【明慧日本2012年7月11日】
男性警官らの監視下で強制中絶
河南省孟州城伯卿羅荘村の法輪功修煉者・耿菊英さんは、2002年5月25日、壁を乗り越えて室内に侵入してきた孟州市「610弁公室」と公安局の警官らに不当に連行されました。妊婦の耿さんに労働教養を科すために、警官らは耿さんに中絶手術を強いました。警官らはそばで下卑た笑いを浮かべながら「お前は醜いな。俺たちはお前が中絶されるところを見ているよ!」と言い、ずっと「見物」していました。このようにして耿さんは数人の男性警官の目の前で中絶させられました。
いかなる社会においても妊婦は守られ、保護されるべきです。警官は社会の治安を守る者として、妊婦の保護に更に責任を負うべきです。しかし、現在の中国では、警官などの法律執行者は中共の手先になり、恣意に国民を逮捕し、信仰を迫害し、しかも使う手段は残酷、下品で、人間としての尊厳は全くありません!
胎児は切断され取り出された
陕西省漢中の張漢雲さんは結婚して5年経っても子供が授かりませんでしたが、法輪功を学び始めてから半年後、生理が正常になり妊娠しました。2001年3月、張さんは出産直前に、「610弁公室」の警官らに拘束され、洗脳班に連行されました。張さんが出産間近だと知った警官らは、張さんを病院に連行し、胎児が大きくて難産だという理由で、胎児を切断して取り出しました。
法輪大法のおかげで張さんは健康になり、赤ちゃんを宿すことができました。これは家族にとっても、この上なく喜ばしい祝いごとでした。ところが、中共(中国共産党)は、張さんの基本的人権さえも剥奪しました。どちらが良いか悪いか、正邪は一目瞭然です!
妊婦にまで残酷な迫害を加えるこのような事例は、この十数年繰り返され、そして引き続き発生しています。中共にとって、庶民の生命を奪うのは草を刈り取るよりも簡単なことです。「党の需要」と「党の利益」のために、中共は法律の名の下で多くの庶民の命を簡単に奪い、何ら法律の根拠もないままに多くの人々を殺害してきました。特に、この三十数年来、中共による強制中絶、及び十数年に及ぶ法輪功修煉者への迫害は、既に中国の全ての家庭、全ての人に及びました。このような邪悪な政権にまだ、何を期待できるでしょうか。
(完)