館で説法された。12000人が参加した。これは師父の中国における最後の説法であり、しかも参加者の最も多い伝授班であった。翌日の31日に数人の学習者が師父を見送りに空港まで駆けつけた。当時師父はチェックインの手続きをされており、このとき、一人の学習者が子供を連れてきて、師父に会いたがった。子供が痴呆で、意識がはっきりしておらず、精神上なにか病気があるようであった。額に紅色の丸い点があった。それを見た師父は子供の頭を軽くなでられた。子供は直ぐ痴呆的な可笑しい笑いを止めて、目線が正常になった。それから子供は正常な子供になった。その時、おでこに付いていた紅色の丸い点は不思議なことに白色に変わった。これを目撃した多くの学習者は皆不思議に感じた。

あっと言う間に痴呆の子供が正常となった。

 五、大法の素晴らしさは人々を驚かせた

 以下は一人の学習者の思い出である。

 ①大雨が私たちの車の後ろに降る

 大連一期目の伝授班が終わった後の1994年4月4日に、われわれは師父を錦州まで送った。翌日の朝8時ごろに営口に到着した。このとき、大雨が降り始めた。レストランを探してまず朝ごはんを食べて、雨がやんでからまた行こうと思った。私の考えが分かったかのように師父は親切に「どうしましたか?」と私に聞かれた。「こんな天気で行けるのでしょうか」と困り顔をしながら師父に言った。でも錦州の伝授班はこの日からスタートする予定にしており、大法を伝えることがどうして雨で遅らせられようか。師父はちょっと考えられてから私に「じゃ、降らせないようにしましょう」と私に言われた。私は「え〜?冗談でしょう」と思った。(当時は師父が一体誰かがよくわかっていなかった)。師父は何も言わずにレストランの入り口のところで天と何かを話しているかのようにつぶやかれた。

 朝ごはんを食べているとき「雨はまだ降っていますが?」と師父に聞いた。師父は「まもなくやみますよ」と言われた。ご飯を食べ終わると、雨が小やみになり、だんだん霧雨になった。車に乗ってから「雨はいつやみますか?」とまた師父に尋ねると、「一キロ走ったあとにやみますよ」と師父が言われた。そのときの状況を見ると、30キロ走ってもやみそうにないと思った。一キロ走った後に前の空は晴れたが、車の後ろは依然として空は黒い雲で覆われて、どしゃ降りの雨が降っていた。「師父、素晴らしいですよ!降らせないといわれたら、降らなくなりました」と師父に感心した。師父は人差し指で前方を指しながら「ほら、違った色の雲があるじゃない、その白いのは渤海の龍で、その黄色は黄海の龍で、今日はこの二匹の龍が当番で、本来なら今日は雨が降ると定められたが、もし降らせないと彼らは帰ったら申し開きできない。だから交渉した結果、車の後ろに雨を降らせることにしたのです」と教えてくださった。これは今まで生きてきて、はじめて体験した不思議なことであった。

 ②波の逆巻きにまっすぐな大道が現れた

 師父が錦州で法を伝えられたときに、ある日われわれ数人の学習者は師父のお供をして筆架山のお寺に遊んだ。筆架山は海の中にあり、潮が引くと車でいくことが出来る。潮が満ちるときは船でしか行かれない。私たちが行ったころは、ちょうど潮が満ちたときだった。波が荒かった。われわれはボートに乗り、ボートは小さいのに波は大きかった。「私は水泳ができるから、いざというときに彼らを救おう」と思った。だからボートに乗ると私はボートの先頭に座った。師父は私の考えを肯定したかのように私を見ながら微笑んでおられた。ボートが動きだしたあと、師父は前方を指しながら「ほら!」と私に言われた。私は師父の指した方向を見て大変驚いた。ボートの真正面にまっすぐな大道が現れて、ボートの両側の波が逆巻いており、ボートよりずいぶん高くなっていたが、ボートはまったく影響を受けず、この大道に沿って穏やかに目的地に到着した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/3/29/123874.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/4/25/72410.html)     更新日:2012年1月2日
 
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