【明慧日本2012年4月19日】神韻ニューヨーク芸術団は3月28日から4月1日にかけて、台湾中西部に位置する台中の中山堂演芸ホールで、7回公演を行った。全公演が超満員となり、合計1万1千人あまりの観客が訪れた。
中山堂演芸ホールで、団員らがアンコールに応える
観衆の中に知名人が少なからず、世界的に有名な芸術家も訪れた。「バイオリンの医師」という異名を持つ世界的に有名なバイオリン修理師と製作師・王聖哲氏も、鑑賞に訪れた。王氏は感動して目に涙を浮かべながら、「神韻は世界で最も優秀な芸術団だ」と絶賛した。
世界的に有名なバイオリンの修理師と製作師・王聖哲氏
本業以外に、王氏はいくつかの楽団を設立したこともあり、さらに幾つかの大学で教員も務めている。多忙な毎日を送っている王氏はいままで鑑賞を見逃してしまい、今回鑑賞後、やっと世界を風靡した神韻の魅力が分かったと話し、「私はただ表面的に感動したのではなく、その感動は身体の奥、全細胞のDNAまで届きました」と感激した。また、「(神韻には)中華文化をさらに輝かせ、世界に広めていく夢があり、スタッフ達は決して金銭のためではなく、夢のために働いていると感じました。神韻は私達の文化の源です」と語った。
バイオリンの専門家である王氏は、中国と西洋の楽器を融合した神韻の音楽について、「これほどのレベルに到達できたのは、いまのところ神韻しかない」と高く評価した。中国古典舞踊のダンサー達の技について、「難度の高い技はまるで水が流れているように自然にできている」と話し、芸術を頂点に導いたと称賛した。
王氏は感動のあまり、会場を離れると、すぐ神韻の本部に感謝の手紙を出したくなったと話した。「オーケストラ、オペラを10回鑑賞するよりも、ブロードウェイに10回足を運ぶよりも、神韻を1回鑑賞したほうがよい」と語った王氏の言葉から、受けた衝撃の大きさが覗える。
七弦琴の大家で、中華花芸文教基金会の花芸教授・傅小芳氏
2009年現代中国民族音楽家名鑑に入っている七弦琴の大家で、中華花芸文教基金会の花芸教授・傅小芳氏は鑑賞後、次のように語った。
「すべての演目に感動しました。言葉がなくても、素晴らしい演出で、内容は完璧に表現され、非の打ち所が全くありません。衣装は動きを十分に反映しており、柔らかさと強さには皆明るさが溢れ、特に戦う場面を表現する動きの衣装は尚更明るく、とても素晴らしかったです。そのうえ、オーケストラの曲にも勇壮さがあり、叙情的場面になると悠揚な琵琶のメロディが流れ、まるで詩を読んでいるように美しいものでした。二胡の演奏も同じく、感動したという表現以外、適切な賛美の辞が見つかりません」
「この舞台はまるで佛法を説法しているようで、舞踊を通して佛法を漏れずに表現しました。神韻の美しさはこの世のどこにもありません」
このほか、国家伝統工芸賞の受賞者で金の彫刻芸術家・鄭応諧氏、台中氏彫塑学会の理事長・李文武氏らも鑑賞に訪れ、感慨無量な様子だった。